「足趾の操法集中講座」を毎月二回、第一、第三日曜の午前中開催している。
前回は「触診」の講義をした。
以前から「触診」の重要性を説いている。
問診、視診、触診、動診。
触診は、動診に先立つものだ。
今日は「足趾の操法」の個人レッスン。
私が被験者役になった。
脛骨(内側)の際に触れると、骨の際がざらっと、
のこぎりの歯のような感触がある。
足底から内果(うちくるぶし)、アキレス腱の間のくぼみに、
ぶよぶよしたような、妙なかたまりがあり、その隣は
指尖(しせん)がずぶずぶ入る。「虚」になっている
状態だ。
先日の打撲のせいもある。
受けているうちに、妙な固まりが溶けてゆき、
元気がなかったところに弾力が出てきた。
受講生のOさんは驚いていた。
私もわかってはいるけれど、やはり驚いた。
これだけでもからだの感じは全く違う。