操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

手のかけ方、方向、タイミング(GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習)

世の中の9割のことは、グーグル先生に聞けばわかりますが、聞いてもわからない1割のことを学ぶのが、操体です。

例えば、操体でよく知られているものに、足首を反らせて足の甲に抵抗を与え、力を抜かせるものがあります。

 

この絵をみると、操者の指先が被験者の足の裏に回っています。

これは第一分析時代のものですが、これで、被験者が「ストン」と、瞬間急速脱力したら、操者は手をてきめんに踏まれます。

 

つまりは、本や写真では「どこにどのように手をかけるのか」というのは、伝わっていないということです。

 

橋本敬三先生が、どのように患者さんの足に手をかけていたのか、その現場で見ていたのが、三浦寛先生です。

それを、学べるのが、操体法東京研究会の定例講習と、GWの講習です。

 

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このかけ方では、操法が上手く運びません。


足のどこに、どれくらいの力で、どの方向にかけるか、というのは、非常に大事です(正確には、5ミリ違っても被験者が受ける感覚は変わってきます。感覚が変わると言うことは、結果も変わるということです)。

 

  • 操者はどこに立つか
  • 操者は被験者の足のどこに手を置くか
  • どのような言葉をかければよいか
  • タイミングは

 

これらの条件が整って、この動診操法は結果を出すことができます。

 

単に被験者の足の甲を押さえつけてつま先を上げさせて、脱力させるのではないのです(これは、第一分析ですよ)。

 

GWの講習では、このように「確実に効果が出せる手法」をお伝えします。

 

「加減がわからない」
「膝窩の圧痛が取れる時と取れない時がある」

「どこに手を置けばよいかわからない」

 

このような問いにお答えします。

 

2019年5月1日〜4日(前半と後半に別れています。二日間の受講でも可)

 

【補足】GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習 - 操体法大辞典

 

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操体的「呼吸」の変遷。

月に2回、坐禅会に参加しています。

 

呼吸の話になると「吐く」呼吸は吐けば自然に吸気が入ってくる、と言います。

 

坐禅も元々は、インドのヨガが中国に渡ってきたものです。
中国禅宗の開祖、達磨さんもインドの生まれです。

 

インドはご存知のとおり、空気が熱い。吸い込むと呼吸器を壊す可能性があります。

深呼吸よりも短い鼻呼吸を繰り返すということもあります。

 

なので、インドでは、吐くほうをメインがなったのではないでしょうか。

 

これが今現在、呼吸においても「吐きながら動く」というのがメインになっている原因ではないかと思っています。

 

ヨガが「息を吐きながら動く」とか、昔の操体が「息を吐きながら動く」というのは、ここから来ているのでは、なんて思います。

 

息を吐くと、筋肉が伸びるからと聞いています。

 

ちなみに、骨盤底筋を鍛えるという体操があります。

 

あれ、息を吐きながらやる、と書いてありますが、息を吐きながらって、やりにくいと思うのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

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外堀から操体を眺めていませんか?

操体法東京研究会で実践指導している操体操体法は「最新の操体」です。

当然ながら、第四分析や第五分析などは、Youtubeなどでは公開していません。

 

世の中の9割のことはグーグル先生に聞けばわかるが、聞いてもわからない1割のこと、操体はその中に含まれている by Hiromi Hatakeyama

  

最近は、私も長らく書いたりしているので「操体は楽な方に動かして瞬間急速脱力だけではない」ことは、皆さんもご存知でしょう。

 

しかし、当然ながら、それは、外堀から「操体」を眺めているにすぎません。

外堀から「内側では何やってるのかな」と、興味津々なのですが、背伸びをしてのぞいてみたり、城の内堀に間者を放ってみたりしている状態です。

 

我々は、正門を閉めていません。

操体を覚悟を決めて学びたい方に対しては門戸を広く開けて待っています。

どうせならば、正門から入って、内堀に入って、堂々と「操体」に触れて下さい。

 

GWの講習は「内堀」に入るためのファストパスだと言っても良いでしょう。
たった四日間ですが、操体の世界を効率良く見ることができます。
ご案内するのは、操体臨床53年の超ベテランと、21年のベテランです。
超ベテランと言っても、古いことをやり続けているのではなく、操体の最前線を行くベテラン(三浦寛先生)がご案内致します。

