ScanSnapは三台持っている。私は普段Macユーザなのだが、今一台使っていないScanSnap1500(初期モデルです)があるので、そちらを週一度か二度の大学での仕事に使っている。
私が行っているのは研究所である。私がいる部屋は2階にあるのだが、コピー機があるのが4階なので、たかが数枚のコピー取りにわざわざ階段を登る必要があるのと、厳しい省エネの励行で、研究所自体がとても寒い。
とにかくコンクリートの建物なので、寒さが普通ではないのである。
コピーを取るのが大変なのと、寒い時はあまり廊下に出たくない。そんな時、書類のファイリングに役立つのがScanSnapなのだ。
また、アドビのacrobatは私にとって欠かせないソフトなのだが、ScanSnapのモデルの多くには、acrobatが付属している。今回の特別モデルには、Windows用ではあるが、Acrobatがついているのである。自分のMacにはAcrobatが入っているので、MacにScanSnapをインストールすれば、Macでもスキャンできるというわけだ。
ぽんぽんスキャンできるというのは一度やってしまうとクセになるほどきもちいい。
Evernotoとも併用できる。
最も一番お世話になっているのは、手紙とかチラシとか、こまごましたものなのだが、取っておきたいパンフレットとか美術展のチケットとか、そういうものをスキャンしている。
スキャンしたデータをDropbox(私はDropboxがメイン。有料で大きなサイズのハコを使っている)に入れておくと、いざという時、出先でパソコンに繋げば参照できるし、iPadやiPhoneなら、設定によってはオフラインで参照もできる。
そうそう、一番便利なのは海外旅行の時などだ。
パスポート、旅程、チケットなどはスキャンしてまとめておく。
意外と「どこだっけ?」と、探したりするものだから。
もう一つ。
操体関係の本をスキャンする(保存用と自炊用にちゃんと買うのである)。
そしてOCR認識させる。
そうすると、どの本に何が書いてあるかとか、データ引用にも役にたつ。これは誰かも書いていたが、よく使う本をリファレンス代わり、辞書代わりにするのである。これはとても便利な使い方だ。
それから、毎年の健康診断の結果などもスキャンしておく。
自分のだけではなく、猫の血液検査の結果などもだ。
病院でもらった薬の説明書きなどもスキャンしておく。
あ、もう一つ便利な使い方を思い出した。
お年玉つき年賀ハガキのあたりはずれも調べることができる(ScanSnap Windows版に付属しているソフト)。私は面倒なので毎年殆ど放置していたのだが、これを知ってからちゃんと調べるようになった。