操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2017年春季東京操体フォーラム 発表者から一言(速報1)

2017年4月29日、東京操体フォーラムを開催致します。

詳細はこちらをどうぞ。

テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集(仮)」です。

発表者からテーマと一言が出ておりますので、お知らせ致します。

 

2月8日現在、2017年春季東京操体フォーラム発表者よりの一言です。

 

瀧澤一寛 岩手県 てまり堂 東京操体フォーラム副実行委員長

テーマ「道をつくる操体臨床」
「臨床の場で操体を実践するとはどういうことなのでしょうか。

症例を通して、日々の臨床で感じていることにせまってみたいと思います。」


岡村郁生 神奈川県 操快堂 東京操体フォーラム賢人組 師範代

テーマ 「ききわけるとはなにか?」

ひとこと
「どのような操体の臨床にも、”感覚”は伴う。
 その”感覚”こそ、人間のの多元性と共に宇宙の多元性である」

 

友松誠 群馬県 からだバランス調整院 東京操体フォーラム 巧者組

テーマ「治すのは、あくまで、からだ」

一言:操体・創始者、橋本敬三先生は著書の中で「私も医者になりかけの若いときは、病気を治したいの一心だったが、だんだんそんなことは下の下だと思うようになった。医者が治してやるということでなく、生命体の成立の哲学に触れ、大自然を畏敬し、恭順すべきことが、はっきりした」と書いています。

橋本敬三先生は医師でした。だから、病気を治したいと思うのは当然であり、それが仕事だろうと誰もが思う筈です。しかし、長年臨床を重ねるなかで、病気を治したいという心を下の下だと思うようになった。その根拠とは。症例も交えながら、そういったところから検証していきたいと思います。 


日下和夫 兵庫県 北六甲操体院 東京操体フォーラム 賢人組

テーマ 「皮膚と足趾」
「体内の毒素を排泄する皮膚と、からだ全体の土台となっている足は症状疾患もからだ全体に連動していきます。その連動からアプローチする臨床事例です」

 

半蔵 東京操体フォーラム 賢人組 師範代

操体」を学ぶ人へ 「操体」とは何か?という問い掛けに応える事は、私の学びでもあります。 橋本敬三の晩年のメッセージが、どの様に具現化されて来たのかを、第2分析、第3分析、足趾の操法を通して、皆さんにお伝えしたいと思います。

 

畠山裕美 東京都 TEI-ZAN操体医科学研究所 東京操体フォーラム理事

足趾の操法®とクスグリ療法をご紹介致します。実際に受けて頂くとともに、乳幼児のあらゆるトラブルに対処可能と言われている「クスグリ」をご紹介致します。
色々なケースを見ましたが、橋本敬三先生の伝統通りにやっているケースは少ないように思えます。単にくすぐっているのではない「クスグリ療法」をご紹介いたします。

 

藝術部活動@2017年2月映画

これを観るのを待ちかねていた。

 

そして、とってもよかったな~、というのが感想。

 

ティム・バートンの新作は、ランサム・リグスの「ハヤブサが守る家」が原作の「ミス・ペレグリンと奇妙な子供達」。

 

オープニングの映像から、もうとっても怪しいというかノスタルジックというか、引き込まれてしまった。

 

イギリスのウェールズ地方にある小さな島が舞台の物語。

まず、ミス・ペレグリン役が、007でヴェスパー・リンドを演じたエヴァ・グリーンペレグリンペレグリン・ファルコン)というのはハヤブサのことだ。
空気より軽い女の子(足に鉛製の靴をはいている)エマを演じるのは、「マレフィセント」で、アンジー(マレフィセント)の可愛い少女時代を演じた、エラ・バーネル。

 

そしておじいちゃん、エイブ、どこかで観た顔だ!と思っていたら、「スーパーマンⅡ」(クリストファー・リーブ主演のヤツ。映画館で観た記憶あり)の悪役の親玉、ぞっど将軍でした。。。

また「アナザー・カントリー」に出ていた、ルパート・エヴェレットが鳥類観察をしている怪しいおじさん役で、悪役、バロンはやっぱりどこかで観たなと思ったら、「ターザン Reborn」で、ターザンことグレイストーク卿とコンゴに乗り込むウイリアムズ役のサミュエル・L・ジャクソンでした。

