操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

自分で行う操体と、他者に行う操体は、難易度が全く違う。

昨日は「塾SOTAI」でした。

色々な話題が出ましたが、

操体って、セルフケアできるから、操体を他者に行う(臨床)も簡単じゃない、って、ナメてる人多いよね」と言う話になりました。

 

橋本敬三先生も、患者さんには「簡単ダヨ」とおっしゃっていましたが、弟子には「こんな大変なことによく足を突っ込んだなあ」とおっしゃっていたそうです。(一生愉しめるからな、と加えたとか)。

 

操体

1.自分でやるのは、やり方が間違っていがいなければ、自分でできます

2.他者に行う場合は、相手の「感覚」分野に介入するので、自分でやるとはくらべものにならないくらい、「操体指導者としての勉強」が必要になります。

 

本人にしかわからない「感覚」の分野に介入するということは、想像以上に勉強が必要です。

 

「一か月で整体をマスター」とか、短期間で学べるとうたっているのは、やり方しか教えないから。

 

しかし、他の手技療法で一万時間くらいキャリアが有れば別ですが、やり方を習っただけでは使えません。