操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

きもちのよさ、は学習するものです。

長年ブログを書いていると、前にかいたことががあるなぁという
事象が巡ってきます。

 

最近「多いなぁ」と思う事です。


「きもちよさって、よくわかりません」という方々です。

割合としては男性が圧倒的に多い。

ある動きを試していただき「これって、きもちよさあります?」
と、聞くと「わかりません」。
「それでは、不快じゃないですか?」
「はい」
「続けても大丈夫ですか?」
「ハイ」

 

みたいな感じで進んでゆきます。

これが、だんだん経験を積み、
「快の回路」が通ってくると

「指一本動かしてもキモチイイ」という、
東京操体フォーラム実行委員のような境地に達します。

特に、いままで「きもちよさ」にはご縁がなく
「う~んよくわからん」という方でも
だんだん「回路」ができてきます。
学習が必要です。

 

私はよく例えますが、この辺りは
「女子の官能」と同じです。

最初から「きもちよさ感じまくりで絶頂!」なんていうのは
AVの見過ぎです(笑)
そんな女子、いません。

経験を積んで(そしてお相手がお上手なことが大事)
官能を磨くわけですね。

 

あ、脱線しましたか??
しましたね

 

 

回路が通った男性は、すごいです。
どんどんカラダが変わります。

 

色々話を聞いてみると

「キモチヨサ」というと、どうしても

性的な快感のような、刺激的なものを想像するんだそうです。

わたくしの師匠は

操体の快は、セックスの快感とは質が異なる」と言います。

そうなんです。快の質が違います。

端的に言えば

「ハァハァ」(壇蜜風)ではなく
「まったり、ふんわり」という感じです。

 

そういえば、以前、女性の治療家の方に
「ハタケヤマセンセイは、女性専門じゃないんですか?」と、
聞かれたことがあります。

「私は区別してませんよ♪ むしろ男性のクライアントのほうが多いです」
(実際男性のほうが多いです)

「きもちよさを提供して、大丈夫ですか??」

つまり、彼女は、女性の操体指導者が、男子クライアントに「快」を提供して
その結果相手がムラムラするとか(笑)
そういう心配をしたそうです。

そんなことはありません。

いやはや、おつかれさまです(汗)

 

逆に、私は指圧のセンセイ(男性)から
「男性に指圧していると、たまに×××してることがあるよ」
という話を聞いたことがあります。


「ひえ~!!!!そうなんですか??」

「男性に指圧されて×××するんですか?????」

これはちょっとしたショックでもありました・・・