 

お城の内堀には、色々な隠し部屋や、お宝が並んでいる部屋が沢山あります。
そこに迷わずに行くには、熟練ガイドの手を借りて下さい。 

 

今年もGWに開催致します。昨年10月にマドリッドで開催した操体セミナー(三浦寛、畠山裕美による)を日本の受講生向けに再編成しました。

 

★4月10日補足★

今回は「第一分析から第五分析までを公開」予定です。世の中、実際に第二分析、第三分析はまだしも、第四、第五分析を見たことがあるという人は、限られているでしょう。今回は、D1'(ディーワン・ダッシュ)、果てしなく実践的で、限りなく第二分析、第三分析に近い「第一分析」の実技を行います。

 

2019年GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習

 

操体法の基礎と応用が身につく「人生が変わる操体法」講座です。

操体法東京研究会メンバーだけが知っている、操体のコツのコツ」

 

2019年5月1日(水)・2日(木) ベーシック(基礎)

2019年5月3日(金)・4日(土) アドバンス(応用)

 

 

 

  • セルフケアはもとより、家族のケアに、操体の専門家を目指している方には最適の基礎と応用講座です
  • 今までに操体を学んだことがある専門家(現在の治療法に操体の考え方を取り入れたい、本や動画を見てもよく分からない)にも、最適です。

 

また「きもちのよさでよくなる」という操体のコアの部分を指導致します。

 

「楽と快の違い」を理解することは、操体を理解することに他なりません。この違いをはっきりさせることにより、結果を出すことができます。

 

操体に興味がある皆様へ

  1. セルフケア、家族の方のケアができるようになります
  2. からだの使い方、動かし方などの「操体の作法」を会得することができますので、普段の生活の維持増進に役立ちます
  3. 操体の臨床家を目指す場合の、入門基礎講座として最適です

 

専門家(臨床家、治療家など)の皆様へ

 

  1. 本を読んでもわからない、動画等をみてもわからないという原因を解明します(楽と快の違いなど)
  2. 操体を実際に行うには、単に実技を覚えるだけでは不足です。楽と快の違いや、関節のどこに手をかけるのか、どのように保持するのか、間の取り方など、実際の臨床を模して、動診から操法を習得することができます(介助法、補助法、言葉の誘導)
  3. 操体は「どの操法を選んだらいいのかわからない」という話をよく聞きます。大抵は「基本」と言われるものを順番にやっているようですが、本来はそのようなものではありません。動診と操法の選択方法を教授します(動診と操法の選択)

 

 

そして重要なことがもう一つあります。操体の大きな特徴の一つとして、操体の臨床自体が、患者(被験者)は当然のことながら、操者の健康維持増進と体調管理に活かせるということです。操体創始者橋本敬三先生は、96歳の長寿を全うされましたし、操体実践者は、比較的長寿者が多い事で知られています。

多くの治療家、臨床家は、治療行為、施術行為の中で、健康を害することが多いのですが、操体は「操者の健康」を守る方法があるのです。

 

操体臨床歴53年、講習指導歴31年、数多くの操体臨床家を育成してきた三浦寛【人体構造運動力学研究所 所長】が、効率の良い指導法を編み出しました。

 

2018年10月、マドリッドで畠山裕美と共に、操体法セミナーを開催致しましたが、言語も文化もちがうヨーロッパの方々に、操体の何たるかを四日間にわたって講義致しました。その時も、四日間、前半は基礎後半は応用というプログラムでしたが、その時の指導手法をもとに、実践的な操体法をお伝えします。

 

三浦寛は単発の講習は殆ど行っておりません(通常は二年間の定例講習)。三浦の操体、また、最新の「第五分析」に触れる事ができるチャンスです。

 

 協賛・協力

操体法東京研究会一般社団法人日本操体指導者協会

操体の講習は数多くありますが、その殆どは、実技のみの指導に終わっています。

また「介助法・補助法」として、どのように、またどこに触れるのか、その力加減などはを指導しているところは他にはありません。

 

