操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

足趾の操法®は、リラクゼーションではない。

リラクゼーションと臨床(施術)の違いを挙げると

リラクゼーションは30分3000円とか、60分
5000円とか、そのようなプライスがついています。

私達も、イベント出店する場合はやることが
ありますが、通常の施術では「○○分でいくら」というカウントは
していません。

また、リラクゼーションには「診断分析」がありません。
いきなり「施術(サービス)」です。



臨床(施術・治療)には「診断分析」があります。

この違い、受ける方にとっては
あまり関係ないかもしれませんが、
操者(操体実践者)にとっては、
大きな「心のセッティング」になります。

操体臨床家の「意地」というか
「理念」と言ってもいいでしょう。

 

足趾の操法®は、リラクゼーションではありません。

診断分析を含んだ、操体の施術(臨床)の一つです。

勿論、リラックスというか癒しも含まれていますが、
その根底には「診断分析」(形態観察等)も
含まれています。

 

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足趾の操法®には、

落とす、ゆらす、もむ、
指骨間をもむ、ゆらす、落とす、
横足根洞の揉み、
足趾廻し(あしゆびまわし)、
指尖十字、水かきの揉み、
足底のもみなどがあります。

 

これは、シンプルな「ゆらし」以外、

操者の手は縦に動いているけれど、
被験者のからだは縦揺れせず、
膝が開閉する(足首が回転はしない)
という複雑な動きになります。

手指の「手指操法」というものもあります。

 

 

 

私が何故「足趾の操法®」を出願したか。

この他「渦状波®」(かじょうは)も
私が所有しているわけではないですが、商標登録しています。

 

最近「ちゃんとベンキョしてないのに『渦状波』っていう言葉を
HPで使ってたり
関西のほうでは「渦状波教えます」という広告があったり。

 


まあ、ある程度は真似できるでしょうが、
コアな部分、エッセンスは真似できないんです。

まあ、それでもいいっていう人もいるかもしれませんが
「まねっこ」って違います。

 

さて、何故私が「足趾の操法®」を出願したかというと

「ちゃんと勉強して修業した人を保護するため」です。

ちゃんと勉強して「お墨付き」をいただいている人と
途中放棄して(途中放棄する人に、上手い方はまずいません。
残念ながら)という人が一緒というのはどうでしょう。

 

これ、受ける方に迷惑がかかります。

「腕が違う」んだから当然です。
誰がやっても同じ、っていうわけではないんです。

 

当然ですよね。人がやってるんだから。

 

また、どこが違うかというと
「足趾の操法」は、診断・分析法を内包する
立派な「臨床」です。

「リラクゼーション」を名乗っている
類似名称行為を行っているところもありますが、

リラクゼーションと臨床(治療と言っても良い)は
違うのです。

 

まあ、リラクゼーションを求める方はそれで構いませんが、
「万病を治せる妙療法」として
「足趾の操法®」を受けたい方は、

「足趾の操法®」を名乗っている
操体法東京研究会師範代、
操体プラクティショナー
足趾の操法アドバイザー
足趾の操法インストラクター

のところで受けてくださいね。

 

teizan.com

一般社団法人日本操体指導者協会認定
「足趾の操法アドバイザー」が得られます。

 

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「足趾の操法」®は、登録商標です。

 

 

 

 

 

 

 

実は何年か前「操体」および「操体法」を、
橋本家の方々が商標登録出願したのですが、
あまりにもよく使われている言葉なので
登録できなかったそうです。

 

それだけポピュラーってことですが、

 

それと違って

 

「足趾の操法」®は、
一般社団法人日本操体指導者協会の登録商標です。

 

どこがちがうかというと
「納め」
「ベストな結果を出すための操者の呼吸法など」
単に「足のユビを揉むだけじゃん」というのとは違いますし、

島地勝彦先生が、三浦寛先生のところで受けていらっしゃり
私が「足趾の操法集中講座」で指導しているのがコレです。

最近

「足指の操体」など、紛らわしい名称を使っているところがありますが
メソッドが体系化されているのは「足趾の操法」®のみです。

いくらでも真似はできますが、

「納め」「操者のポジショニング」
「ベストの結果を出すための操者の呼吸法」などは
真似できません。

 

★また「足趾の操法」®は、
リラクゼーションではなく、
診断分析法も入っているものです。

繰り返します。
「足趾の操法®」は、
リラクゼーションではありません。

操体法の中で確立された
臨床手法の一種です。

30分3000円のリラクゼーションでとは違います

 

類似名称にご注意下さい。

 

★受けるなら、ちゃんと勉強して
一般社団法人日本操体指導者協会の
講習を終えて試験を受けて合格した
「足趾の操法アドバイザー」に受けて
いただきたいものです。

 

個人的には
中国の「ニセミッキーマウス」とか
橋本敬三先生が愛飲していた
「サンクロン」のニセモノ
「ササクロソ」←(爆)を思い出してしまいます。

 

