操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

またまた「あげまん」(笑)そして「金太の大冒険」

先日に引き続きまたこの本について書くが、サブタイトルが「あげまんに選ばれる男が成功する」となっているので、男性にお勧めしたい。

私が「へ〜」、と思ったのは『女子が彼に会ってケンカをした時、その日の日記を見ると、絶対同じ人に会っている』そうなのである。
この「同じ人」というのは、大抵は女子の友人なのだが、その子が「さげまん」なんだそうだ。
さげまんちゃんは絶対あげまんにはなれないらしい。中谷さんは「来世で代わるか自分の子供をさげまんにしないようにするしかない」と、キビシいことを言っている。
なぜなら「変わりたいと言うけれど、変わらないのがさげまん」だからだ。

そして、さげまんというのは恐ろしい勢いで伝染するらしく、あげまんの子がさげまんに感染してしまうことがよくあるらしい。
あげまんの子がさげまんの友人に会うと「さげまん」が伝染し、まるでジキルとハイドの如く『なんでこんないい子がこんなことを言うのだろう』みたいなことになるらしい。
また、そういう友達とはなかなか縁が切れず、あげまんちゃんがさげまん感染するという悲劇が起こるのだそうだ。

そういえば「その子と会うと、その後彼とケンカになる」いう事があったことを思い出した。現在その子とは縁遠いので会うことはないと思うが、何故だかわからないけれど、会った後こちらが不機嫌になるのである。
もっと思い出すと、その子達の共通点というのがあり、何故かカラオケに行くと「金太の大冒険」を歌うのである(謎)。へんなジンクスかもしれないが、男女問わずカラオケで「金太の大冒険」を歌うヒトとはその後自然消滅するとかこちらから縁を切る羽目になっている。謎だ(ホント)。

中谷氏曰く、運のいい男は、さげまんちゃんをお持ち帰りすることになっても「立たない」か「寝てしまう」んだそうだ。すごいではないか。
また、自分の彼女がさげまんの友達と会う時も「今日は行く気しないから、あとで迎えにいくよ」と、本能的に避けるらしい。

ちなみに、私が知っているある男性の周囲には、私が見ても「さ、さげまんちゃんだ・・・・」というヒトが集まる傾向があるのだが、その男性は極めて運が強く見える。実際運がいいヒトなのだと思うが、私が観た(笑)ところ、どうもそのお方の師匠の奥様(すでに祖神の里に帰られている)に、強力に守られているらしい。

なお、東京操体フォーラムの実行委員の既婚者諸氏、私が見る限りでは「あげまん」に選ばれているようである(笑)。「さげまんちゃん」だったらダンナの学びを邪魔したりしないだろうし。
もっと考えてみると、さげまんちゃんに捕まったような輩はいなくなっているような気もする。
いずれにせよあげまんに選ばれる男が成功する、というのは本当のようだ。