つまり「どこにどれくらいの力で触れるか」という個別指導ができていないのです。

つまり「大雑把(おおざっぱ)」に伝わっているということです。

 

例えば、よく読まれている「万病を治せる妙療法」(農文協)に、操法のイラストが載っています。操体の動診操法で著名なものに、足関節を背屈させ、つま先をあげるものがありますが、その際、手のひらを被験者の甲に当てます。

この際、操者の手をどこに当てるか、そして操者はどこに立つのがベストなのか、それらが全く書かれていません。手を置く位置もイラストでデフォルメされています。

 

多くの方は、この「デフォルメされた」ものを参考にしているため、正しいやり方を知りません。

 

また、動診操法を行う場合、重要なのは「からだの使い方、動かし方のルール」ですが、一般的にはこれが「健康体操」として広まっています(般若身経)。

 

これは、健康体操としての一面もないことはありませんが、本来は「動診操法」、つまり臨床を行う場合の、操者のからだの使い方、動かし方のルールを示していることです。当然ながら、ルールに従って動診操法を行ったほうが、「自然法則にかなっている」ので、効果があがるのは、当然です。

 

なお、足関節の背屈により膝の裏の圧痛硬結が解消されると言う操法は、当たりはずれが多いという話をよく聞きます。

 

圧痛硬結が取れる場合とそうでない場合が極端なのです。

 

これは、どういうことが原因かというと、先程同様に、どこに触れるのか、操者のポジションと、操者のからだの使い方、動かし方の作法がきちんと行われていないからです。この作法をしっかり学ぶことによって「まぐれ当たり」をへらすことができます。つまり、確実に結果を出せるということです。

 

そして、操体経験者の中には

「どんな感じがするかとしつこく聞かれるのでいやになる」「きもちよくないのに、きもちいいかとしつこく聞かれてイヤになる」という「操者のしつこい質問問題」というものがあります。このテーマは、定例講習やGWの講習でも必ず出てくる話題です。当然ながら、この問題に対する対処法もあります。

 

平成が終わり、新しい時代が始まります。今回は10連休という大型連休が控えていますが、その連休をあなたの人生が変わるこの講習に費やしてみませんか??

 

まずは「操体を学ぶ事によるメリット」をご紹介致します

 

操体を学ぶことによるメリット

 

  • 「北風と太陽」の太陽のようなポジションでクライアントを癒す方法を取得できる(痛みや不快感、恐怖感を与えません)
  • クライアント・被験者に「きもちのよさでよくなる」という生命がよろこぶ臨床を提供できる
  • 自分自身の健康維持増進・セルフケア
  • コミュニケーション能力の向上(言語的・非言語的)
  • 原始感覚(快か不快かききわける力)が鋭敏になる
  • 直感・直観が研ぎ澄まされる(臨床家に必要な直感力が身につく)
  • バランス感覚及びパフォーマンスの向上

 

開催日時

ベーシック:         2019年5月1日~2日

アドバンス:          2019年5月3日~4日

 

時間 全日とも10時~17時(休憩時間含む)

場所:東京都世田谷区三軒茶屋1-30-9 三軒茶屋ターミナルビル34号


参加資格: 操体に興味がある方。日本語で受講可能な方

ベーシック、アドバンスとも、初日のみの受講は可能ですが、

二日目のみの受講はできません。なお、以前に操体法東京研究会、あるいは操体ベーシック講習を受講済みの場合はその限りではありません。その際はご相談下さい。

 

講師 

三浦寛(人体構造運動力学研究所 所長、操体法東京研究会主宰)
畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所、一般社団法人日本操体指導者協会代表理事

 


プログラム

 

ベーシック(基礎)

5月1日(水)・5月2日(木)

  • 操体操体法の起源と概念 (自然法則の応用貢献)
  • 4つの要素の関係(同時相関相補性)
  • 操体法の理論と実際
  • セルフケア
  • 動診と連動
  • 介助補助(抵抗、ではない)
  • 患者のからだと対話する
  • 動きをチェックする
  • 基本的な動診と操法

 

 

アドバンス(応用)

5月3日(金)・5月4日(土)

