今回、東京操体フォーラムは組織編成を少し変えました。
それぞれのちからを活かしながら、若い衆の活躍の場をつくることができるよう。
実行部隊(タスクフォース)を
先輩の賢人(アドバイザー)や巧者(スペシャリスト)が
支え、なおかつ一般社団法人日本操体指導者協会とのタッグも
ますます強力に、フォーラム運営は勿論、海外での活動、出版、
海外での活動、グッズ販売?まで、色々企画を練っています。
秋のテーマは「操体進化論」。
http://www.tokyo-sotai.com/?p=813
ゲスト講師には、福岡から舞踏家・武術家であり易筮家でもあり、
ISIS編集学校関係者でもある新部健太郎氏をお迎えします。
操体も、橋本敬三先生の時代でも進化していました。
例えば、身体運動の法則こと、「般若身経」も、時代によって
少しずつ変わってきています。
その一部分だけ見て
「般若身経って自分が習った時はこうだったから、進化には適応しない」
というのもアリです。
が、私達は基本的に「クライアント(患者様)」のからだにとって
やさしいか?」と考えます。
第一分析とか第二分析とか色々つくりやがって、とかいう声も聞かないでは
ありませんが、これは、操者(操体指導者)のエゴではなく
「クライアントのからだにとって、優しいか?効果はあるのか?」
ということを考えているのです。
ですから、もっといい手法、クライアントのからだにやさしく、
いのちを活かすような分析法があれば、操体の原理原則に従って
よりよいものを追求しているのです。
というわけで、
操体が「楽な方に動かして瞬間的に脱力する」という、運動分析の第一分析から
「ひとつひとつの動きに快適感覚の有無を確認し(ききわけ)、そのきもちよさを味わう」という、感覚分析の第二分析へ移行する様子を私が紹介します。
私自身、最初は「楽ときもちよさって違うの?」と思っていましたが、
ある日、その違いを体験することができました。
それは、非常にショッキングな出来事であったと同時に、
操体の可能性が一気に何倍にもなったのと、扉が開かれたような感じでした。
この違いを、時系列で体験することによって、操体の進化がわかります。
また、後半の第三分析(皮膚へのアプローチ:渦状波®)、第四分析は、理事長、
操体法東京研究会主宰の三浦寛による解説です。
操体に新たな時代を生みだした、皮膚へのアプローチ。
どうぞお楽しみに。