先日、「ためして○○」というテレビ番組で、「幸せホルモン」としてのオキシトシンが紹介されていた。これは、皮膚の触れあいによって分泌されるもので、ハグとか親密な接触によって盛んに分泌される。
オキシトシンは、我々にとってはそんなに目新しいものではないが(皮膚に関する情報だから)、この番組でやったことで、また知名度が高まるんだろうなと思った次第。
さて、興味深い本を見つけた。
オビには「疲れているのは体じゃない。脳だった!」と書いてある。
からだが疲れているように感じても、実はからだはそんなに疲れていない。では、なぜ「体が疲れた」と感じるのか。
本書は「脳の自律神経の中枢」を中心に、脳が疲れるしくみを解き明かしている。また、最近は、疲労の度合いを科学的に割り出すこともできるようになったらしい。
疲労回復には、いわゆるタウリンが含まれた「D」とか、「R」とか「Y」とかあるが、実は疲労回復に効くという根拠はない、ない、という話や、森林浴や温泉の本当の効能などについても言及している。私達が「疲労回復」にいいと思っているものは、実はあまり良くなかったりするのである。
そして、日焼けというのは疲労に繋がるらしい。
今はそうでもないが、子どもの頃、太陽に当たっただけで疲れた記憶がある。
そしてそして、紫外線が目から入るだけでも、影響するのだそうだ。
私はかれこれ30年近く、UVカット効果のある、二週間使い捨てのコンタクトレンズを使っているが、意外と疲労防止に役立っているのかもしれない。
日焼け止めも通年塗ったほうがいいとある。勿論塗っている。
面白いのは「疲労回復にいい食材」。それはなんと鶏の胸肉なのだそうだ。それからクエン酸。
クエン酸は、スポーツ系の資格のテストには必ず出る問題だ。