というのは、操体では有名な赤ちゃんや小さい子向けのやり方です。
子どもに無意識の動きを起こさせ。カラダの歪みを整えるものです。
「クスグリ」というので皆くすぐるようですが、正確にはくすぐるのではありません。
この本に乗っています。他の操法もそうですが、イラストが「とってもアバウト」なので、本を見ただけでは分かりにくいと思います。
★ホントにくすぐっていやがられることもありますので注意。
橋本敬三先生の映像でも、子どもを「くすぐっている」のがありますが、橋本先生がやると子どもが足をパタパタさせるのに、お母さんがやるとあまり足を動かしません。
これ「ポイント」に当たっていれば、子どもは「クキクキ」と足を動かします。
講習で(大人同士)でやることもありますが、ポイントに当たらないことも多々あります。
以前ある人がやったそうですが、1歳を過ぎた自分の子にやったら泣いたという話を聞いたことがあるそうですが、泣くまでやってはいけません。もしかすると刺激が強すぎたのかもしれません。いずれにせよ、加減が大事です。
さて、生まれて二ヶ月の乳児に会いました。
ちょっとぐずったので、私が横になりお腹に赤ちゃんを乗せ、背中のあるポイント(現操体法東京研究会の受講生なら予想がつくと思います)に触れているとスヤスヤねてくれました。
ママびっくり(笑)
その後起きたので、ママに「くすぐり」を伝授しました。
二ヶ月で大丈夫かなあ。と思いましたが試してみると、足をクキクキっと動かしてなんだかご機嫌です。
ママがやってみましたが、やはり初めてなので、私がやった時ほど「クキクキっ」とはいきませんが、練習してもらうことにしました。
多分慣れるでしょう。
成長がたのしみですね。