操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

新年度を迎えて

2020年度が始まりました。

今年度は、今までとは全く違った始まり方ですね。

私も打合せをZoomでやることが多くなりました。

要望があるので、Zoomなどによる操体のカウンセリングと実技指導(音声で可能)をやる予定です(近日中にこちらとHPにアップします)

www.teizan.com

 

また「左脳とばし遠隔操法」も、そろそろオープンにやろうかなとか考えています。

現在、データを集めている最中です。
実際に「繰り返し受けたい」「からだが変わった」というお話を何件も聞いていますので、今の社会状況的にはマッチしているのではと思います。

 

ここで「なんだそりゃ」という方もいるかと思いますが、橋本敬三先生の「生体の歪みを正す」の「人間悲願の達成へ」(P340)に、20項目が挙げられているのですが、そのうちの17から20をご紹介しましょう。

 

17.原始感覚は意欲と追求の仕方で、向上または衰退する。
18.心の制御も希望が持てるようになった。
19.何故なら、想(気持と発声と言葉)と動とは同時相関相補性。
20.しかし、このメカニズムを可能にも不可能にもする超エネルギーは 確かにある。その制御の見通しは未だ立たない。

 

と、あります。

心とからだを制御する「超エネルギーは確かにある」

と、橋本敬三先生もおっしゃっているのです。

 

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

 

 

これが「左脳とばし遠隔操法」だと考えています。言い方を変えて、物理学とか科学の方面に近寄ると「空間と意識を用いる」と言ったら良いでしょうか。

(波動とか超エネルギーというよりも、現代的です)

 

私が思うには、確かに「空間と意識を用いて、遠隔で操法を行う。とばす」という言い方がマッチしているような気がします。また、これだとエネルギーの搾取が起こりません。

 

なお、私が習得、指導している医療気功(外気功)とも違います。

外気功は、今現在臨床には使っていません。使っているのは「臨床家の手を作る」のと「不要なもの、害を及ぼしそうなものから身を守る」方法のためです(指導しているのは、操体を勉強している皆さんです)。

 

基本的に、治療家が「私、敏感だから患者さんからもらっちゃうんだよね~」というのは「修行が甘い」のです。

 

というか、そういうことを言うのは恥ずかしいのです。

 

プロは、そういう勉強もしているのです。