操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体ってどんなもの?

わたくし、昨年曹洞宗で在家得度しまして、戒名も持っております。

そして昨日、東京国際仏教塾曹洞宗専門課程の修了生が集まり、講師の中野東禅先生を囲む「東禅会」がありました。

www.tibs.jp

 

中野先生は、良寛さんの研究者であり、「死生学」の専門家でもあります。

 

NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集―「どん底目線」で生きる

NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集―「どん底目線」で生きる

  • 作者:中野 東禅
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

f:id:lovecats:20191219154327j:plain

中野東禅先生。

私は今回幹事長を仰せつかり、バタバタしていたのですが、皆さんのサポートもあり、お陰様で無事に進めることができました。ありがとうございます。

 

場所は、新宿の「老弁餃子館 本館」。同期30期の総括幹事、山下さんのオススメのお店です。以前も会合やランチで行ったことがあったのですが、餃子が素晴らしいです。

 

f:id:lovecats:20191219154354j:plain

銅鑼の音と共に登場した極上の水餃子。

 

さて、今日のタイトルとどう関係あるのだ?と言われそうですが(笑)、人数も揃い、幹事長としては「ほっ」として、端っこのテーブルでノンアルビール(一年くらい飲んでない)と餃子をつつきながら一息ついていたところ、隣に座っていた仏教塾の先輩とお話するチャンスがありました。

 

その方は、私のメールのシグネチャに書いてあったURLをクリックし「操体ってどんなもの」と思ったのだそうです。

 

そして、お話を伺ってみると、お友達が「連動操体」(故根本良一先生ですね)を勉強して、治療院もなさっていたとのことでした。

 

「連動操体操体って、どうちがうの」という話になりましたが、なかなか一言で伝えるのは大変ですよね。

 

それも「連動操体操体ってどう違うか」というなかなかコアな質問で、なおかつご本人は受けたことがある。

 

というわけで、説明したのですが、上手くできたかどうかはナゾです(ごめんなさ~い)。

 

いずれにせよ「受けた人は皆『きもちのよさ』が分かった」と言って下さり、「きもちのよさで良くなる」ということが分かった」と言って下さいます。

 

その、きもちのよさを味わって頂くための手法が「操体法」なんです。第一分析から第五分析まであって、足趾の操法なんかもある。つまり「分析法」というか、アプローチの方法はいくらでもある。

 

快か不快かをききわけるちからを「原始感覚」というのですが、その原始感覚を磨いて、「快」をききわけ、味わうことにより、バランスが整い、結果的に症状疾患が解消するということです。

 

また、操体は養生法や健康法や手技療法の一つというよりは、ライフスタイルの一つではないかと思います。

 

それは「原始感覚を磨くことにより、快に近づく(快を受け止めやすくなる)」と言えば良いのでしょうか。

 

そして「原始感覚」を磨くことによって「本質」を見極める力がつく。

「直感がするどくなる」

 

ということでしょうか。