操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

寝違いを操体でどう対処するか。

昨日の話。

フォーラム実行委員のS君は、寝違えたらしい。

というわけで、実際に寝違えの患者なりクライアントが来たらどうするか。

 

実は、ギックリ腰と寝違えというのは、結構な臨床家泣かせの症状。
私も駆け出しの頃はアタマをぶつけたものです。

★私が最初に操体を習ったのは、三浦先生の初期の受講生の受講生の方でした。

ましてや、第一分析と「連動操体っぽい」もので、「痛いほうから痛くない方へ」しか習っていなかったもので、結構ぶつけました。

私が「きもちよさでよくなる」に走ったのは、「辛い方から楽な方へ動かして、瞬間急速脱力」では「足りない」と思ったからなのです。

 

その後紆余曲折し「痛いところには触らずに、遠隔で行く」というのに巡り会いました。これは、驚きでした。ところが、三浦先生に師事してから、その上をいくモノがあることを知りました。

丁度そのころ、会社の倉庫でハシゴから転落し、上腕を骨折した若い男性が来ました。ギプスがもう少しでとれるところだそうですが、腕が猛烈に痛い。薬を飲んでも痛い。
その方は、初診ではなく、何度か診ている方でした。操体ならなんとかしてくれるだろうと、いらっしゃったのです。

こういう場合、ギプスをしている患部に触れることはできません。でも、操体はそれでもアプローチできます。遠方から、遠回しに行くのです。

 

昔話はおいておいて、

三浦先生(師匠)「誰かやってみるか」ということで、挙手した受講生の一人が師匠の「ここをさわってみろ」という言葉に従って、そこに触れます。

★どこに触ったかはナイショです

そこからもう一人交代して、同じところに触れてみます。

逃避反応はありますが、ちょっと甘い(笑)
その後、S君は立ち上がり、足踏み、膝の屈伸、前屈をやってみます。

先程よりはいいようですが「もっとどうにかしてほしいか?」という師匠の言葉に
首を縦に振ります。

そこで、もう一人の受講生が登場。
T12 に触れてみろという師匠。
ちょっとT12 の場所に躊躇か。

そこで私が「T12はここじゃ」と示します。

それから、彼は、そこにアプローチしました。

S君に無意識の動きが発動しました。

舞っているような動き。本人の口から「きもちいいです」という言葉が漏れます。

 

落ちついてから、もう一度足踏み、屈伸、前屈。大分いいみたいです。

 

最後、師匠が私を指名しました。

手のある箇所に触れて診ろということです。

 

触診は私の得意(笑)分野ですから、
「即逃避反応」です。
「同じ場所を五箇所押して、逃避反応を五箇所誘導してみろ」と師匠。

「ハイ。S君ゴメンネ」

かわいそうにS君は5通りの逃避反応を示したのでした。

といっても、私のは「秒殺」なので、痛いのはその時だけで、
あとはスッキリだからごめんね。

 

終わってから、S君は足踏屈伸前屈後屈、捻転などをやりましたが、
ほぼOK。

 

操体は、寝違えでも首に、痛いところに触らずにアプローチができるのです。

 

お疲れ様でした。

 

見落としていた触診

何回か書いているが、15年位前までは、操体法東京研究会の講習の受講生は、ほとんどが、鍼灸師柔道整復師など、臨床家がほとんどだった。というのは、講習の告知は、「月刊医道の日本」誌に、年に一度広告を掲載するのみだったから。あとは、師匠の患者様や、スポーツクラブでのクライアントで、操体に興味を持った「マダム」たち。まあ、師匠の「ファン」のマダムとか。

 

「マダム」はちょっと置いといて、ほとんどが、実際に臨床をやっている方々だった。

 

しかし最近は、受講生のほとんどが、一般の方々である。
基礎的な解剖学、生理学、業界の知識などがない状態の場合のほうが多い。


中には国家資格ホルダーや、大学で専門的に学んだとか、実際に他の手技で開業している方もいるが、ごくごく少数である。また、実際に人様のからだに、お金をいただいて触れるという体験が、非常に少ない。

 

というわけで、基礎的なこと、例えば頸椎は哺乳類ならキリンでもイルカでも、人間でも7つであり、略語はCというとか、胸椎はTというとか(師匠はThと言うが、これは少し昔の言い方で、20数年前に私が習った時は、すでにTと言っていた)。