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操体マンダラ 島地勝彦先生のお話を聴く

今回は、トリに島地勝彦先生にご登壇いただいた。

先生は三浦先生の模範的な患者様でもある。

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島地先生とわが師匠のなれそめ?は「乗り移り人生相談」をご覧下さい。

business.nikkeibp.co.jp 

 

「人生は運と縁」というシマジ先生の言葉に私はうなづいた。

 

ちなみに、シマジ先生と三浦先生の間には不思議なご縁がある。

シマジ先生は4歳の時一ノ関に疎開しているのだが、
三浦先生のお父様はシマジ先生の「一ノ関一高」の先輩である。
そして、二人ともライフ・パス・ナンバーが「8」。

「8」がどういうタイプなのかはここでは詳しく書かないが、
何となくわかる。

 

そして、これも「へえ」と思うのは、二人とも年上、それも50歳近く年上の
先輩に可愛がられたということだ。

 

今東光大僧正とシマジ先生は48歳、橋本敬三先生と三浦先生は52歳年が
離れている。

 

そして、今大僧正は1898年(明治31年生まれ)、橋本敬三先生は1997年
(明治30年生まれ)。


二人とも若い時にこれらの人生の先輩に出会ったというのは
やはり「運と縁」なのである。

 

シマジ先生は「じかあたりしなさい」とよくおっしゃるが、
考えてみると三浦先生は、仙台赤門(鍼灸と柔道整復の学校)時代、
チャリンコにのって現れるかっこいい初老の男性に興味を持ち
「先生の授業を受けたい」と、「じかあたり」したのが
めぐり合わせである。

えこひいきされる技術 (講談社+α新書)

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そして「えこひいき」されて鍛えられたのである。

 

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御礼 操体マンダラ 時空を越える 操体臨床の新・創生期

2015年7月20日、海の日
昭和女子大で四回目の「操体マンダラ」が開催された。

 

今回のテーマは「新・創生期」。

操体マンダラ、というのは、師匠が年に一度の研究発表や
色々な事をやるイベントである。
弟子が師匠を盛り上げるという日でもある。

 

今回は、トリに島地勝彦先生にご登壇いただくことになっており、
島地先生担当でカメラ担当、司会進行の畠山は結構多忙なのであった。

 

なかなかご挨拶とかお話できずにすんません・・

 

そして今回の実技、会場にお越しいただいたモデル3名の方に、
実際「操体」を受けて頂くということになった。

 

最初に登場したのは、数日前に松見坂テルチで偶然お会いし、
ぎっくり腰をやったばかりだというMさんである。


彼女は勿論、操体が何なのか、一体どういうことをするのかは
知らない。

 

先生は離れたところから、瀧澤さんに
「左のひかがみを診てみろ」と指示する。

 

Mさんをベッドに寝かせ、瀧澤さんがひかがみ(膝窩)を触診する。
あきらかに圧痛硬結があり、Mさんは軽く逃避反応を起こした。

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★ベッドに休んだ被験者と三浦先生は数メートル離れている。

 

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そこで、師匠三浦先生は、おもむろに鍼を取りだした(先生は鍼灸師でもある)。

瀧澤さんにMさんのひかがみモニタリングさせながら、空中に鍼を打つ。
写真では鍼が細くて見えないが、鍼を持っているのである。

数十秒後、三浦先生の指示で瀧澤さんが被験者の膝窩をチェックすると、
圧痛硬結は消えていた。

 

会場の参加者は「?」という顔をしていたが、
これが、時空を越えるということだ。

 

操体は時空を越える」ことができる。つまり、
場所とか時間とか空間を越えることができるのだ。

これができるのは師匠、三浦先生だけではない。

 

実行委員の中には、スプーン曲げができたり、
このような時空を越えた治療ができるメンバーもいる。

 

★わたしはスプーン曲げはチャレンジしたことがないが
時空を越えたことはできる。

 

できることなのだ。

 

このことを知っている治療家・臨床家は多いが、
やらないだけなのである。

 

鍼を打っていた時間は、およそ10数秒のことだ。

 

触れずに診て、触れずに治す。

 

これが操体臨床の「新・創生期」なのである。

 

勿論、皮膚の大切さも念頭において、これからの
操体は、ますます面白いものになってゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

御礼 操体マンダラ 時空を越える 操体臨床の新・創生期

2015年7月20日、海の日
昭和女子大で四回目の「操体マンダラ」が開催された。

 

今回のテーマは「新・創生期」。

操体マンダラ、というのは、師匠が年に一度の研究発表や
色々な事をやるイベントである。
弟子が師匠を盛り上げるという日でもある。

 

今回は、トリに島地勝彦先生にご登壇いただくことになっており、
島地先生担当でカメラ担当、司会進行の畠山は結構多忙なのであった。

 

なかなかご挨拶とかお話できずにすんません・・

 

そして今回の実技、会場にお越しいただいたモデル3名の方に、
実際「操体」を受けて頂くということになった。

 

最初に登場したのは、数日前に松見坂テルチで偶然お会いし、
ぎっくり腰をやったばかりだというMさんである。


彼女は勿論、操体が何なのか、一体どういうことをするのかは
知らない。

 