そして、007のM役でも知られる、名女優、ジュディ・デンチがインブリン(後述)の一人として登場。

 

主人公ジェイクは、フロリダに住んでいる。不思議な話をしてくれる祖父エイブと仲がいいのだが、祖父が眼球を取られた姿で惨殺される。

 

そこから、ウェールズ地方の島に向かう。祖父エイブが育った「子供の保護施設」があり、ミス・ペレグリンが生きているかもしれないから。

 

しかし、ジェイクが見たのは、1943年9月3日に、ナチスに爆撃され、焼けて廃墟となった保護施設だった。


特殊能力を持った子供達がいる。例えば空気を操り、空気より軽いとか、植物を瞬時に育てられるとか、怪力の持ち主とか、体内にハチを飼っているとか、透明人間であるとか、お人形のように可愛いけれど、アタマの後ろに大きな鋭い牙がある口を持っているとか、手に熱を持っていて火を付けることができるとか、夢を映写(プロジェクション)できるとか。

 

その子供達を守るために、インブリン(鳥の姿に変身できる女性)達は、「ループ」という「安全地帯」を作っている。そう、ミス・ペレグリンはインブリンなのだ。

 

 ミス・ペレグリンは時間を操るので、毎日1943年の9月2日の夜9時から、3日の夜9時という24時間を繰り返すのである。

それは丁度、ナチスの爆撃機が爆弾を落とす瞬間で、爆弾は落下の直前に止まり、24時間が巻戻る。子供達はその安全な世界で暮らしている。。

 

それを荒そうとしているのが敵役バロン。

ホローという巨人兵みたいな、能力者の子供の目玉を食らう化け物も出てきたりする。

 

 

 

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

 

 

 

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

 

 

 

ナゾが解ける(2)

その本とは、

 

支配されちゃう人たち 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック

支配されちゃう人たち 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック

 

 という本だ。先日紹介した大嶋信頼氏の本。

この前に

 

ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック -

ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック -

 

 ミラーニューロンについて書いてある本もある。

この二冊とも、会話体でアタマにストレートに入ってくる。書き方自体が「カウンセリングの効果」があるように書かれているらしい。

 

「支配されちゃう人たち」には、著者の幼少期の体験が書かれている。

それは、両親による「支配」の構図だ。
両親は敬虔なプロテスタントで、母方の祖父が厳しい牧師、父は母と結婚するために、キリスト教に入信したという。

私は、毎週欠かさず教会の土曜学校と日曜学校に通い、牧師の説教を聞かされていた。「教会を欠席したら地獄に堕ちる」という恐怖があったので、どんなに友達が楽しそうに遊んでいても「教会があるから」と友達の誘いを断らなければならなかった。

いっしょに遊んでいなければ、学校での友達間の話題にはついていけなくなる。それでも、仲間外れにされてしまうよりも、教会をさぼって罪を犯して地獄に堕ちるほうがよっぽど怖かった。
中略

「自分は駄目な子で、罪人だから、地獄に堕ちるんだ!」
子供の私はそれを疑いもしなかった。

 

そのうちに私は性的な妄想に耽るようになる。その間だけは、みじめさからも地獄に堕ちる恐怖からも解放されるから。
学校のことを思い出してしまうとみじめで罪に汚れた気持ちになるし、両親のことを考えると罪を罰せられる恐怖しか湧いてこない。集中できなくて勉強が一切できないから将来に全く希望が見出せない。そこで性的妄想に耽っていれば、将来への絶望も、現在の悲惨さ、過去のみじめさから解放されるような感覚があった。

でも、キリスト教では「姦淫は罪」とされている。「性的妄想に耽る自分は罪を犯しているから地獄に堕ちる」という恐怖があとから襲ってくる。だから、性的妄想に耽ってしまった後は、必死になって神に自分の罪の許しを請う。床に額をこすりつけて「神様ごめんなさい」と汚れた自分の罪を許してもらえるように祈る。にもかかわらず、次の日には同じことの繰り返し。

 

 

長い引用になったが「罪を犯すと地獄に堕ちる」というのは、橋本敬三先生の時代も、現在も変わらないのだ。

 

キリスト教がどうのこうのという話ではないのはご了承ください。でも「罪を犯すと地獄に堕ちる」という教育を子供にしてもいいのか?と思ったりはする。これって十分トラウマの種になりそうな気もしないではない

 

