20年くらい前、どうにもうずうずするので、それまで「絶対ハマるからあえ
てやめておこう」とずっと封印してきた「一眼レフ」に、手を出しました。
沼ります。
撮りたかったのは、操体の講習の写真。
手関節、足関節への介助法・補助法や操者のポジションなどを記録したかったことです。
また、受講生の中からも「写真を撮ってもいいですか」という声が上がっていたのですが、そこには1つ問題点がありました。
というのは「よくわかっていない受講生が写真を撮ると、あやまった場面などの写真を撮る」とか「肝心要のところが抜けている」ことが多いのと、写真撮って覚えたり会得したつもりになってしまうことがかなり多かったので、それなら分かっている人間が撮ればいいじゃない、ということになりました。
問題解決です。
お陰様で、今でも操体の現場とか、仏教塾の取材とかにはカメラを担いで行ってます
。
で、カメラの話になると、長くなるのでこの辺でやめておきます(汗)。
先日、母が古い一枚の写真を見つけてきました。
なんでも中学の卒業写真だそうです。袴姿の女学生五人と、担任の先生が映っています。
後で気がついたのですが、私が子供のころ、よく遊びに行ったり来たりしていたご一家の奥様が、この先生だったんですね。
その先生は、書道の先生でもあったので、私は長らく「お習字の先生」だと思っていたのですが、母の中学の担任の先生だったということです。
卒業後、母は上京、担任だったA先生も結婚して上京。
中学の教え子が近くにいれば(そして父も母と同郷)ならば、行き来があるのはなるほどです。
再来週、母は同窓会で宮城に向かうということで、母の日のプレゼントも兼ねて、その写真をデジタル化して、AIで色をつけ、写真アプリで調整して、引き伸ばしてフォトペーパーに印刷しました。
私が古い写真のデジタル化に使っているのは『Photomyne(フォトマイン)』というアプリです。
古い写真を撮影すると、きれいにスキャンして補正、保存してくれます。一枚一枚撮る必要はありますが、写真のデジタル化には便利です。
今回も、元々は小さいサイズ(L判の半分くらい)でした。
用紙も長いこと保存されていたので少し痛んでいました。
この他にも母が子供の頃に、姉達と撮った写真(姉三人は和服ですが、多分2歳の母はワンピース姿で、白い帽子を被っている)もあります。
元々は白黒ですが、ワンピースは水色になっていて、この辺りAIってすごいな、と思います。
ほんの25年くらい前まで、写真っていうのはお店に持っていってプリント、というのが当たり前だったので、どこの家にも大事な写真はあるはず。
デジタル化しておくといいかもしれません。