五月初旬はゴールデンウィークのセミナー、その後も個人レッスンが立て込んでおり、なおかつ東京大学でのお仕事(元上司が特任教授をやってたご縁で会議とかシンポのセッティング)もあったりで、四月五月は「忙しい」。
というわけで、ちょっとはエネルギーを養おうと、今週は二日くらい「無理矢理休養」しています。
さて、遡りますと、4月30日の東京操体フォーラム。
夜のプログラムには、三味線演奏家で作曲家の本條秀太郎先生がお越し下さいました。
これは感激でした。
私が本條先生とご縁を持たせて頂いたのは、数年前、松岡正剛先生主宰の「未詳倶楽部」の熱海温泉お泊まりで、ゲストに本條先生がお越しになってから。
その後「三味三昧」にも行ったし、門司での「海峡三座」にも行ったし。
というわけで、5月19日、上野のトーハクのお茶室「応挙館」で開催された「音和座」さんの、本條秀太郎先生と、アメリカ生まれの秀英二さんのコンサートに、三浦寛先生と行ってきました。
音楽はヘヴィメタルが好きな私ですが、三味の音は何だか懐かしく(津軽三味線などは、早弾きに通じるものがあるんですよ)人間の「ハードな面とソフトな面」ってあるよね?と思ったりします。自分の「やわらかいところ」をぐりぐりされるような、そんな感じです。
トーハクの応挙館は、トーハク(国立博物館)の裏手にあります。
まずは一杯「一ノ倉」(宮城のお酒です)を頂きました。
嬉しかったのは、松岡正剛先生が作詞をなさった、カザルスの「鳥の歌」をやって下さったこと。あれを三味線で聞くと、グッときますね。
緩やな調子と気持ちのいい声。
後半は障子を開けて、少し早いお庭の紫陽花を見ながら。
そしてその後は、「のみとり侍」。
「テルマエ・ロマエ」での阿部ちゃんのルシウスは最高でしたが、この阿部ちゃんも最高でした。取り敢えずハッピーエンドなので、安心してください。いやいい話だよ。
R-15だけど(笑)。