- 作者: 竹内久美子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/07/08
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著者、竹内久美子氏は「遺伝子で解く!」シリーズを何冊か書いているようだが、初めて彼女の本を手に取った。ドコバラというのは「ドウブツコウドウガクバラエティー」の略らしいが、読者からの質問に対して、竹内氏が真面目に答えるとういうもの。
「秀頼は本当に秀吉の子?」というのは昔から言われてきたことだ。ホントは石田三成の子じゃないかとか、諸説がある。
正室寧々の他にもあまたの側室がいたのに、何故か晩年淀殿との間にだけ子ができた、というのは皆そう考えたらしい。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/02
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司馬遼太郎の「豊臣家の人々」にも、「太閤さまのおたねではあるまい」とか「あれほど女好きで、太閤さまの機能が健康ならば、過去に誰かが妊娠しているはずだ」などの話がささやかれたと書いてある。
一方、二度目の懐妊の際、淀殿は名護屋城の秀吉の元におり、淀殿浮気説もあまり説得力がないらしい。
この本では、淀殿が浮気をせず、正真正銘秀吉の子を身ごもることができたのか、ということが具体的に説明されている。
ここでは結果は書かないが、目からウロコの結末だった。
この本の最初の質問は、ダルビッシュ投手が2008年当時、交際3ヶ月、妊娠2ヶ月の彼女と結婚宣言をした際、普通の男性が考えるように「ホントにオレの子か?」という心配はなかったのでしょうか、という質問だ。
確かにオンナは「これは自分の子だ」とはっきりわかるが、確かにオトコにはそういう不安があるらしい。