マドリードの小野田先生にメールを出してみたところ「町は静まりかえっています」という返事を頂きました。
また、ヴェネチアのムラノ島のヴェネチアン・グラス・アーティストの土田康彦さんが、ヴェネチアの様子をFBにあげていましたし、ヴェネチアで最も有名なスポット、リアルト橋を防護服の人が消毒している写真を見ました。
一日も早くこの状況がおさまればいいですね。
また、お寺関係では、毎月の読誦会が当面延期になったり、春の大般若講祈祷会が中止になったり、一泊参禅合宿が中止になったりしています。
さて、先日「臨床を飛ばす」ということを書いたところ、問い合わせなどを頂きました。
触れずに行う操体の臨床は、大きくわけて二つあります。
一つは
1.口頭で動診操法(感覚のききわけまで)指導するもの
2.時間と意識を操って「臨床」そのものを遠隔で行うこと
です。以前も書きましたが、2は、気功とはかなり違います。
(おさらい)
- ヒーリング(レイキなど):自分をチャンネルとして、宇宙のエネルギーを通す。身近な症状の緩和、水の味を変える、花の鮮度を保つなどは容易にできる。
- 外気功(医療気功):ある行法によって、身体に気をためる訓練をする。治療の際は、その貯めた気を用いる。最近では、気功家が消耗しないように、宇宙の気を取り入れながら、気功治療をするという手法がある。
- 操体(左脳とばし遠隔操法)意識と時間と空間を用いて臨床を行う。身体に気をためる必要などはない。
ちなみに「臨床とばし」は文字通り「臨床を遠隔で行うこと」。
「左脳とばし」は、「左脳」の「アタマで考える」とか「正しいか正しくないか」「損か得か」で考えるような、左脳優位の状況を「ぶっとばしちゃう」ことです。
つまり「右脳優位」(感覚優位)に持って行くこと。
臨床とばしの「とばし」とは、飛ばすものが少し違います。
1.口頭で動診操法(感覚のききわけまで)指導するもの
こちらですが、例えば、私がフォーラムなどで、不特定多数の方相手に、口頭で、
般若身経の指導を行う場合などが当てはまります。
また、最近Web会議とかWebでセミナーというのが増えていますが、電話やWebを通して、操体の動診操法(感覚のききわけまで)を指導することも、積極的に行う予定です。