  • 操体法をさらによく知る
  • 治療前にリラックスさせる
  • 様々なポジションによる実技指導
  • 患部に触れないという方法
  • 最新理論の応用
  • 質疑応答

  

特典 ベーシック・アドバンスの両講座修了者には、一般社団法人日本操体指導者協会より修了書を発行致します。

 

参加費用 ベーシック 二日間 60000円 

     アドバンス 二日間 60000円

ベーシック、アドバンス同時受講の場合は110,000円と致します

 

 

お支払い方法 
銀行振込・クレジットカード決済(詳細はお申込時にお知らせ致します)

 お申込締め切り 4月24日(水)

お問い合わせ TEI-ZAN操体医科学研究所 畠山裕美

 sotai@teizan.com   または 03-3675-8108まで

 

お申込   お申込フォーム からどうぞ。

 

 

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ボヘミアン・ラプソディー(祝発売)

「ボ・ラプ」を6回観た畠山ですが、遂にDVDとかDL販売が開始します。

 

観たけど、やっぱり買います。

 

思い起こせば、ラジオから流れる「Killer Queen」で洋楽に本格的に目覚めたのが小学校3年生だったので、操体よりも長いお付き合いです。

 

 

先程、予告編を再度観ましたが、やっぱりいいですね。

 

吹き替え版ってどうなってるんだろ。

 

個人的には、ジョン・ディーコンを演じたジョセフ・マッゼロに一票です。

ジョンに似過ぎていてラブリーすぎます。

 

何せ、最初に映画館で観たときは、フレディ以外のメンバーが似すぎていて、そちらがショッキングでストーリーに没入するヒマがなかったくらいです。

 

 

 

そういえば昨日、テレビで「高校生の頃天才だった人の今」みたいなのをやっていました。

 

自分が高校時代何をやっていたかというと、

音楽(まさにKISSとかQueenとかDEF LEPPARDとかThe Cureとか)聞いて、マンガ読んで(「パタリロ!」とか「翔んで埼玉」とか「エロイカ」とか「ポーの一族」とか)、ヨガとか太極拳に興味があったので、「東洋体育の本」とか読んで「操体法ってもんがあるんだ~」とか、仏像とかお寺系の本を読んだりとか、タロットやったりとか、英語の勉強したりしてました。

 

つまり、

 

今とあまり変わってない(笑)

 

私が何か自慢できるとしたら、好きなモノはしつこく好き、ってところですか。

【補足】GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習

今年もGWに開催致します。昨年10月にマドリッドで開催した操体セミナー(三浦寛、畠山裕美による)を日本の受講生向けに再編成しました。

 

前半(プレミアムベーシック)、後半(アドバンス)を半分ずつの受講も可能です。

 

★4月10日補足★

今回は「第一分析から第五分析までを公開」予定です。世の中、実際に第二分析、第三分析はまだしも、第四、第五分析を見たことがあるという人は、限られているでしょう。今回は、D1'(ディーワン・ダッシュ)、果てしなく実践的で、限りなく第二分析、第三分析に近い「第一分析」の実技を行います。

 

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2019年GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習

 

操体法の基礎と応用が身につく「人生が変わる操体法」講座です。

操体法東京研究会メンバーだけが知っている、操体のコツのコツ」

 

2019年5月1日(水)・2日(木) ベーシック(基礎)

2019年5月3日(金)・4日(土) アドバンス(応用)

 

 

 

  • セルフケアはもとより、家族のケアに、操体の専門家を目指している方には最適の基礎と応用講座です
  • 今までに操体を学んだことがある専門家(現在の治療法に操体の考え方を取り入れたい、本や動画を見てもよく分からない)にも、最適です。

 

また「きもちのよさでよくなる」という操体のコアの部分を指導致します。

 

「楽と快の違い」を理解することは、操体を理解することに他なりません。この違いをはっきりさせることにより、結果を出すことができます。

 

操体に興味がある皆様へ

  1. セルフケア、家族の方のケアができるようになります
  2. からだの使い方、動かし方などの「操体の作法」を会得することができますので、普段の生活の維持増進に役立ちます
  3. 操体の臨床家を目指す場合の、入門基礎講座として最適です

 