 

そういうこともあり、たまに「解剖学講座」とか、足趾の操法集中講座の中で少し説明したりしていた。

と、「足趾の操法集中講座」の受講生から「ひかがみの触診を詳しく教えて欲しい」というリクエストがあったのと、師匠から「オレも出るから視診触診の講座をやれば」ということで、月に一度、足趾の操法集中講座参加の受講生を中心に、「視診触診講座」を行っている。

 

操体で最も特長的な触診と言えば、膝窩(しっか)ひかがみの触診である。

これでその人の操体のスキルがわかると言ってもいい。

「(症状疾患を訴えていても)ひかがみに圧痛硬結がない人もいる」
と言った方もいらっしゃったが、それは「触診の仕方がヘタなのだ」と
いうのが師匠と私の共通認識だった。

例えば、薬物や怪我をしても、ひかがみには何らかの反応がある。
ひかがみとは、ボディの歪みや異変が一番わかるところなのである。

「プロなら10秒で当てろ」と言われる。

逃避反応が起こるくらいまで瞬時にあてるのがベスト。

臨床の時、触診(診断)に時間がかかっては、診る時間が
減ってしまうからだ。

 

また、頸椎も必ず診る箇所である。
例えば腰痛持ちは、殆ど頸椎に以上がある。
頸椎といっても、頸椎周辺の軟部組織や腱に異常がある。

普通頸椎は触診するが、
師匠直伝の見方は、顔をみただけで、頸椎や僧帽筋、胸鎖乳突筋のどこに
異常があるかわかる。

あとは、臀部梨状筋とか、脊柱起立筋の診方とか、実は色々あるのだ。

 

というわけで、視診触診はこの辺りをしっかり詰めればいいかと思っていたら、

 

昨日の講習で、T12 (胸椎12番)に触れるという課題があった。

私は整体の学校にのんびり一年間いたが、
他の生徒が「インターン」と称して(私たちは「人買い」と言っていた)、
学校の先生が運営する系列の接骨院に安い時給で派遣されているのに、
「行かない」と言って、ひたすら毎日講義を聴き、モデルがいたので、
毎日触診をやっていたのである。特に、男子が上を脱いでうつ伏せで
背中を出して、仙骨のあたりまでズボンを下ろしてくれるので(笑)
被験者には全く困らなかったのである。

 

元々触診は得意だったのだが(気功を修めた後だったので、触診が
上達し、ますます好きになっていた)、この時期に
ひたすら触診をくり返し、骨模型をひたすら眺め、触り、という
はたから診ると多少ヘンタイな修業が役に立っているのではないかと
思う。

 

話を戻そう。

T12に触れるという課題があった。

受講生の一人が師匠に「T12 に触れろ」と指示を受け、
迷っているので「ここ」と、示した。

 

「もし、分からなかったら、また、痩せているひとだったら『浮肋』から
辿っても大丈夫」と言ったところ

受講生(3年目くらい)が
「フロクって、何ですか??」と聞いてきたのである。

 

これは私にとって多少のショックであった。
3年間操体を勉強していても、「浮肋」を知らないのか??(この辺りは、基礎の基礎なので、分かっているだろうということを前提に指導している)

 

これは、椎骨の触り方とか、目安とか、
そのアタリから行かなければならないのでは??

 

T12 は、慣れれば簡単に「これじゃん」とわかる。
C7もわかる。

というわけで、

次回の「視診触診講座」は、頸椎の診方と基礎的骨格の話だな。

 

 

操体と整体の違い。

ワタシも色々な手技療法を勉強しました。

整体というのも、遙か昔に習ったことがあります。

ところが、操体を勉強し始めてから

周囲に「操体と整体を組み合わせる」という人がいることに
気がつきました。

操体と整体は、セオリーが根本的に違うので、
操体と整体を組み合わせる」というのは、ヘンなのではないか?
と、思いました。

また「操体と整体を組み合わせている」という方の話を聞くと
セオリーに齟齬があることがわかりました。

全部に齟齬があるわけではありません。

楽か辛いかの二者択一(第一分析)ならば、
何とかできる(かもしれません)。
これは、操者が優位で被験者は操者の指示に従うことが
多いからです。

しかし、快適感覚をききわけ(これが診断分析)、味わう(これが治療と操法
という、第二分析以降をやるとなると、
こちらは被験者が優位(被験者の感覚に従う)なので、
セオリーに齟齬が生まれます。
(知りたい方は、操体を受けに来て頂ければ、実技を通して
お伝えしますので)

