中谷巌の「プロになるならこれをやれ!」 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 中谷巌
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
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「10000時間費やすと、いっぱしのプロになれる」
この言葉をきいてがっかりするか、それとも「そうか」と奮い立つか。世の中にはそんなに簡単なことはない。いや、簡単な事は多いけれど、それを続けることができるか、続けられないか、かもしれない。一日8時間365日やって、三年半で一万時間を達成する。
大学四年、大学院三年でだいたい10000時間になるので、大学、大学院というシステムはそれにかなっているとも言う。
「道場は、先生に直してもらうところ。普段は自分で地道に練習する」。つまり道場に行った時だけ練習してもいかん、ということだ。「先生に直してもらう」ということは、先生に習ったコトを練習するということだ。勝手にいろいろやってみるわけではない。「守」の時期には必要なことだ。
習い事のコツ。
「こいつには教えたい」と思わせること。自分の知りたいことばかり質問しないこと。習ったことについてはレスポンスを返すこと。