専門家(臨床家、治療家など)の皆様へ

 

  1. 本を読んでもわからない、動画等をみてもわからないという原因を解明します(楽と快の違いなど)
  2. 操体を実際に行うには、単に実技を覚えるだけでは不足です。楽と快の違いや、関節のどこに手をかけるのか、どのように保持するのか、間の取り方など、実際の臨床を模して、動診から操法を習得することができます(介助法、補助法、言葉の誘導)
  3. 操体は「どの操法を選んだらいいのかわからない」という話をよく聞きます。大抵は「基本」と言われるものを順番にやっているようですが、本来はそのようなものではありません。動診と操法の選択方法を教授します(動診と操法の選択)

 

 

そして重要なことがもう一つあります。操体の大きな特徴の一つとして、操体の臨床自体が、患者(被験者)は当然のことながら、操者の健康維持増進と体調管理に活かせるということです。操体創始者橋本敬三先生は、96歳の長寿を全うされましたし、操体実践者は、比較的長寿者が多い事で知られています。

多くの治療家、臨床家は、治療行為、施術行為の中で、健康を害することが多いのですが、操体は「操者の健康」を守る方法があるのです。

 

操体臨床歴53年、講習指導歴31年、数多くの操体臨床家を育成してきた三浦寛【人体構造運動力学研究所 所長】が、効率の良い指導法を編み出しました。

 

2018年10月、マドリッドで畠山裕美と共に、操体法セミナーを開催致しましたが、言語も文化もちがうヨーロッパの方々に、操体の何たるかを四日間にわたって講義致しました。その時も、四日間、前半は基礎後半は応用というプログラムでしたが、その時の指導手法をもとに、実践的な操体法をお伝えします。

 

三浦寛は単発の講習は殆ど行っておりません(通常は二年間の定例講習)。三浦の操体、また、最新の「第五分析」に触れる事ができるチャンスです。

 

 協賛・協力

操体法東京研究会一般社団法人日本操体指導者協会

操体の講習は数多くありますが、その殆どは、実技のみの指導に終わっています。

また「介助法・補助法」として、どのように、またどこに触れるのか、その力加減などはを指導しているところは他にはありません。

 

つまり「どこにどれくらいの力で触れるか」という個別指導ができていないのです。

つまり「大雑把(おおざっぱ)」に伝わっているということです。

 

例えば、よく読まれている「万病を治せる妙療法」(農文協)に、操法のイラストが載っています。操体の動診操法で著名なものに、足関節を背屈させ、つま先をあげるものがありますが、その際、手のひらを被験者の甲に当てます。

この際、操者の手をどこに当てるか、そして操者はどこに立つのがベストなのか、それらが全く書かれていません。手を置く位置もイラストでデフォルメされています。

 

多くの方は、この「デフォルメされた」ものを参考にしているため、正しいやり方を知りません。

 

また、動診操法を行う場合、重要なのは「からだの使い方、動かし方のルール」ですが、一般的にはこれが「健康体操」として広まっています(般若身経)。

 

これは、健康体操としての一面もないことはありませんが、本来は「動診操法」、つまり臨床を行う場合の、操者のからだの使い方、動かし方のルールを示していることです。当然ながら、ルールに従って動診操法を行ったほうが、「自然法則にかなっている」ので、効果があがるのは、当然です。

 

なお、足関節の背屈により膝の裏の圧痛硬結が解消されると言う操法は、当たりはずれが多いという話をよく聞きます。

 

圧痛硬結が取れる場合とそうでない場合が極端なのです。

 

これは、どういうことが原因かというと、先程同様に、どこに触れるのか、操者のポジションと、操者のからだの使い方、動かし方の作法がきちんと行われていないからです。この作法をしっかり学ぶことによって「まぐれ当たり」をへらすことができます。つまり、確実に結果を出せるということです。

 

そして、操体経験者の中には

「どんな感じがするかとしつこく聞かれるのでいやになる」「きもちよくないのに、きもちいいかとしつこく聞かれてイヤになる」という「操者のしつこい質問問題」というものがあります。このテーマは、定例講習やGWの講習でも必ず出てくる話題です。当然ながら、この問題に対する対処法もあります。

 

平成が終わり、新しい時代が始まります。今回は10連休という大型連休が控えていますが、その連休をあなたの人生が変わるこの講習に費やしてみませんか??

