先週月曜、海の日にイギリスの鍼灸師、トニー氏に会った。イギリスで通称「Blue Book」を読まれたとのこと(「操体法写真解説集」の訳本)。残念ながら"Blue Book"には操体の哲学や「息食動想」については書かれていない。なので、私は持っていた「万病を治せる妙療法」の英訳本を送った。
英語が話せるフォーラム実行委員の佐伯さんにアシスタントをお願いし、森田さんにも来て貰った。
実際お会いしたトニーさんは、奥さんが日本の方で日本語がお達者だった。よかったよかった。
ちなみに、今回の来日は鍼灸学会への参加だそうだ。
最初は施術。
まず、第一分析と第二分析を、佐伯さんをモデルにして行う。トニー氏の顔に「?」マークが浮かんだ。
最後に第三分析までやってみた(渦状波:皮膚へのアプローチ)。第三分析で、無意識の動きが出ている佐伯さん(かなり怪しい動きをしている)をみるともう「?????」状態のようだ。
その後トニー氏にも、第一、第二、第三分析を順を追って体験していただいた。
素晴らしいのは『楽』と『快』の違いと、その問いかけ方法の違いを瞬時に分かって下さったこと。
何故「どちらがきもちいいのか」という問いかけでは良くなくて、「きもちよさを探して動く」のが良くないのかというのも分かって頂いた。
この話はまた詳しく書こうと思うが、英語でこれ、何て言うの?
というのも結構沢山聞いた。