TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。
わたくし、学生時代に「あんたが遊びに来ると家鳴りが止まる」とか「ラップ音が止まる」と言われていました。
そういう経験(ってどういう経験だ)や「あんた霊能力があるから」と、スカウトされた話などを踏まえ、今「手技療法家や治療家や占い師が『もらっちゃう』というのを防ぐには」的な本のネタを書いています。
普通の人は、アロマやお香や塩でなんとかなる(最近ならないこともある)のですが、
手技療法家や治療家や占い師、拝み屋などは、受け身の防御では間に合わないので、
能動的防御と予防が必要です。
よく、手技療法家でも「私敏感だからもらっちゃうんだよね」と言う人がいますが、
それは、プロとしてはあまりに手薄です。
というか、昔はおそらく師匠が可愛い弟子にはこっそり秘伝を教えていたとか、代々続く家ならば「護ってくれる」何かがあったはずです。
今は師弟関係というよりも「先生と受講生」という関係の方が多いので、こういうことは伝わりにくいのかもしれません。
また、今はスキルマーケットが登場し(ココ○ラとか)、自分のスキルをネットで売ることができるようになりました。
例えば占いもスキルマーケットで売られています。
同じようなコーナーで目につくのが「霊能力」です。
数千円で「霊能」が出品されています。
これは
・本当に数千円で出品されている(1)
・これはほんの入口で、次に高額な商品があるとか、勧誘(2)
と、考えられますが、(1)で、霊能力がそんなに簡単に手に入るのか?というとかなりナゾです。
それはさておき、私が一番気になったのは
・もらっちゃう可能性がある職業への参入壁が低くなったのに
・もらわない、という方法が不足している
ということです。
これをどうにかしたい、と思ったのです。
そして治療家や手技療法家や占い師は、あまり敏感すぎても困ります。
たまに5Gがダメだとか、気が滞っているところに行くと具合が悪くなる、という人がいます。
ちなみに私のスピリチュアル系の先生方は「そんなのへっちゃら」という人ばかりでした。やはり普段から「防御」「鍛錬」しているのだと思います。
ちょっと敏感な普通の人、であれば、Wi-Fiを使わない(現代はかなり難しいと思います)とか、ヤバいところには行かないとかすればいいんですが、治療家や手技療法家、占い師や拝み屋は、基本的にどこか弱っている人や何かマイナス要因を抱えている人と接することが多いので、余り選り好みはできません。
なので、私は別に5Gも平気ですし、デバイス大好きなので、パソコンもタブレットもスマホも使いますし(Wi-Fi接続)、ポケットWi-Fiも普段から持ち歩いています。
また、私は占いの学校にも長らく顔を出していますが、現役の占い師(それもベテラン)の先生方から、たまにヒントのような形で「もらわない方法」を教えていただけることがありますが、普通は教えてもらえません。
ちなみに、占いの学校には、占術をたくさん習っているのに、実際に占料を貰って鑑定をやっていない人もかなりいます。
聞いてみると「もらっちゃいたくないから」「責任とりたくないから」「自信がないから」という理由が多いようですね。
操体の場合、あまり「もらっちゃう」ことはありません(それには明確な理由がありますが、別の機会に)。
ただ、私も駆け出しの頃は、かなり「やられ」ました。
また「呪」をもらっちゃったこともあります。
その後試行錯誤し、からだを修復し、今に至ります。
なお、先日加門七海さんの「呪術講座 入門編」を読んでいたところ、そうだよね、という一文がありました。
呪術というのは、作法だけを沢山知っていてもダメなんですね。
知識や教養のあるほうが強い。
ある意味、世界を動かす技なので、世の中の仕組みや考え方の多くを知らないままでは、そこに切り込んでいくことは難しいというわけです。
ここでの「知識や教養」というのは「基本となる土台の考え方」のことです。
「もらっちゃわない方法」も、含まれます。
最近よく書いていますが、世の中が変わってきています。
「基礎となる考え方ややり方を知らずに、テクニックだけやっても効果は薄い」ということに、皆が段々気づいてきたのです。
そういうことも踏まえたいと思っています。