そして、この本のタイトルだが「支配されちゃう」というのは、罪の意識に苛まれる著者あり、支配しているのは両親(罰を与えるために殴ったり怒鳴ったりするのは、当然のことらしい)である。

 

★なお「支配者」は、この本を読むと猛烈な不快感を感じるらしい。それはよくわかる。

★ワタシも、親に支配されていたところがあるな、と感じる

 

また、もう一冊。この3冊を続けて読むと、長年のナゾが解けるような気がしてくる。

 

 そして、タイトルだけ見ると「なんだか怪しい」(すいません)が、この本もすごい。

トラウマを分析しており、実際のカウンセリングの話も出てくる。

なぜ、大事故(例えば震災など)の後、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)
心的外傷後ストレス障害になる人とそうでない人がいるのは何故か、などという話も載っている。そして「精神科医ならこういう診断」「セラピスト系ならこういう感じ」と、他の手法の評価法も出てくるのでそれも興味深い。

なお、ここで紹介されているのは、著者のオリジナルとでも言ってよいものだ(サイコセラピーの先生の影響もある)。

 

私達は「それ、トラウマになってるんじゃない」と、割と使うことがある。
が、本当のトラウマというものは、海馬が処理しきれず、記憶の中に断片化して埋もれており、本人は覚えていないのだそうだ。

 

「両親が小学校低学年の頃に離婚した。それがトラウマになっている」という話、いかにも、であるが、両親の離婚という目に見えていて、覚えていることではなく、トラウマというのは、余りにもショッキングで、死の恐怖に近い(トラウマを抱えている人は、常に死の恐怖を味わっているのと同様のストレスを受けているらしい)ものらしい。

 

そして、一つとても印象的だったエピソードを。

 

妻の調子が悪くて、それをかいがいしく世話する夫がいた。しかし、夫は頭の中で(つまり、想像で)妻を殴ったり蹴ったりしていた。

「想像の仲ならいいや」と思っていたそうなのだが、実際「支配されている」側は、支配側の「脳内暴力」でも身体の調子をおかしくする。

 

また、子供の体調が悪いという話で、やはり母親(見た目は本当に優しそう)が、頭の中なら、想像の中でならいいと思って、子供を脳内虐待していたという話がある。

近しい、あるいは支配される、する側の間柄だと、このようなコトも成り立ってしまう。

 

 

かといって、誰かに恨みを抱いて、脳内暴力をふるっても、相手のほうが強い場合もある(笑)。いないとは思うが、私とか師匠にはやらないほうがいい。「やり返し方」を知っているし、支配されている側ではないから。

 

そして、その昔、私は「何もできないオンナ」を演じるように強要されていた。また、常に「お馬鹿さんでなにもできない」とか「ぴーぴー鳴いてる捨て猫だ」というようなことを言われていたことを思い出した。

おとなしくてオバカさんでかわいいオンナを強要されていたのだ(爆)。なので病気にもなった。

 

そういうのをやめといて良かったと思う。自分の人生のためにも。

 

 

 

 

ナゾが解ける(1)

橋本敬三先生の「生体の歪みを正す」と「からだの設計にミスはない」にも出てくる「救いと報い」の話がある。

★この二冊を読んでいないと「操体を勉強していてもモグリ」と言われるので、読んでいない操体法東京研究会の定例講習の受講生は読むように(なお、先輩のフォーラム実行委員の何名かは「からだの設計にミスはない」を手書きで写すという写本もやっている)。

創始者のバックグラウンドや、思想の変遷を学ぶことはとても大切なことだ。

第一分析から第五分析の変遷は、やはり知っておいて損はないし、別に「知った」からといって絶体やらなければならないわけでもない。皮膚へのアプローチ(第三分析)を知っていても、第一分析をやってもいいのである。
要は「知っていてこだわらない」ということだ。

 

以前、某整体関係者に足趾の操法を体験してもらうチャンスがあった。しかし、その方は「他のものは受けてはいけないと言われている」と言った。

 

これはこれで面白いが、私は「経験値」として他のものも受けるべきだと思っている。

伝統療法カンファレンスなどで、筋整流法の皆さんと互いに交流したりするのは非常に勉強になる。

 

さて、ナゾが解けたとは、なんのナゾなのかというと「救いと報い」の、ナゾである。

 

 ★近年「生体〜」は、電子本になっている。

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

 

