わたくし、昨年曹洞宗で在家得度しまして、戒名も持っております。
そして昨日、東京国際仏教塾曹洞宗専門課程の修了生が集まり、講師の中野東禅先生を囲む「東禅会」がありました。
中野先生は、良寛さんの研究者であり、「死生学」の専門家でもあります。
私は今回幹事長を仰せつかり、バタバタしていたのですが、皆さんのサポートもあり、お陰様で無事に進めることができました。ありがとうございます。
場所は、新宿の「老弁餃子館 本館」。同期30期の総括幹事、山下さんのオススメのお店です。以前も会合やランチで行ったことがあったのですが、餃子が素晴らしいです。
さて、今日のタイトルとどう関係あるのだ?と言われそうですが(笑)、人数も揃い、幹事長としては「ほっ」として、端っこのテーブルでノンアルビール(一年くらい飲んでない)と餃子をつつきながら一息ついていたところ、隣に座っていた仏教塾の先輩とお話するチャンスがありました。
その方は、私のメールのシグネチャに書いてあったURLをクリックし「操体ってどんなもの」と思ったのだそうです。
そして、お話を伺ってみると、お友達が「連動操体」(故根本良一先生ですね)を勉強して、治療院もなさっていたとのことでした。
「連動操体と操体って、どうちがうの」という話になりましたが、なかなか一言で伝えるのは大変ですよね。
それも「連動操体と操体ってどう違うか」というなかなかコアな質問で、なおかつご本人は受けたことがある。
というわけで、説明したのですが、上手くできたかどうかはナゾです(ごめんなさ~い)。
いずれにせよ「受けた人は皆『きもちのよさ』が分かった」と言って下さり、「きもちのよさで良くなる」ということが分かった」と言って下さいます。
その、きもちのよさを味わって頂くための手法が「操体法」なんです。第一分析から第五分析まであって、足趾の操法なんかもある。つまり「分析法」というか、アプローチの方法はいくらでもある。
快か不快かをききわけるちからを「原始感覚」というのですが、その原始感覚を磨いて、「快」をききわけ、味わうことにより、バランスが整い、結果的に症状疾患が解消するということです。
また、操体は養生法や健康法や手技療法の一つというよりは、ライフスタイルの一つではないかと思います。
それは「原始感覚を磨くことにより、快に近づく(快を受け止めやすくなる)」と言えば良いのでしょうか。
そして「原始感覚」を磨くことによって「本質」を見極める力がつく。
「直感がするどくなる」
ということでしょうか。