 

操体と整体の違いを、一言で言うならば
先日師匠が

「整体は、悪いところを動かす。
操体は、いいところを動かす」
と、おっしゃった言葉が一番シンプルかなと思いました。

 

悪いところを動かすことと、
いいところを動かすこと。

 

つまり、首が痛いからと言って、首には触らない。
(痛いところには触らない)
腰が痛いからと言って、腰を揉んだりしない。

それが、特徴です。

 

「足趾の操法」指導者養成中。

1月4日(日)足趾の操法®(一般社団法人日本操体指導者協会の登録商標です)集中講座、今年最初の講義が行われました。

足趾の操法集中講座

足趾の操法集中講座を受けて(受講生の感想)

足趾の操法は昔「趾モミ(ユビモミ)と言われていました。
ゆらす、落とす、揉むという3つが原型で、橋本敬三先生はこの3つを僅かな期間
臨床で用いていたようです(何故か途中でやめてしまったらしい)。

まず、操体で何故治るのか?と考えると
「ボディの歪みを正すことによって、症状疾患を二次的に改善する」ということです。

  • きもちのよさを味わうことができる。即ち「快」を味わう事によってボディの歪みが解消する
  • 鈍っていた原始感覚(快か不快かをききわける力)を甦らせる
  • 植物のように、根っこは大切。足趾は根っこにあたるところ。そこをケアする
  • 趾(あしゆび)は、普段あまり目が届かないところ。そこは「快」の宝庫であり、イノチの活性化につながるところ
  • 足趾は経絡や内臓に関係する。足趾の操法は内臓を活性化する。操法の最中に、腸がグルグルと鳴ることもあり、便秘に奏功という事例もある
  • 短時間で深い眠り(意識飛び)の現象が起こることがあり、頭がクリアになる
  • 不眠症が解消されたという事例がある


それに「納め(おさめ)」という「ものすごくきもちいい」ものを三浦寛先生が加え、更に足底のモミや趾骨間(しこつかん)の操法を加え、8つとしたものに、畠山が20年以上マニアックに研究している「趾廻し(ゆびまわし)」を加えました。
「趾廻し」は、他の足趾の操法とは少し異なります。
きもちよさの伝達回路が違うというのでしょうか。

 

よく書いていますが「足趾の操法」こそ、「万病を治せる妙療法」だと思っています。
これを単なるリラクゼーションとか、刺身のツマのような扱いにするのは、非常に
勿体ないことです。

 

足趾の操法集中講座と修了すると、実技試験が あります。それにパスすると、「足趾の操法アドバイザー」が授与されます。


今、その「新米足趾の操法アドバイザー」の中から選ばれた数名を「足趾の操法指導員」として養成中です。

彼らは、東京操体フォーラムの若手実行委員です。臨床経験を積んでいる者もいますが、現在は臨床経験を積みながらの修業中です。

彼らには、新しい受講生に対しての、細かいチェックをお願いしています。

 

私はまわりながら、もっと細かいポイントや「こうやったらよくなる」「ここを修正するといい」ということを伝えたり、姿勢や骨盤の角度、手首の状態、指の当たる位置を伝えたりします。

「指導にあたる」ということは、一番勉強になるということです。

指導ができる、ということは、コミュニケーションスキルが優れているということでもあります。積極的に声をかけ、相手の話を聞く。それは、臨床家にとって必須のスキルです。その辺りもしっかり身に付いてきているのではと思います。

 

痛いのもできますよ〜

今年もあと数時間となりました。

12月前半ブログを書く時間をひねり出せなかったので、
後半にだだだだっと書いております。

 

さて、先日「痛いのはイヤだ」と書きました。
が、私は「すげぇ痛い」のも出来ます。

畠山ドS説とか(笑)という失礼な輩もおります(笑)


たまに講習などで興が乗るとやることがありますが、

触診同様「秒殺系」です。
その瞬間は痛いけれど、痛いのはその一瞬のみで、
終わった後はすっきり、というものです。

 

たまに、腑抜けた受講生(笑)などには
喝を入れるためにやりますが
(クライアントの方には勿論いたしません)

 

