何かひらめいた時、手元にメモがない時、携帯から自分のメールにメモを送っておく。iPhoneも使っているのだが、まだまだ携帯のほうが打ち込みやすい。
最近読んだ本や、手にとった本にはある共通点があることに気がついた。それは「感覚を磨く」ということが、これからの、21世紀の幸せにつながっていくという話だ。
「動きよりも感覚の勉強をしなさい」と橋本敬三先生は言われた。
原始感覚、これは最近男性も女性も鈍っているような気がする。仕事などでヨロイを着ている男性諸氏は時に感覚や感情を抑えなければならないことがある。
女性は本来自然のリズムに従って生きているはずなのだが、どうやらそれが狂ってきている。
「快か不快か」というのを自分の「原始感覚」でキャッチできないから、情報を集めてそれに従う。
「じゃあ、どうしたら原始感覚が磨かれるの?」
「感覚の勉強をするには?」
という質問の答えは、
「からだとイノチがよろこぶきもちよさを味わう」こと
である。キーワードは「きもちよさ」で、それも、どうでもいいきもちよさではなく、からだとイノチがよろこぶ、質の高いきもちよさを味わうことだ。
先日、受講生の1人から聞いた話。
「ヤンキーは子だくさんで、不妊症の女性はアタマがいい人が多い」。私はこれを聞いて、黒川伊保子氏の「幸せ脳練習帳」を思い出した。この本の内容は、
東京操体フォーラム実行委員ブログ(畠山執筆)11月25日に書いてあるのでご参照いただきたい。
要は「しあわせ脳」をつくるには直感力を磨け!ということなのだ。
脳の働きを大きく分類すると「感じる」「考える」「直感力」の3つになる。男性脳は「考える」力が突出している(だから時に理屈臭いのだ)。それが男性の脳の働き。一方女性の脳は「直感力」を磨くことが大切で、なおかつ「感じる」「考える」「直感力」の3つのバランスが取れているのが自然の状態らしい。
本当に最近感じるのは「直感力」ではなく「考えすぎ」の女性が多いな、ということだ。
考えすぎというか、情報過多の中で、うまく情報をより分けるという直感力があればいいのだが。