操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体実践者が「鬼滅」を見たほうがいい理由(笑)

突然ですが、私は初日に「鬼滅」の「無限列車編」を見てきました。
映画館で貯めたポイントがたまっていて、映画が1本無料で鑑賞できるということもありましたが、「煉獄零巻」(特典の書き下ろしマンガが載っているやつ)を読みたいじゃん、というのと、渋谷で丁度3時間時間があったという偶然からです。指定席も三日前から押さえました。

当然ながらマンガも全部持ってるし読んでます。

 

さて。タイトルですが、私は受講生に、宇野千代さんの本を読んでごらん、と勧めることがあります。何故でしょう。

 

それは、宇野千代さんは、橋本敬三先生と同じ、明治30年生まれ(1897年)だからです。千代さんは恋多き女として知られています。彼女は山口県岩国市の生まれです。

考えてみると、会津と長州だったりして。

時代背景や当時の様子などを考えると結構面白いものです。

生きて行く私 (角川文庫)

生きて行く私 (角川文庫)

  • 作者:宇野 千代
  • 発売日: 1996/02/19
  • メディア: 文庫
 

 で、鬼滅なんですが、

たまたまもう一度アニメを見直していて「藤襲山(ふじかさねやま)」で、主人公炭治郎が戦う鬼(手鬼)が、「今、明治何年だ」と炭治郎に聞くんです。

「大正だけど」と炭治郎が答えると、手鬼は悶え叫びながら、ここ(藤襲山)にとじこめられたのは、鱗滝(当時鬼狩り現役)のせいで、それは江戸時代、慶応で、47年もここいる、というようなことを言うわけです。

 

ちなみに、大正元年は1912年。慶応年間は、1865年から68年の3年間です。

1865+47= 1912(大正元年

1866+47= 1913(大正二年)

1867+47= 1914(大正三年)

1867+47= 1915(大正四年)

1916年以降は、慶応じゃなくて明治になってしまうので、除外。

となると。大正元年〜大正三年の間という話になります。

ここでですよ、炭治郎は15歳という設定です。これが、鱗滝さんのところで修業する前か後かは分かりませんが、これで考えると、大正元年に15歳だとすると、1897年前後の生まれということになります(って、私は何を計算しているんだろう笑)

 

つまり、炭治郎君は、橋本敬三先生と年が近いってことです(明治30年前後生まれ)。

 

そうなってくると、俄然「そうなのか」って思いますよね。それだけでも何だか興味がわきません??(私は「おおっ!」て思いました(笑)

 

「ええ年こいてマンガなんて」という人は、流石に最近はいないと思いますが(島耕作だって会長だもんね)、何か言われたら「主人公は橋本敬三先生と同じような年なんだぞ」とかなんとか言ってください。

 

なお、私もそうなんですが、コミックの単行本って小さいですよね。
で、ある程度の年になると、小さいと読みづらくなりますよね。

というわけで、コミックは、iPadで読むことをお勧めします。大きくて読みやすいです。

ベストなのは、Kindle PaperwhiteAmazon電子書籍リーダー端末。画面が紙のようで、眼が疲れない)とiPadの合わせワザです。なお、iPadで途中まで読んでいたものの続きをKindleで読むということもできます。

マンガに関しては、電子本が本当に便利です。

 

ちなみに、この動画、見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、大正時代の東京を撮影したものを、カラーで再生したものです。

当時の人達の服装やなども興味深いところです。

 

 


カラー映像で蘇る東京の風景 Tokyo old revives in color