操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

易と操体。

操体を勉強する方は、易も少しは触っておくと良いと考えています。

 

ちなみに最近、操体法東京研究会受講生のMさんが、私が易を学んだ「日本易道学校」(創立昭和13年)の易のクラスに参加したとのこと。

操体の理解も深まるかと思います。

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操体では8という数字が結構重要です。

からだの動きは8つ、という基本があるからです。

また「からだの動きは8つ」と、書物に初めて書いたのは、橋本敬三先生です。

「今まで誰も書いていなかったので、苦労した」とおっしゃっています。

 

ちなみに橋本敬三先生が影響を受けたという「無双原理」の電子版も出ていますので、

操体を勉強するのであれば、ご一読をお勧めします。

「陰陽」という世界がぼんやり分かればいいのです。

最初に、如一先生が縁日か何かで易者にみてもらったところ「女難の相がある」といわれるシーンと、易は六十四卦でなくとも八卦でもいい、という話はが印象に残っています。

私はマクロビをやっているわけではありませんが、桜沢如一先生の奥様、桜沢里真さんは、どうも私の大先輩らしいです。

 

1915年 和洋裁縫女学校卒業。御茶ノ水高師にて料理研究、とあります。

和洋女子大学付属国府台女子高等学校の前身。私は中学から大学まで和洋です。

 

なお、易の入門書としてご紹介しているのがこの本です。電子本ですが、私の周易の先生、福永利貞先生著です。

 

実際占いは、卜占(易とかタロットとかオラクルとか、その時に出た事象で占うもの)と、命占(誕生日から占うもの)を組み合わせて占うことが多いのです。

福永先生は、九星気学と易を使っています。命占、私は九星ではなく数秘や数理を使うことが多いです。

 

易は、独学が難しいと言われています。

私の周囲の易の専門家、例えば東京操体フォーラム相談役の新部健太郎先生もそうですが、独学の壁にぶつかって、習うことにしたとのこと。

私も同じです。

習ってみると「なるほど~」と、腑に落ちることが沢山あります。