操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体施術会と定例講習。

本日は、操体法東京研究会准指導者(と、私と三浦先生)による、操体施術会を開催致しました。

 

来月も第3日曜午前中に開催予定です(追ってお知らせします)。

 

操体ってどんなもの?」ということを知って頂ければ、というのが目的です。

 

お陰様で予約枠も早々に埋まりました。

 

受けた方からは「あれって一体なんなの??」という感想もありましたが、
「言葉では説明し難く、受けていただくのが一番」という感じです。

 

「きもちよく」とか、言葉で説明しても、やはり「感覚」の問題ですから、
体験していただくのが一番です。

 

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まずは足趾の操法

午後の定例講習は、は午前中の続きと、

「ストレス解消に直結する」アプローチを。

 

私(畠山)も被験者になりましたが「頭の疲れ」「ストレスの解消(日々の生活の中で少しづつ澱のように溜まるもの)」には、「きました」。

 

アタマがすっきりするわ、気分爽快になるわ、というわけで、久々に「被験者」として操体の効能をたっぷり味わいました。

 

こういうきもちよさは、やはり「受け手」になってみて味わうのが一番です。

(実は操者も味わってるんですけどね)

 

 

 

 

 

 

操体の本を読んでもわからないわけ。

GWの講習、操体ベーシック講習を受講する方の一番の疑問は

 

操体って、簡単だよって言われたんだけど」

 

本を読んでもわからない

気持ち良さがわからない

人にやっても「わからない」と言われる

相手が動いてくれない

 

んだけど、どうしたらいいの?

 

という話です。

 

また、ある先生(もちろん三浦先生ではない)の受講生(ある先生の、受講生です)の講習にいったけれども、三人行って、二人は気持ち良さがわからなかった、とか(わかった人は、気持ちよさを体感しやすいようでした)、

 

または「気持ちよさ」の押し売りをされてイヤになった、みたいな感じです。

 

本を読んでもわからないのは、殆どが、農文協の健康叢書を読んでいるのですが、

あれは、「操体が快適に感覚」に移行する前にのものなので、あれらに「気もちよさ」を求めても、得られるわけがないのです。

また、イラストがちょーアバウトです。

 

なお、農文協の人に「御社の操体のほんで、気持ちよさってわかりますか」と、聞いたら、

「実はわかりません」と、言っておられました。

 

そして鍼灸師の方などが「専門書を読んでもわからない」とおっしゃいますが

 

何故かというと、テクニック以前に、受け手とのコミュニケーションや、操者自身のからだの使い方、動かし方が欠けているからです。

 

操者のからだの使い方、動かし方の作法と、被験者とのコミュニケーション、触れ方などの、

下地あってのことです。

 

もちろんこのような下地は、本にはなりません。出しても売れなさそうです(笑)。

 

これは、実際に勉強してもらうしかありません。

 

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真魚(まお)君 。一歳になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急告知「2018年5月操体施術会」のお知らせ

今回の施術申込みは締め切らせていただきました。

来月も第3日曜に「予定」しております。告知はまた。

 

 

緊急告知

5月20日(日)9時〜12時まで、操体操体法の施術会を開催致します。

要予約

場所:三軒茶屋駅すぐ (お申込の方にお知らせ致します)

金額:4000円

操体を受けてみたい、操体に興味がある方、きもちよさで良くなるという体験をしてみたい方。また、気になる症状疾患などがある方

いままで「操体を受けてみたけど、きもちよさがわからなかった」という方も是非
是非。

また、鍼灸師柔道整復師、PT、整体、スポーツトレーナー、介護関係者なども是非どうぞ。


お申込方法 メールにて、①9時〜 ②10時〜 ③11時〜
のご希望時間を記入の上、

お名前、住所、氏名(フリガナ)、電話番号をご記入の上、お申込下さい。
追ってご返信いたします。

定員になりしだい、受付を終了いたします。

メールアドレス sotai@teizan.com

 

施術者 操体法東京研究会准指導者(5〜10年選手)、師範代(畠山)
運が良ければ?三浦寛先生に当たるかもしれません。

 

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御礼@春季フォーラム

2018年4月30日、2018年春季東京操体フォーラムは無事終了致しました。

 

ご参加ご出席の皆様には心より御礼申し上げます。

 

「スポーツ障害と操体」というテーマでしたが、

実行委員のタスクフォースチームの中から、中学高校とずっとスポーツをやっていて、怪我のために結局はやめてしまった、という体験談や、小学生、あるいは中学生の年代におけるスポーツ障害への対応、また、健康のためにはじめた太極拳で膝を痛める話など、様々な話題が提供されました。

 

また、赤ちゃんが無意識に、どのようにからだを使っているかという考察や、利き手と利き足、軸足の関係性など、実際の臨床にすぐ活かせるようなヒントもありました。

 

そして、三浦先生が「第五分析」(未公開メソッドです)について触れ、実際に試し、操体のさらなる可能性を見せてくれました。

 

7月16日(海の日)は、三浦寛先生が終日操体について語る「操体マンダラ」、
11月23日(勤労感謝の日)は、秋のフォーラムです。

 

 

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平成30年操体法臨床指導者養成講座(8月開講予定)

操体臨床家の登竜門、操体法東京研究会の定例講習が8月から開講予定です。

 

www.sotai-miura.com

 

今年で設立41周年を迎える、歴史ある講習です。

そういう私もここの出身で、なおかつサブ講師として参加しています。

 

「簡単に」「手軽に」「安価で」「短期に」というようなものもありますが、
「人様のからだに責任をもって触れる」という操体臨床をマスターするには、やはり時間が必要です。

というのは、まず、今までのからだのクセを再構築し、操体的なからだを作ります。

操体はセルフケアもできますが、まずは施術者自身のからだを壊さないためのベースを作るのです。

 

というわけで、5月3日~5日に開催の「GW操体法プレミアム・ベーシック講習

で、ちょっと操体の世界をのぞいてみませんか。

毎年、プレミアム・ベーシックを受けて、納得してから定例講習を受ける方が多いのも特徴です。

こちら、

まだ間に合います。

お待ちしてますよ。

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番外編。「序の舞」。

今日は、色々用事を済ませてました。今週末から週明けは、東京操体フォーラム、GWはプレミアムベーシック講習と、なんだか色々詰まっています。

 

まつげのエクステのお直し、東京藝大美術館でやっている「東西美人画の名作」。5月6日までなので、行って来ました。

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上村松園の「序の舞」のホンモノは、初めて見ました。

モデルが何人かいるそうですが、三浦先生の患者さんに、モデルの一人がいたそうです。当時相当お年を召していたそうですが、品のいい美しい方だったそうです。

 

菱田春草なども出ており、また、なんと音声ガイドが無料でした。

ガイドは竹下景子さん。行ったら是非聞いてください。なかなかいいガイドです。

しつこいですが、5月6日までです。

 

そして、

パスポートを見たら、有効期限が迫っていることが分かり、交通会館のパスポートセンターへ。

混んでるかと思いましたが、空いててよかった!

 

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27日からは

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_paddington/

パディントンの生誕記念の展覧会が始まります。私は小学生の頃からのパディントン好きなのです。惜しくもマイケル・ボンド氏は昨年亡くなったそうですが、パディントンは不滅です。

私が英文学を勉強したのは(日本史オタクなのに)パディントンの影響があるのかもしれません。