世の中の9割のことは、グーグル先生に聞けばわかりますが、聞いてもわからない1割のことを学ぶのが、操体です。
例えば、操体でよく知られているものに、足首を反らせて足の甲に抵抗を与え、力を抜かせるものがあります。
この絵をみると、操者の指先が被験者の足の裏に回っています。
これは第一分析時代のものですが、これで、被験者が「ストン」と、瞬間急速脱力したら、操者は手をてきめんに踏まれます。
つまりは、本や写真では「どこにどのように手をかけるのか」というのは、伝わっていないということです。
橋本敬三先生が、どのように患者さんの足に手をかけていたのか、その現場で見ていたのが、三浦寛先生です。
それを、学べるのが、操体法東京研究会の定例講習と、GWの講習です。
足のどこに、どれくらいの力で、どの方向にかけるか、というのは、非常に大事です(正確には、5ミリ違っても被験者が受ける感覚は変わってきます。感覚が変わると言うことは、結果も変わるということです)。
- 操者はどこに立つか
- 操者は被験者の足のどこに手を置くか
- どのような言葉をかければよいか
- タイミングは
これらの条件が整って、この動診操法は結果を出すことができます。
単に被験者の足の甲を押さえつけてつま先を上げさせて、脱力させるのではないのです(これは、第一分析ですよ)。
GWの講習では、このように「確実に効果が出せる手法」をお伝えします。
「加減がわからない」
「膝窩の圧痛が取れる時と取れない時がある」
「どこに手を置けばよいかわからない」
このような問いにお答えします。
2019年5月1日〜4日(前半と後半に別れています。二日間の受講でも可)
【補足】GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習 - 操体法大辞典