活殺ではないですが、
両方できるのがいいな、と思っています。

 

極イタもできるけど、極快もできる。
この二つは表裏一体なのです。

 

引き出しはいくつあってもいいんです。

 

 

神々にえこひいきされた男たち。週刊 SUPER Shimaji-Holic

これは、島地勝彦先生のメールマガジンのタイトルである。

昨日今年最後の号が配信された。

実は日曜、新宿三丁目伊勢丹メンズ館にある「サロン・ド・シマジ」を訪れた際、
シマジ先生ご自身から
「今度のメールマガジン、三浦先生の事を書きましたから、印刷して先生に
お渡し下さい」というお話を聞いていたのである。

昨日早速配信されたものを読んでみると、
「島地勝彦の2014年を振り返る」ということで、
今年の年初、頸椎捻挫で辛い思いをなさっていた時、
わが師匠三浦寛と、私(文中では「高弟」になっている。ちょっとウレシイ)
が1月4日、サロンを訪れた話が載っていた。

以前も書いたが、シマジ先生は「足趾の操法」®がお気に入りである。

今まで毎年できていた大腸ポリープが今年はできていないのは、
「三浦先生のお陰」とまで書いて下さっている。

実際、毎週規則正しく操体を受けるということで
きもちのよさを味わい、
からだが変わる、ということを体験し、体現して下さっているのである。

我々操体実践者にとっても嬉しいことだ。

ちなみに、「神々にえこひいきされた男たち」
ということで「えこひいき」という言葉が出てくる。

 

シマジ先生は「上質な脳みそに裏打ちされたえこひいき」を
支持なさっている。
私も支持している。

これは、継母が実の子ばかり可愛がり、継子を
いじめるとか、そういう話とはちょっと違う。

 

「こいつには、何かしてやりたい」
「こいつなら、しょうがないなぁ」
「こいつのためなら、何とかしてやろうか」
というような、えこひいきの話である。

 

ちなみに、橋本敬三先生は上京時などに、
ファンに囲まれている時、師匠に

「お前、めんこいから小遣いやる」と、
お小遣いを下さったりしたそうで、当時師匠は

「何で人前でくれるかな〜」と、少し困ったそうである。

そして、勿論「妬まれた」そうだが、
これは、橋本先生流の「弟子教育」だったと思っている。

えこひいきされるものは、妬まれるのである。

しかし、その「妬み」から上手く身をかわすことができれば
うまく世の中を渡って行けるのである。

 

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Salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である (ペンブックス)

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進化する「足趾の操法」®

個人的には、

「万病を治せる妙療法」というのは
足趾(そくし)の操法だと思っています。

 

按摩術の流れを継いでいるような気がします。

 

社会環境や、ストレスで、
「原始感覚」、つまり

「快か不快かききわける力」が
鈍っていることがあります。

病気や不調の原因は、この「原始感覚」の鈍麻に
あることも珍しくありません。

操体の臨床を進めるには、
感覚をききわけていただく必要があります。

 

しかし、いくら感覚が鈍磨していると言っても
皆、感覚というものをちゃんと持っています。

それを目覚めさせるのが、足趾の操法です。

 

最初は「不快ではないけれど、きもちいいかどうかは分からない」
という方もいらっしゃいますが、
本人の「意志」とは関係なく、からだが「眠り」をつけてきたり
一瞬「意識飛び」の現象が起こることがあります。

そのうちに、だんだん「原始感覚」が目覚めてくるわけですが、
その時の様子は、感動的でもあります。

 

まるで、今まで忘れていたことを
ふっ、と思い出したような、そんな感じです。

 

また、体調が悪い場合や、極度に疲れている場合、
足趾(あしゆび)に触れると、過敏になっており、
痛みを感じることもあります。

逆に、操者が触れて、骨のような硬結に触れるのに、
本人は何とも無いということもあります。

 

前者は、力を加減しながら、極力優しく、
柔らかくもんでゆくと、だんだん過敏状態がおさまってきて、
きもちよさに変わることがあります。

後者は、最初なんともなかったのに、
硬結が痛みに変わり(足趾の痛みは、耐えられないとか
すぐやめて欲しい痛みではなく、イタ気持ちいいとか、
そのまま続けてもよい、という予感があるものです)、
その後それが快感に変わることがあります。

 