 

 

からだの設計にミスはない―操体の原理

からだの設計にミスはない―操体の原理

 

 

「救いと報い」というのは、操体の哲学の中でも非常にコアな部分である。

若き日の橋本敬三医師は18歳から23歳までの間、苦悩の青春を過ごした。
その苦悩の様子は詳しく書かれているので、是非読んで頂きたいが、「罪」という概念である。(心の調和 救いと報い 374ページ参照)

橋本敬三先生は、入信こそしていないものの、若い頃は聖書を読み、救世軍に出入りし、自伝的小説では、日曜学校の手伝いをしている。また、最初に戦地に赴く少し前、38歳の時、函館で自費出版された「霊魂を賭けて」という本には、医師として、当時大流行したスペイン風邪で亡くなった17歳の女子高生を牧師と共に見取ったというエピソードが記されている。

★「霊魂を賭けて」というのは、私家版の自費出版本で、昭和11年に書かれた文章であり、函館の印刷会社で印刷されている。これを見つけたフォーラム実行委員の寺本君は大したものであると思う。

 

★戦後は、日本的な思想に興味を持たれていたようだが、ここでは説明しない

 

さて、若い頃何を悩んだのかというと、いわゆる「性」の問題である。
「若者が霊と肉の間に挟まれて苦悶する」という話だ。

 

簡単に書くと、聖書には「汝姦淫することなかれ」と書いてある。もっと言えば「女子を見てムラムラしたら、それも姦淫の罪」ということだ。
もしも、清らかな気持ちの時にあの世にに行けば天国行きだが、もし「ムラっと」している時にあの世に行ったら、地獄に堕ちるのではないか(神を呪っても天国に行く方法はないものかと考えた、ともある)という心配である。橋本敬三先生ご自身も「今の若い人には信じられないだろうが云々(うんぬん、です。どこかの総理は「でんでん」と読んでいましたが、うんぬん、です)と書いてある。

 

そして、私も「そうだよな、最近の若い人はこんなにウブじゃないよな」と思っていた。

 

ところが、そうでもないことがわかったのである。

 

それは、先日もちょっとご紹介した本である。

 

 

日曜は操体の日。

今日は午前中、足趾の操法®集中講座。

皆「揉み」は結構上手くなったので、バリエーションで「指骨間筋」のもみと、指の谷間をえぐる、削るようにもむ、さらに水かきのキワを爪の先ギリギリでもむというのをやる。


これは、通常のモミのバリエーションだが、快感のツボの度合いが違う。
また、足の指の間の血行が良くなるのがすぐにわかる。

 

そして、指の谷間をえぐる、削るようにもむ手法だが「効く〜っ!」と被験者が快感に身をよじるとか、いたキモちいい、だから止めないでください(笑)状態になる。

 

そして「水かき」であるが、これも通常の場所ではなく、狙う場所がある。
「どうしてココがこんなに効くですか??」「うひ〜っ」という叫び?が響く。

 

その後三浦先生が登場し、受講生一同で先生のからだを借りてモミやら横足根洞(おうそくこんどう)などのモミや、渦状波をフルに活用。先生も受けながら「みんな、本当に上手くなったなぁ」と一言。

 

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そして午後は「新創生期」と「第五ステージ」の合同練習。

「新創生期」のメンバーの進捗が早くてスムースなので、本来第二第四日曜の午後にやっていた「新創生期」と、最上級の「第五ステージ」を合同にして、毎週日曜午後に講習をやっているのである。第五日曜の午後は「塾SOTAI」なので、日曜はほぼ、操体の講習をしていることになる。

 

今日は、膝の開脚(橋本敬三先生もなさっていた)と、膝の開脚のバリエーションである、足関節の内反、外反。

足関節の内反、外反は、足関節及び下肢の動き8つ(足関節の背屈、底屈、外転、内転、内反、外反、下肢の押し込み、引き込み)のうちの一つであるが、内反、外反への介助法、補助法は、他の操体の講習では見たことがない(というかやっていないと思う)。自分ではやり難い動きのせいもあり、快感度は高い(可能性が多い)。
また、操者自身も「これができるとかっこいい」操法の一つである。

 

 

メリハリとパンチ。

沖縄から「足趾の操法®」を勉強しているMさんがやってきた。
彼女は「長期的スパンでじっくり」ということで、年に2回とか3回東京にやってくる。

 

