私の両親の兄弟姉妹親類縁者の8割は宮城県の
気仙沼市と仙台に住んでいます。
橋本敬三先生(橋本家)のお墓がある葛岡霊園には、
若くして亡くなった叔父とか、親類が何人かお世話になっています。
私は子供の頃から何故か仙台が好きで、今でも十分好きなんですが、
伊集院静さんみたいに、仙台に住むってのはどうだ?とか
一月のうち一週間位は仙台っていうのはどうだ?とか
アホなことを考えることがあります(笑)。
我が家から東京駅までは徒歩も含めて30分かかりません。
そこで「はやぶさ」とか乗っちゃうと、2時間ちょっとで仙台に着きます。
というわけで、今回は
新しい編成となった東京操体フォーラムと
実行委員面々の御加護を祈念するために
(もっともらしく理由をつけてみました)
仙台に行って来ました。
まずは、必ず参拝する「瑞鳳殿」。
瑞鳳殿。
門の外から霊廟(瑞鳳殿)をみたところ。
涅槃門を階段の上から見たところ。
今更説明はいらないと思っているのは私だけかもしれませんが、
ここは仙台藩祖、伊達政宗公の墓所です。
この近くには、政宗公から数えて三代の伊達家当主の墓所があります。
昭和20年の空襲で焼けてしまいましたが、復元されました。
本来は木造でしたが、現在は鉄筋製だそうです。
桃山様式の華麗な建物です。横には資料館があり、
政宗公の墓所の発掘調査の模様を収めたビデオが流されています。
長くなるので端折りますが、
ここは政宗公自身が「墓はここに」と、自ら決めたところです。
経ヶ峯といいます。
ちなみに政宗公は独眼で有名ですが、
政宗公は万海上人の生まれ変わり、という伝説があります。
万海上人も独眼だったのです。
そして後に、経ヶ峯から万海上人のお墓が見つかったのだそうです。
涅槃門を通って石段を登った右手に、万海上人の墓碑があります。
何だか長くなるのでやめておきますが(笑)、
私にとっては非常にこころ安らぎ、パワー溢れる場所です。