操体法大辞典

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悪魔観。

つい最近、私が好きなドラマがシーズン6で終わりました。

「ルシファー」です。


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地獄の王が地獄に飽きちゃって、LAに降臨、LA市警殺人課のクロエ・デッカー刑事と事件を解決する、というお話です。

 

この中に、地獄のシーンがあります。

地獄というのは、その人が持っている罪悪感で構成されており、例えばドクター・リンダ(アメナディエル@天使との間にチャーリーという半天使をもうける)の元夫、リースは、ルシファーへの嫉妬から懲りずに別れた妻を追いかけ回し、結局は人を欺して毒薬を盛られて殺されてしまうんですが、本人はベッドで昏睡状態から目を覚まして、妻リンダが面会に来ていないのを知り、リンダに花を買って持っていくと、リンダの家からルシファーが出てくる。。彼はルシファーに嫉妬し、ルシファーを殺そうとして、人を欺して毒を盛られる。。。というループが延々と続くというわけです。つまり、自分の地獄は自分で決めているんですね。

 

 

私は仏弟子ですが(在家得度しております)、何故かキリスト教系のドラマが大好きで、キリスト教的悪魔観は、テレビ版の「エクソシスト」「エクソシスト2」で、なるほど、と勉強しました。

 

つい最近も、フランスでこんなのが報道されました。

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これは、私のドラマベスト3に入るものですが、ジュード・ロウが史上初のアメリカ人教皇を演ずる「The  Young Pope」ですが、この中にも被害を加える聖職者を告発するシーンがあります。

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そして、この続き 「The New Pope」も面白い。

前作最後で心臓発作で倒れ、心臓移植を3回やっても昏睡しているピウス13世(ジュード・ロウ)の代わりに、新教皇が選ばれるんですが、選ばれてすぐに急死、新たな教皇が選ばれるわけです。それが、ジョン・マルコヴィッチ演ずる、イギリス貴族の、サー・ジョン・ブラノックス。

そうすると、昏睡していたピウス13世が目覚めちゃうんです。

ここで急死する教皇の名前が「フランシスコ二世」なんですが、現教皇ってフランシスコさんじゃないですか。。。いいのか?みたいな。

 

オープニングで、消灯の合図後に、尼さんたちがネオンのように光る十字架の前でタバコ吸ったりメイクしたり、ハイヒールを履いてエロティックなダンスを踊るとか(あちらの人はそんなに怒らないらしい)、ヨハネ・パウロ三世が若い頃パンクだったとか、なかなか刺激的です。

 

さらには、ベネチアロケが沢山出てくるので、ベネチア好きの私にとってはもうたまらん状態です(早くまた行きたい)。

 


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これは、名作としか言えない映像ですが、ピウス13世が浜辺を歩く(ベネチアのリド島らしい)んですが、多分、回りにいる女子達は、修道女を演じている皆さんだと思います。また、カットによっては、シャロン・ストーンの姿も?(マルコヴィッチ演ずる教皇が、ヴァチカンに、マリリン・マンソンシャロン・ストーンを呼んで話をするというシーンあり)見られます。

なお、脇役のヴォイエッロ枢機卿役のシルヴィオオルランド(イタリア)と、グティエレス神父、今作では枢機卿に出世(スペイン)の名優も出ていていい味を出してます。シルヴィオオルランド、だんだん可愛く見えてくるから凄い。。。

 

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