操体法大辞典

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儒教と負け犬。

儒教と負け犬

儒教と負け犬

酒井順子氏は確か、オリーブなんかで「マーガレット酒井」(だっけ?)というペンネームで高校生の頃から書いていたのを覚えている。2003年に『負け犬の遠吠え』を上梓後は、『負け犬』という言葉が社会現象にまでなった。

これは、日本、中国、韓国という儒教の色が残っている国の『負け犬事情』を綿密?に調べた本である。これを読んでいると、この3つの国ではますます晩婚化、少子化が進むんだろうなぁ、と思わず遠い目になってしまいそうだ。

ちなみに、韓国では未婚の30代女性のことを『老処女』というらしい。また、上海では『余女』というそうで、『漢字って容赦ない・・・』とか思ったりする。

ちなみに私は『出戻り負け犬』(笑)だが、シングルに戻ってからそろそろ8年になる。しかし再度ヨメに行く気はない(すいません私も負け犬率をアップさせてます・・)。

酒井女史の「少子」も以前読んだが、何故子供を持たないかというのも妙に共感した。

少子 (講談社文庫)

少子 (講談社文庫)

どうせだったら

先達の御意見 (文春文庫)

先達の御意見 (文春文庫)

同氏が「負け犬」の先達にインタビューした『先達の御意見』も読むといい。
もしも宇野千代さんがご存命だったら、是非酒井氏にインタビューして欲しかったなぁ、と思ったりする。

ちなみに私が尊敬しているのは淡谷のり子先生と宇野千代先生である・・・・。