昨日は、午前中が私の「視診触診講座」
午後が三浦先生の「定例講習」でした。
午前中の後半は三浦先生も顔を出して下さり、
「橋本敬三先生はこういう風に触診をなさっていた」
という再現。
こればかりは、橋本敬三先生が現役時代に
近くで臨床を見ていた人が知っていること。
操体は、時代に合わせて
(人間のからだも、50年前と現在では、
症状疾患の現れ方が違います)、
よりよい診断・分析ができるように進化していますが、
こういう「診方」や、用語は結構橋本敬三先生時代の
言葉を踏襲していたりします。
「橋本敬三先生の触診の仕方」というのは、
非常に特徴があります。
例えば「膝窩の触診」にしても、
単なる書籍などの情報のみだと、
どれくらいの加減なのか(強さ、程度など)
クライアントにどの程度の「逃避反応」を求めるのか
というのは伝わりません。
(というか、私のところにいらっしゃる方の
殆どの質問が「加減や程度」がわからない」というものです)
これは、実際に「からだ」をとおして体験するのが一番です。