操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

サイトを秋仕様にしました。

10月になりました。

サイトのトップページを、秋仕様にしました。

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秋と言っても、まだまだ暑いですね。

 

幼稚園の頃、登園するとカレンダーの手帳にシールを貼るのことになっていました。
12ヶ月で一冊の 手帳になっているわけですが、どうもそのカレンダーの色と、季節というのが、今だにアタマの中で影響しているみたいです。

 

記憶が違っているかもしれませんが、10月はオレンジか茶色のイメージで、シールは確か「どんぐり」。11月は黄色でイチョウの葉っぱのシールでしたっけ。

 

10月ということは、あと三ヶ月でお正月です。

そういえば、9月になったら、街中が急にハロウィンになってきました。
11月1日からはクリスマスになり、12月26日からはいきなり正月になります。

 

再三ご紹介していますが、東京操体フォーラム相談役で、私の長きにわたる友人である、ラジオディレクター(本当はもっと多くの顔を持つ)の川崎隆章氏の、40年近くの愛が実った大作がついに出版となりました。

B5版横開きです。テレビが産声を上げたころの、貴重な資料集でもあります。
先程自伝を上梓した大村崑さんのインタビューも載っています。

まぼろしの大阪テレビ: 1000日の空中博覧会 全番組表集成

まぼろしの大阪テレビ: 1000日の空中博覧会 全番組表集成

 

 そして

同じ日に出たのが

 

君と一緒 ご長寿猫に聞いたこと 18歳以上の猫103匹と家族の物語

君と一緒 ご長寿猫に聞いたこと 18歳以上の猫103匹と家族の物語

  • 作者: 野澤延行,ご長寿猫研究会
  • 出版社/メーカー: 株式会社 日貿出版社
  • 発売日: 2016/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 これです。細かいですが、51ページに私の愛猫、ととこ(故♀享年19歳)の写真が載っています。

103の猫と家族の物語が、詰まっています。

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発表者からのひとこと。2016年秋季東京操体フォーラム

2016年秋季東京操体フォーラム(11月23日開催)、発表者からの「ひとこと」が、日下和夫、岡村郁生から届きました。まずはこの二人のひとこと、からお知らせ致します。

 

日下和夫(北六甲操体院 サイコセラピー研究所)

『ヒーラーとヒーリング』 

 

手技療法の現場では、より専門的な知識や技術の習得によってさらに高い治療技術の向上を求めるセラピストは多くいます。

 
そんな中で手技テクニックからは一線を画して、メンタルな見方をすることで肉体のヒーリングプロセスを大きく加速させることができます。

 
そのようなヒーリングを活用するためには「感じとる」ことを学ぶ必要
があります。 
その「感じとる」ことをメインにして、セラピストからヒーラーへの道を示
したいと思っています。

 

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★葛岡霊園から見える太白山。この写真を撮った場所が分かるアナタは相当の操体マニアです。

 

岡村郁生(操快堂)

『お膝元を知る 〜膝元連動(ひざもとれんどう)〜』

 

連動を学び、人間は足を土台にして歩みゆく。
連動を学ばぬ人間の足の歪みは、全身の歪みをつくる。

連動の基礎、お膝元とは、自分自身の身に近いところ。

膝下(しっか)の安定感は、連動を膝窩(しつか)に響かせる。

重力に波動する「ヒカガミ」からのメッセージ。
故に、ダイナミックに動的平衡する生命現象なのだ。

 

2016年秋季東京操体フォーラム(プログラム詳細)

2016年11月23日(水)勤労感謝の日
開催の、2016年秋季東京操体フォーラム、発表内容の詳細です。

テーマは 「膝」と進化した操体

 

赤字が、講義及びデモンストレーションです。
足趾の操法は、私がご案内いたしますよ。

 

発表者からの「ひとこと」も、追ってお知らせ致します。

 

会場:ルーテル市ヶ谷センター

〒162-0842  東京都新宿区市谷砂土原町1-1

9時開場、9時半開始、17時終了予定

 

参加費用:10,000円
懇親会: 5000円

事前申し込みは11月18日(金)まで。

★当日の受付はございません。事前にご登録をお願いいたします。

A.フォーラム(10,000円)と懇親会(5,000円)
B.フォーラムのみ(10,000円)

 

 

お申込みフォーム

 

プログラム(予定)

【午前の部】

◆開会挨拶兼注意事項 09:30~09:35  畠山裕美(フォーラム理事)★私です★

◆講義 「進化した操体1」 09:35~10:20  三浦寛(フォーラム理事長)

◆実行委員紹介 10:20~10:25  畠山裕美

◆講義 運動学と経絡経穴学から見た膝」10:25~11:10 半蔵(フォーラム実行委員 賢人組)

◆休憩 11:10~11:20

◆講義 「お膝元を知る 〜膝元連動(ひざもとれんどう)〜」 11:20~12:05 岡村郁生(フォーラム実行委員 賢人組)

 

◆昼休憩 12:05~13:00(12時55分より写真撮影)

 

【午後の部】

 

足趾の操法 (実行委員一同)13:00~13:50

◆休憩 13:50~14:00

◆講義 「ヒーラーとヒーリング」 14:00~14:45  日下和夫(フォーラム実行委員 賢人組)

◆休憩 14:45~15:00

◆講義 「進化した操体2」 15:00~16:30 三浦寛

◆閉会 16:30~17:00

 

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介護と操体。

先日、ある依頼があり、要介護5という方のところへ、アシスタントとして随行した。

 