 

まずは「操体を学ぶ事によるメリット」をご紹介致します

 

操体を学ぶことによるメリット

 

  • 「北風と太陽」の太陽のようなポジションでクライアントを癒す方法を取得できる(痛みや不快感、恐怖感を与えません)
  • クライアント・被験者に「きもちのよさでよくなる」という生命がよろこぶ臨床を提供できる
  • 自分自身の健康維持増進・セルフケア
  • コミュニケーション能力の向上(言語的・非言語的)
  • 原始感覚(快か不快かききわける力)が鋭敏になる
  • 直感・直観が研ぎ澄まされる(臨床家に必要な直感力が身につく)
  • バランス感覚及びパフォーマンスの向上

 

開催日時

ベーシック:         2019年5月1日~2日

アドバンス:          2019年5月3日~4日

 

時間 全日とも10時~17時(休憩時間含む)

場所:東京都世田谷区三軒茶屋1-30-9 三軒茶屋ターミナルビル34号


参加資格: 操体に興味がある方。日本語で受講可能な方

ベーシック、アドバンスとも、初日のみの受講は可能ですが、

二日目のみの受講はできません。なお、以前に操体法東京研究会、あるいは操体ベーシック講習を受講済みの場合はその限りではありません。その際はご相談下さい。

 

講師 

三浦寛(人体構造運動力学研究所 所長、操体法東京研究会主宰)
畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所、一般社団法人日本操体指導者協会代表理事

 


プログラム

 

ベーシック(基礎)

5月1日(水)・5月2日(木)

  • 操体操体法の起源と概念 (自然法則の応用貢献)
  • 4つの要素の関係(同時相関相補性)
  • 操体法の理論と実際
  • セルフケア
  • 動診と連動
  • 介助補助(抵抗、ではない)
  • 患者のからだと対話する
  • 動きをチェックする
  • 基本的な動診と操法

 

 

アドバンス(応用)

5月3日(金)・5月4日(土)

  • 操体法をさらによく知る
  • 治療前にリラックスさせる
  • 様々なポジションによる実技指導
  • 患部に触れないという方法
  • 最新理論の応用
  • 質疑応答

  

特典 ベーシック・アドバンスの両講座修了者には、一般社団法人日本操体指導者協会より修了書を発行致します。

 

参加費用 ベーシック 二日間 60000円 

     アドバンス 二日間 60000円

ベーシック、アドバンス同時受講の場合は110,000円と致します

 

 

お支払い方法 
銀行振込・クレジットカード決済(詳細はお申込時にお知らせ致します)

 お申込締め切り 4月24日(水)

お問い合わせ TEI-ZAN操体医科学研究所 畠山裕美

 sotai@teizan.com   または 03-3675-8108まで

 

お申込   お申込フォーム からどうぞ。

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2018年 マドリッドでのセミナー。指導する三浦先生

 

結縁灌頂

 

 

4月5日、遂に行ってきました。春の胎蔵界結縁灌頂です。

 

前日に「阿・吽」を読み直し、気分を盛り上げて臨みました。

 

www.koyasan.or.jp

 

在家の人が仏様とご縁を結ぶのが、「結縁灌頂(けちえんかんじょう)」、お坊さんが受けるのが「伝法灌頂」です。

 

4月5日から7日までの三日間開催されますが、初日の午前中は、「 庭儀結縁灌頂三昧耶戒(ていぎけちえんかんじょうさんまやかい)という儀式が行われるということで、東京操体フォーラムのT君と一緒に参加しました。

 

 

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★こんな感じで、きらびやかな法衣を纏ったお坊さん達が庭を一周し、本堂で一時間近く、特別なご祈祷が行われました。当然ですが、曹洞宗とは全く違います。

T君も言っていましたが、大陸的な感じがします。銅鑼のようなもの、シンバルのようなもの、鳴り物も確かにそんな香りがします。

 

 

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三摩耶戒が終わったのが11時頃、結縁灌頂の我々の番が始まるのが3時だったもので、T君とひとまず別れて再度会場で落ち合うことに。


