操体法大辞典

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スピリチュアル・コーチングと操体

スピリチュアル・コーチング

スピリチュアル・コーチング


確かはづき氏の「センタリング」に書いてあった。最近「癒しの仕事」をしている人、したい人が増えている。しかしそれは、本当は自分が癒されたいからということではないか、という問いかけだった。確かに「自分が治療を受けたほうがいいんじゃないか」という人が癒しの仕事をしていたりする。
これは結構ある話だ。
はづき氏の所には、最近「会社員は向いていないようなので、独立してスピリチュアルな仕事をしたい」とか「天職に巡り会いたい」という相談が多いそうだ。

会社員に向いていないから、という人が考えるのはスピリチュアルな仕事か、私達のような手技療法家か、癒し系の仕事が多い。
また、私達の世界には、音楽をやる人やお芝居、アートをやる人も多い。遠藤喨及先生のように、ミュージシャンとしても活躍している方も居られるが、多いのは「音楽で目が出なかったので」とか「芸術で目が出なかったので」というケースである。

橋本敬三先生は、操体を勉強しにくる人達に対して「個性的なんだけど、社会性がないんだよな」と言われていたらしい。
何となくわかる(笑)。手技療法、スピリチュアルな業界は、社会性に欠けるとか、あるいは自分が癒されたい人が多いのだろうか。

さて、この本は新しい時代の仕事の仕方を示している。それは数字の持つ意味を知り、人生や仕事の波を「知る」ということだ。
1.始める 2.支える 3.生み出す 4.続ける 5.変化する 6.育む 7.休む 8.受け取る 9.手放す
のサイクルである。人生はこのサイクルでずっと回っているらしい。

3年は続ける、4年目は続けた者が勝つ。「当たり前のこと」「誰でもできること」を継続していくkとこそ、仕事の成果を生み出す原動力となる。

仕事に必要とされる能力は、「話す」「書く」「聞く」が大半を占めます。「話す」「書く」「聞く」という基本的なコミュニケーション能力に、劇的な個人差などは存在しません。「仕事ができる、できない」の違いは、こうした基本動作をキチンとやっているかどうかの違いではないでしょうか?「仕事ができる人」とは、こうした些細なこと、誰にでもできる、当たり前のことをキチンと「できる人」です。

5.変化する。宇宙で唯一の不変の法則があるとすれば「変わらないものは何もない」ということ。

私たちの悩みのほとんどは、「変化」に抵抗することから生まれているものです。しかし宇宙で唯一の「不変の法則」に逆らってみても、いいことは一つもありません。

面白かったのは、「出張」に関すること。出張の真の目的とは、その土地の波動に触れる事らしい。
交通機関をグレードアップする(グリーン車やエグゼクティブクラスの利用)」「ホテルをグレードアップする」「目的地と違う場所を1ヶ所だけ訪れてみる」というのがはづき氏のお勧めらしい。

交通機関とホテルのグレードアップは確かにお勧め。これは私が保証する。