「操体を勉強したいけど、どのコースを選んでいいのかわからない」という
声を聞きました。
というわけで「講習の選び方」というページを当ホームページに加えました。
当方の操体講習は、全ての講習に一般も臨床家も参加可能です。
まず、操体に興味を持ったら、また、操体法東京研究会の定例講習に行って
みたいけど、ちょっと迷っていたりしたら、施術+ベーシックがお勧めです。
実際に操体を受け、その後身体運動の法則(般若身経)はじめとする
セルフケアの講習です。特に「般若身経」は、操体の基本根幹を為す
重要なポイントであり、全てのエクササイズの元になります。
更に、個人レッスンは
以前夏などにやっていた「視診触診集中レッスン」「連動学レッスン」
などはやらないのですか?という声にお応えし、5回のコースを設立
することにしました。これは、各自のテーマに沿って行うピンポイントの
レッスンです。視診触診、連動学はあくまでも参考例です。
ご希望があれば、ご相談下さい
視診触診、連動学は操体の専門でなくとも十分臨床に活かせるスキルです。手の作りかたの練習、目の作り方の練習なども盛り込みます。
視診触診ができるようになるメリット
- 操体のみならず、全ての手技療法で活用できます。
- 操体臨床初心者が一番悩むのは「どの動診を選んでいいか」ということなのですが、視診触診は動診を選ぶ際の重要ポイントとなり、動診の選択に役立ちます
- 診断分析時間を短縮できます。その分を施術(治療)にあてることができます
本来「視診触診」は「できて当たり前」のはずなのですが、
最近はあまり時間をとっていないようです。
「全身形態は連動する」と、橋本敬三先生の本には書いてありますが、
どのように連動するのか、ということは書いてありません。
それを体系化したのが三浦寛先生です。手関節から、足関節からの
連動をまとめたのが
操体法入門―からだの連動のしくみがわかる 手関節からのアプローチ
- 作者: 三浦寛
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この二冊です。私はこの二冊を先生が執筆している間と
連動のしくみが解明されていく過程を体験しました。
連動を理解することは、操体の診断分析法を理解することでも
あります。
手関節、足関節という末端からの動きが、全身形態にどのような
連動をもたらすか。
連動を学ぶことによって、「動かして 診る」という意味が腑に落ちることでしょう。
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「操体臨床への道しるべ」、この表紙の手のモデルと、中のイラストの
モデルは私です(笑)。