元々3操法あったものを、
三浦寛先生が8種に増やし、「納め」を加え、
それに畠山が20年かけてメソッドを練った「趾廻し」
(ゆびまわし)を加えた9操法でやっていましたが、
最近、いくつか新しいものが仲間入りしました。

これがまた、
とってもきもちいいんです。

ツボにはまると、悶絶するくらい気持ちいい(笑)

 

最近、師匠は
世界中で足もみ系の治療や施術を受けている方から、

「足趾の操法が世界一きもちいい」というお褒めの言葉をいただいたそうです。
スピリチュアルな世界にいらっしゃる方ですが、
現在は「波動が乱れる」ということで、他の人には足の指を触らせないとか。

ありがたいことです。

 

また、継続した結果、血糖値が下がったとか、
風邪を引きにくくなったとか、
偏頭痛がおさまってきたとか、
冷えが改善されたとか、嬉しい話を聞きます。

 

そして、やはり一番すごいのは、
被験者が「快」を感じていると、
操者にもそれが伝染し、
「快」を共有し、
操者の調子も良くなってくるという不思議です。

 

世の中に、操者まで元気になる
という施術方法は他にあるでしょうか?


私も4時間くらい続けてやることがありますが、
(勿論、疲れないようにやる方法はあるのですが)
疲れずに続けることができます。

 

「よく疲れませんね」と言われますが、
ちゃんとやり方を知っているし、「快」の波動をキャッチしているので
疲れないのです。

ちなみに、やり方を誤ると肩や肘、手首を壊します。

途中で講習を放棄して、でも「足趾」をやってる方々もいますが、
途中放棄した方々は、皆同じような「欠点」がありました。

 

足趾の操法を行う上で、一番「克服」しなければ
ならないポイントです。

それがどうにかなれば、
一歩先に進んだ丁寧な施術ができるのです。

その方々は
「欠点」を解決する方法を伝授する前に
放棄していらっしゃるので、
おそらく、手首や肘、肩を壊すことでしょう。

それは当然のことです。

 

ざまあみろ(笑)

 

ふっふっふふ〜。

 

武術もそうらしいですが、
途中放棄して、勝手に自分でやっていると
「からだを壊すようになっている」のだそうですが、

操体も、足趾の操法も同じです。

 

なお、放棄した方々は

「足趾の操法」®という言葉は使えません。


(使っていないハズです。使っていたら問題ですし、
担当の先生にご相談しなければなりません)
何故なら、「足趾の操法」は、®という字の如く
商標登録されているから。

 

「あしゆびセラピー」とか
何だか似たような名前でやっているみたいです。

まあ、いいんですけどね。

これから
タケノコのように増えそうですけどね。

 

まあ、

ヘタクソでもヘタクソなりに効果が出ることがありますが
どうせ受けるなら

ベストなものを受けていただきたいと思います。

 

「知る悲しみ」ではないですが、こればかりは
良いモノを味わっていただきたいのです。

 

まあ、いずれにせよ、
きちんと「足趾の操法」を修めた方は
「足趾の操法アドバイザー」というものを
一般社団法人日本操体指導者協会から認定していますので、

「ウワサの足趾の操法を受けたい」と思ったら
「認定足趾の操法アドバイザー」か、

足趾の操法アドバイザーを養成している私のところへ
お越し下さい(笑)。

「ベスト オブ 足趾」を提供いたします。

 

なお「秘伝」ですが


「秘伝」は「欠点」を克服できた人、
「この人には伝えたい」という人に伝えます。
そういう人には、こちらも全力で指導します。

 

努力は買いたいのです。

 

ちなみに、私の受講生でもといクライアントで、
足趾の操法にはまり、現在は「足趾のソムリエ」の異名をとる
Sさんですが、彼の上達具合は素晴らしい物がありました。

その秘訣ですが、
私の「模範指導」を何度も何度もクライアントとして味わい。
「これが模範じゃ」というのをカラダに叩き込み、

奥方と娘さんにも私の「ベストオブ足趾」を体験させ、
家で練習する際には、奥方と娘さんから

「ハタケヤマ先生とどこが違うか」という手厳しい指導を受け
一週間に何人やるというノルマを課し、腕を磨いた次第。

「好きこそものの上手なれ」という感じです。

 

「足趾の操法」は、これからますますニーズが高まると
予想されます。

それは、根本的な「癒し」に繋がるからです。