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操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

一撃改善。伝統を受け継ぐプロフェッショナル。

2015年冬季東京操体フォーラムプログラム
発表者プロフィール

筋整流法創始者の小口昭宣先生との出会いは、
話がちょっと遡ります。

古式腱引きの伝承者であり、
プロの写真家でもあり(富士山を撮影なさるのです)
日々、日本のみならず海外にも、
日本の伝統療法を広めるべく、御多忙に過ごしていらっしゃいます。

「一撃改善」というキャッチフレーズが
これほど似合う治療家は他にはいらっしゃいません。

 

一撃改善 腱引(けん・び)き療法で痛みが消えた! 肩こり・ギックリ腰編

一撃改善 腱引(けん・び)き療法で痛みが消えた! 肩こり・ギックリ腰編

 

 

実践!  腱引き療法 動ける体を瞬時に取り戻す伝統手技療法

実践! 腱引き療法 動ける体を瞬時に取り戻す伝統手技療法

 

 ★モデルは平直行氏です

 

そして、デジイチビギナーのワタシにとっては
プロの写真家(ワタシ同様Canonを使っていらっしゃる)
すごい!!!のです。

2015年9月、南会津で開催された
「伝統療法カンファレンス」では、
師匠三浦寛はじめ、ワタシもうちの若い衆も
大変お世話になりました。


筋整流法の伝承者の皆さん(小口先生含む)
我々の足趾の操法®を受けて下さったり、
私達も腱引きを受けに行ったり
いい勉強をさせていただきました。

 

会津では、
サンショウウオの燻製?を頂いたり
本当にお世話になりました。

 

ありがとうございます。

 

さて、


現在、サムライメソッドやわらぎで
ご活躍中の平直行氏は、
昨年まで一般社団法人日本操体指導者協会の理事であり、
(サムライメソッドやわらぎの立ち上げにあたり退任)
東京操体フォーラムの相談役でした。

というのは、平さん、もともと現役時代に
ワタシのクライアントだったのです。

 

その後、格闘技を引退し、
何かからだのことを学びたいということで
ワタシが自分の操体の師匠、三浦寛先生を紹介しました。

そして「月刊秘伝」という雑誌があるのですが、
よくそちらに登場する河野智聖さんという方、
操体法東京研究会で、三浦先生に操体を習われており、
ある時「月刊秘伝」で河野さんと三浦先生の対談が企画
されたわけです。

 

そこで三浦先生が平さんに「同席すれば?」
と声をかけました。

 

その後平さんは「月刊秘伝」とご縁を持ち、
表紙を飾り、連載を持つなど大活躍。

 

そして柳生心眼流島津兼治先生とのご縁が。

 

その平さんのご縁で、我々東京操体フォーラム
島津先生とのご縁もでき、
何度か東京操体フォーラムで講演、
2010年、京都の大徳寺で開催した京都での
フォーラムにもご参加いただきました。

 

そして島津先生は、筋整流法の最高顧問をなさっており、
我々も伝統療法カンファレンスに参加したりして

腱引き、筋整流法の皆さんとご縁ができたわけです。

 

そして、小口先生には、2015年の春季フォーラムに
お越しいただき、今回の冬季フォーラムに
ご登壇いただくことになりました。

 

実は柳生心眼流というのは仙台伊達家のお家流です。
伊達マニアのワタシはそれだけでもウレシイのですが、

古式腱引きのルーツも、柳生心眼流にあり、
柳生心眼流には、操体の基本運動(般若身経)に
にているものもあったりして、
島津先生も、

「心眼流と操体は、全く性格が違う兄弟みたいなもの」
というお言葉もいただきました。

 

そして、操体特有の「膝窩(しつか)ひかがみ」の
触診法と、腱引きの「腱あるいは筋を動かす」という
手法はルーツが似ているような気もします。 

 

さてさて、

そんなご縁でいつの間にか、
芸風は違えど「臨床のプロフェッショナル」として、
小口先生はじめ、うちの若い衆も
筋整流法の伝承者の皆さんと交流の機会を持たせていただいて
おります。


前にも書きましたが、
関西地方などでは、操体を健康体操とか
養生法として捉えている方々が多く、
操体臨床のプロが殆どいません。

 

そのため、操体のプロの地位が
あまり高くありませんし、

費用と時間をかけて操体を学ぼうという
姿勢に欠けています。
全てとはいいませんが
殆どが「愛好サークル」です。

 

残念なことに、このような方々とは
「真面目にプロとしての話」というのが
殆どできません。

私達も歩み寄りを試みているのですが、
食い違いというか、やはり臨床現場と
健康体操の間の大きな溝を感じています。

 

そもそも、操体を医師が用いていた臨床であり
医者に見放されたような患者様が
すがりついたものであると
認識しているのと、


ラジオ体操なみに
「誰でも簡単に安価にできる」
という捉え方は、同じ操体を軸としていても
全く違いますし、
残念ながら、根本的に話が合いません。

これは、陳式太極拳
楊明時式太極拳
(日本で太極拳を広めるために、楊明時氏が
「健康太極拳」として、仕方なく広めたことにも
似ているかもしれません)


楊明時氏も、本当の太極拳
健康太極拳は区別していたそうです。


橋本敬三先生は、その辺は
結構お年を召されていたので
あまり関与されていませんでした。

 

★自分は組織の長にはならないよ、
という言葉が、
操体は組織をつくっちゃいかん」というように
何故か歪曲して受けとられ、
しかし操体の小さい組織は沢山あり、
統一がとれていないというのが現状です。

 

なので、操体の場合、

「健康太極拳」をの愛好家が
(カルチャースクールとかサークル)
ホンモノの太極拳を真面目に道場
師匠に拝師している武術家を見て
ちょっと上から目線になり、
「真面目にむずかしいことするなんてねぇ」
「拝師するなんてねぇ」
「お金を積んで習うなんてねぇ」

と言っているのと同じようなものなんです。
アマチュアがプロよりも上から目線なのですが、

この人達は、臨床をやっているわけではないので

例えば伝統療法カンファレンス恒例の
「コラボトリートメント」(何名かの治療家が
その場でクライアントに施術する)のようなことは
まずしません。

 

そして、

楽と快の違いなどを説明しても
拒否されたり、
難しいと言われることが多いのです。

 

こればかりは、
実際に操体の臨床を行っているのと
ある程度元気な人の健康体操をやっている場合の
落差なんですね。

 

あ、長くなってすいません(汗)

 

しかし!

 

こう言うときに、
療法のプロフェッショナルである
筋整流法の伝承者の皆さんとは
非常に話が合うのです。

 

芸風は違えど、
日々様々な症状疾患を抱えたクライアントに対峙し、
腕を磨いていらっしゃるその様子は

臨床家として、

ああ、素晴らしいなと思うのです。

 

12月6日(日)は、診断分析法のご紹介がメインです。

小口先生の講義は
「肩の診断法と治療法」です。

 

どうぞお楽しみに。

 

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2015年春季フォーラムにて。前列左から三番目が小口先生、中央が三浦先生、
その隣が駒居先生です。