東京は開花宣言ですが、昨日今日と結構寒いですね。
さて、この本を読んでみた。
私が衝撃を受けたのは、野沢直子(結構好きだったりする)の自伝的小説。
これは、そのうちドラマにでもなるかもしれない。数回の失踪と四回の結婚(日本に二つ、韓国とタイにひとつづつ家庭があった)で、死後に異母兄弟姉妹が発覚した話だ。
そして、その中の広告で、芋づる式にKindleで買ってしまったのがこれ。
これは、いわゆる「自給自足の生活を送っているところ」出身の主人公のコミックエッセイである。
私も知っているし、脱税で追徴金を取られたとか、子どもを学校に行かせないとか、家族の縁を切ったとか、色々聞いている。
主人公の「かや」さんは、生まれた時からこの「カルト村」で育つのだが、これがまた、ショッキングな内容だ。小学生になったら親から離され、別のところで育てられる。詳細は省くが、この時の経験が「絶対子どもは産まない」という彼女の決心に繋がっているのかも。
また、「村内」での結婚だが、40代の男性と20代の女性の組み合わせが多いらしい。勿論、村が決めるのだ。女性20代というのは、一番元気で丈夫な子が産めるかららしい・・・。
っていうか、これが平成の話ですか??
シラミ?結婚相手は村任せ??
★現在は、色々改善されているようです。。。
彼女の場合、両親も一般社会に戻ることになったので、一緒に一般に戻ったのだが、
そして「かや」さんは、村から出て普通の会社員をやるのだが、寂しくなって誰か友達が欲しいと思い、出会い系サイトに登録する。
そこで出逢った男性と結婚という驚きの展開だ。
そして、芋づる式に読んだのがこれ。
これは「新興宗教」と書いてあるが、実際は著者の母が近所の霊能者の信者となり、家に神棚、仏壇などを置き、誰も入っていないのにお墓を建て、25年以上お祈りを続けているという話がメインだ。
★宗教にハマって家族が離散したとか、そういう話ではない。私だって仏様には花と水やお酒、お菓子は供えるよ。
私が外気功を習っている時だが、そのセンセイのところには、色々な怪しい?人が集まっていた。某宗教に出家して、家族も何もかも捨てました、という女性もいた。その宗教施設で子どもの世話をしているとも言っていた。
その前に、いくつか「新興宗教あるある」なマンガが載っている。
つい数週間前
ということで、「X」のドキュメンタリー映画でも観たが、ヴォーカリストが「洗脳」され、グループが解散に至るまでのことも描かれていた。
ちなみにカルトというのは「憲法に定められた基本的人権を守らない団体」なのだそうだ。
子どもを学校に行かせない(教育の機会を奪う)、つきまとって入信を迫る、脱会させないようにプレッシャーをかける、悪霊を追い出すと言って叩く、医者に連れて行かない、睡眠を取らせないなど、なのだそうだ。