私は「東寺展」に向かいました。東寺展はまた書くとして、とても良かったのは、結縁灌頂本番前に「東寺展」で曼荼羅の予習ができたことです。

 

そして、東寺展のイケメンな帝釈天さんをデジイチで撮りまくってから、再度品川から高野山東京別院に向かいました。

 

待合室で待っていると、高野山から出張(結縁灌頂のために上京)してきた担当の方から、説明がありました。高野山真言宗には、言わば「お大師様のファンクラブ」のようなものがあり、輪袈裟やお守りなど特典がある会があるそうです。

 

次に若いお坊さんが登場し、登壇前の注意事項があります。靴はチケットの番号毎に下駄箱に入れ、荷物はクロークに預けます。私はウエストポーチを持って行って正解。

 

それから大部屋に入り、灯りが消え、ロウソクの光の中で、これからの行事の説明があります。

印と真言を授かります。この辺りはかなり感動します。

 

その後、本堂へ。目隠しをして、花を投げ、仏様と縁を結びます。

 

詳しくは書けませんが、かなり感動的です(そればっかですみません)。

 

最後に、本堂の中の仏様を拝んできました。

 

これは、秋の金剛界結縁灌頂にも行きたくなって来ました(笑)。

 

別に真言宗の方でなくとも受けられますし、受けたからといって真言宗に入らないといけないということはありません。

 

色々な宗派の行事を体験してみるのも、いいですよ。

何が自分に一番マッチしているか、わかります。

 

ちなみに、今調べて見たところ、何故、豊川稲荷曹洞宗のお寺)に、お大師様がいらっしゃるのか?「南無大師遍照金剛」と書いてあるのか?

寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師が荒廃した真言宗のお寺、歓喜院を再建し、曹洞宗に改めたのだそうです。

 

まあ、お大師様もそのまま残っていただいて、今に至るんでしょう。

 

ちなみに、その後は、T君と別れ、私は田町の仏教伝導会館の坐禅会に出席。
本当に仏教な一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

東寺。

 「国宝 東寺ー空海と仏教曼荼羅」。始まりましたね。

私は近々行く予定ですが、

今回はポスターのセンター?にいらっしゃる帝釈天さん(イケメンですね)を撮っていいそうです(喜)。

 

私は当然ながら、デジイチを担いで行きます。前回の観音様もしっかり撮らせていただきましたが、嬉しいことです。

toji2019.jp

 

さて、私の母は絵手紙とか小筆とかをやるのですが、お誕生日ということで、「仏像のなぞり描き」の本を送りました。

そうしたところ、丁度西麻布の永平寺東京別院に行って、観音様を拝観してきたそうで、オンタイムということで、よろこんで貰えたようです。

www.tibs.jp

個人的には、幼少時から仏像好きな私を「妙な子だ」と思っていたようですし、一昨年「東京国際仏教塾」から入塾通知が来た時は

 

「あんた、なんかヘンな宗教にはまったんじゃないでしょうね」と怪しい目で見られたものです。。。

 

まあ、仏像とかお寺の良さが分かる年になったんでしょうか(笑)。

 

心やすらぐ 国宝仏像なぞり描き

心やすらぐ 国宝仏像なぞり描き

 

 

ちなみに、「フリーマガジン わげんせ」は、国際東京仏教塾ともご縁があります。

 

wagense.jp

こちらで仏像のイラストを描いているのが田中ひろみさんですが、その田中さんの本をプレゼントしてみたと。

 

一度写経をやってみた人なら「なんだかわかる」と思っていただけそうですが、お経や仏様の絵を写すというのは、いわば「プチトリップ」というか、僅かな時間ですが、時空を越えた体験ができるのです。

 

そして明日はいよいよ、高野山東京別院での「春季胎蔵界結縁灌頂」です。

 

kekj.info

 

こちらは真言宗の行事です。

★東京国際仏教塾は「超宗派」なので、色々勉強します。

 

結縁灌頂とは、目隠しをしてシキミを投げて、仏様とご縁を結ぶ密教の儀式です。

 

また追ってレポートしましょう。