彼女はクレニオ・セイクラル(頭蓋仙骨療法)が専門なのだが、ご存知の通り「触れる」とか、クレニオの「ソマティック・エモーショナル・リリース」(体性感情解放)などは、渦状波®にも繋がるところがある。

 

復習を兼ねて、まず私が操者役、その後彼女が操者役と、役割分担を交換しながらレッスンを続けていった。

 

実際、日常的に人様のからだを触っている人は、すぐわかる。それは「相手の感覚をキャッチする」のが上手いのである。

 

「メリハリとパンチ」は十分伝わっているようで、操法を受けながら、イタ気持ちよさと眠気と強烈な快感に悶絶したのであった。

 

そして、終わってからコメダで師匠と三人でお茶をしながら色々話に花が咲いたのであった。

 

沖縄のムーチー(餅)をいただきました。写真は現物ではないのですが、月桃の葉っぱに包んでつくる餅(鬼餅?)菓子。

 

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そして。。

★練習してないのは、すぐわかります


★また、家族では練習になりません、といつも言っているのだが、家族しか練習相手がいないなら、講習でしっかりやることだ。

★そしてこれは本当に仕方ないのだが「練習が必要な人ほど、絶対的な練習量が少ない」ということだ

★そして「うさぎとかめ」ではないが、ジワジワと練習を積んできて、指導陣の愛のムチ(もしかしてドM??)にも耐えながら、上達している人もいる
★努力というか(勿論指導もいいのだよ笑)、練習量と実際に人様のカラダを触っているという実績が「量が質を超えた」ということになる

 

それは「メリハリとパンチ」というものに現れる。

 

「すごく優しい足趾の操法ですね」という評価をされる場合もあるが、私は「メリハリとパンチ」を重要視する。
また、スピードを早くして誤魔化すのならば、ゆっくりと丁寧に大胆に練習するほうがいいと思っている。

 

また、何度も書いているが「速すぎて、まるでオシッコをガマンしているような感じ」でやっている人がいるが、これはいただけないし、揉んでいるのではなく、回しているとか、圧を加えているのではなく、皮膚をこねているというのもよくない。

★これはなんで良くないのかというと、受けてみればわかることです。

 

ベテランでも「ちょっと不安」とか「曖昧」なところがあったら、是非ブラッシュアップにきてくださいね。

 

と、いつも言ってるんだけど、来た人はいません(笑)。

 

待ってるんだけどね。

マグニフィセント・セブン。

www.magnificent7.jp

 

アメリカ人のおばちゃんに昔聞いたのだが、アメリカ人にとって、西部劇とは、日本の時代劇みたいなものらしい。

それを聞いて「なるほど~!」と思ったのを思い出します。

 

これは「七人の侍」のスピリットを受け継いでいるそうです。

 

音楽もちょっと「和風」なメロディがあったりします。

 

流石現代なので、デンゼル・ワシントン(やはりこの人はかっこいいですな)、イ・ビョンホン演ずる東洋人、メキシコ人、インディアンと、あらゆる人種が登場します。

イーサン・ホークがなんだかいい味出してるし、そして、色男なギャンブラー、ファラデー(演ずるはクリス・プラット@ジュラシック・ワールド)の最後など(かっこいいので、すごく悲しい)、イ・ビョンホン演ずるビリー(東洋人なので徒手空拳やナイフを使う)とイーサン・ホークのやり取りなどは「ううう~、かっこいい」とかっこいいのと悲しい(死んじゃうし)ので、うなりっぱなしでした。。。
インディアンの戦士、レッド・ハーベストもよいですね。

 

補足:気がついたのですが、「賞金稼ぎ」(黒人・デンゼル・ワシントン)、「流れ者」(メキシコ人)、「戦士」(インディアン)は生き残り、

「ギャンブラー」(白人@色男)、「スナイパー」(白人、イーサン・ホーク)、「暗殺者」(東洋人のイ・ビョンホン)、「狩人」(白人で信心深いおじさん)は戦死。これは何か意味があるような気もします。
主人公が生き残るのは当然としても、

 

 

そしてヒロインは歌手でもある、ヘイリー・ベネット。

 

悪役も美形揃いです(笑)。

 

ごちそうさまでした!

 

偉大なる七人の活躍は、是非大画面でご覧下さい。