先生は離れたところから、瀧澤さんに
「左のひかがみを診てみろ」と指示する。

 

Mさんをベッドに寝かせ、瀧澤さんがひかがみ(膝窩)を触診する。
あきらかに圧痛硬結があり、Mさんは軽く逃避反応を起こした。

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★ベッドに休んだ被験者と三浦先生は数メートル離れている。

 

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そこで、師匠三浦先生は、おもむろに鍼を取りだした(先生は鍼灸師でもある)。

瀧澤さんにMさんのひかがみモニタリングさせながら、空中に鍼を打つ。
写真では鍼が細くて見えないが、鍼を持っているのである。

数十秒後、三浦先生の指示で瀧澤さんが被験者の膝窩をチェックすると、
圧痛硬結は消えていた。

 

会場の参加者は「?」という顔をしていたが、
これが、時空を越えるということだ。

 

操体は時空を越える」ことができる。つまり、
場所とか時間とか空間を越えることができるのだ。

これができるのは師匠、三浦先生だけではない。

 

実行委員の中には、スプーン曲げができたり、
このような時空を越えた治療ができるメンバーもいる。

 

★わたしはスプーン曲げはチャレンジしたことがないが
時空を越えたことはできる。

 

できることなのだ。

 

このことを知っている治療家・臨床家は多いが、
やらないだけなのである。

 

鍼を打っていた時間は、およそ10数秒のことだ。

 

触れずに診て、触れずに治す。

 

これが操体臨床の「新・創生期」なのである。

 

勿論、皮膚の大切さも念頭において、これからの
操体は、ますます面白いものになってゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「女子の人間関係」

「書庫」ではなくこちらで紹介しようと思う。

 

女子の人間関係

女子の人間関係

 

 ★紙の本もあります★

 

この本を読んで

自分が何故

群れたくないとか

女子会よりもオヤジと飲んだほうが気が楽だとか

オトコ友達のほうが多いとか

スピ系のマダムの集団には嫌われるとか
(その反省点もよくわかった)

 

スピ系のマダム集団ではなくとも
ある種の女性には嫌われるワケもよくわかった。
(別に嫌われてもいいけど)

 

★私は「女」度が低いのだ
オヤジだという説もあります。。(笑)

 

★師匠のファンの方にはよく嫌われます(笑)

 

そして
私は「占筮家」の顔も持っているが、
相談に来る女子の悩み(人間関係)の
原因というのが

 

よ~くわかった。

 

女子の人間関係の悩みは
「女」度が高いこと、
それに巻き込まれていることがほとんどなのだ

 

★この本には「具体的にどうしたらいいか」ということも
書いてある。

 

 

そしてこの本は

「オンナ同志の付き合いに何だか疲れている」
というアナタに役にたつし、
妻やパートナーや彼女が
何故オンナ友達の悪口を言う割には
結構付き合いが長いのか、という疑問を持つ
殿方にも役立つであろう。

 

 

私は女子校育ちだが、昔から友達は「群れない」のが多かった。

大学まで10年間同じところにいたが、どうやら「女子校育ち」のほうが
「女の嫌なところ」を学ばないで育つような気がする。

 

というのは、高校から編入してきた同級生の多くは
「男子」に目線が行っていたのだが、中学からの組は
あんまり気にしていなかったような気がする。

 

オンナというものは、そもそもオトコに
選ばれる性である。

 

この「選ばれる性」というのがどうやら根本的な問題らしい。

そして、この「女」の特徴を知ると、女性との関係がスムーズになると言っているのである(女のいやな部分をこの本では「女」と言っている)

  • 自分よりも恵まれた女性に嫉妬し足を引っ張る
  • 裏表がある
  • オトコの前でかわいいオンナとか頼りないオンナを演じる
  • 他の女性を差し置いて自分だけが好かれようとする
  • 恋人ができると激変する
  • すぐに群れたがる
  • 自分は自分、他人は他人という見方をすることが苦手
  • 自分と違う意見やライフスタイルを持つ相手を尊重できず「自分が否定された」とみなし、そういう人を敵ととらえる
  • 感情的に「敵」「味方」を決め、自分をちやほやしてくれる人には限りなく尽くすが、「敵」にはとことん感情的に攻撃する
  • 陰口とかウワサ話とか他人についてのネガティブな話が好き
  • ストレートに話さず、間接的で曖昧な話し方をして「ねえわかるでしょ」という態度をとる。わかってもらえないと機嫌をそこねる
  • 「お母さんぶり」「お姉さんぶり」をする。相手のことは自分が一番わかっているという態度で、悪気はなくとも意見の押しつけをしたりする

この本の目的は

「女」に注目することによって、女性としてたのしめることを失わないまま、しなやかに強くなることができる。
結婚している/していない、働いている/働いていない、子どもがいる/いない、どんな立場でも関係ありません。

「女を捨てた」わけではなく「女」のいやな部分から解放されて生きていく、という新しい生き方を目指せるのです。

 ということ。