ご高齢の女性であるが、要介護になった原因は交通事故である。
長期間の昏睡を経て、奇蹟的に目を醒ました。
それまで元気に外出などしていたのだが、やはり寝たきりになると筋肉が落ちる。


依頼主は娘さんである。

色々調べた結果、操体がいいのではないかと思ったそうだ。

半分病院から見放された状態の中でも、手を尽くしている姿勢には頭が下がる思いだ。

 

また、あるトレーナーから「操体法がいい」と言われたとも。
(某大でボディビルの研究をなさっている先生からの情報だそうである)

 

娘さんは「膝を左右に倒して、瞬間急速脱力」というのを試したそうだ。

 

私はこれを聞いて、少し考えてしまった。

 

「膝を左右に倒して、倒しやすいほうに倒し、瞬間的に脱力」というのは、確かに操体の第一分析では、一番「有名」な操法の一つではある。

 

しかし、自力が不可能(要介護5だ)の、高齢の方にやるとすれば、介護者が、他力で、動かして、脱力の際も介護者が抜くことになる(多くの操体実践者は、膝の左右傾倒で、瞬間急速脱力後、どうやって支えるかというのを知らない)。

 

昔、某団体で「こういう操体をやっています」というのを見せて貰ったが、膝を倒して、数秒保持してから、操者が脱力とともに手を離していた。

 

これが、普通に動けるとか、体操教室とか、スポーツ関係者ならば、殆ど問題はないが、要介護であるとか、動けない人にやったらどうなるか

 

瞬間急速脱力とともに、操者が手を離したら、被験者の膝は、支えがない状態で、落下することになる。

 

これが、とても危険であることはお分かりいただけると思う。

骨折などの危険も伴う。

 

★実際、私が講義などでデモンストレーションでやると、皆「それは危ないです」と言う。見ただけで「危ない」とわかるくらいなのだ。

 

動けない、意識が半ば朦朧としているような場合、まず考えられるのは、足趾の操法®と、第三分析(渦状波®)だ。

 

操体の盲点は、「動けない人にはどうするのか」ということなのだが、これを解決するのが、第三分析(刺激にならない皮膚へのアプローチ)と、第四分析、足趾の操法なのである。

 

まずはここからだ。

まずは、足の指、からだの根っこにエネルギーをため、生命力に火をつけるのが先決だ。

 

そしてこういう場合、介護している側もとても疲れている。
ご家族のケアも不可欠なのである。
私が介護担当のご家族二人を担当し、足趾と全身の調整をした。

二人とも、見違えるように元気になった。

 

終わった後、被験者は普段座っていられないというベッドの上に、姿勢良く座って、
にっこり笑った。

 

まわりにいた私たちも驚いた。

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密教宿曜占星術。

 宿曜(すくよう)占星術とは、他の占星術とは少し違う。

何が違うかというと「月」がメインなのである。

 

そして、宿曜占星術は、空海樣が中国から持ち帰った、印度の占星術が、日本で独自の占星術となって完成していったのだ。

 

昔は「陰陽師」ならぬ「宿曜師」も「いたそうで、宿曜があまりに当たるため、門外不出となっていたという話もある。

 

ある易の研究者は「相性を観るのなら、宿曜が一番」と言っていたが、それはよくわかる。

 

「腐れ縁」というか、別れたいのにずるずると、とか、敢えて結婚という形にとらわれれていなカップルなどは驚くほど当たる。

 

また、私は自分の「星」を観て、あるいは親しい人の「星」を観て、爆笑した経験がある。何故爆笑したかというと、あまりに的中していたからだ。

 

あなたも是非、親しい人の「宿」を調べてみるといい。

 

自分に対しての項目を読むと、結構「ぐさっ」と来ることが「ずばっ」と書かれている。しかし、これは「いましめ」なのである。これはハラを立てずに、いましめとして読むといい。

 さて、この本は先日買った「天部信仰」「不動明王から力をもらえる本」などの著者、羽田守快(はだ しゅかい)師の本である。羽田師は天台門宗の寺の住職でもあるそうだ。

 

先の二冊もなかなか興味深く、じっくり読んでいる最中である(紙の本)。こちらは電子本で購入し、主に移動中や寝床本として読んでいる。

 

そしてこの本は、この手?の本には強い「学研」から出ている。

学研と言えば「ムー」を思い出すアナタは立派なマニアだ(笑)。

 

この本は、密教宿曜占星術の入門書であるが、先にも書いたように、原点は印度にあれど、日本産の密教占星術である。

 

勿論、それぞれの宿について詳しく説明があるが、相性の吉凶と吉日の選び方なども詳しい。

 

そして通常の宿曜の本は、それぞれの宿の性質の説明と、相性などで終わっていることが多いが、この本には「開運法」も詳しく説明されている。

具体的な瞑想法や、本格的な祈祷法が、相当詳しいのである。むしろ、祈祷法にページを割いているのには感心した次第。

 

 

奇しくも同時期に出る二冊の本です。

こんにちは。畠山です。

 

急に寒くなったので、風邪をひきました。

 

私はノドが弱いので、ノドからやられるのですが、今回は「医者で貰う薬よりも効く」というウワサの「ペラックT」を試してみました。

 

【第3類医薬品】ペラックT錠 36錠

【第3類医薬品】ペラックT錠 36錠

 

 確かに効きます。

 

さて、10月の第一週に、私の「お友達」が本を出します。

それも、三人の方が、二冊の本なのです。

こんな素敵なことってあるでしょうか。

 

何度か紹介していますが、

 

まぼろしの大阪テレビ: 1000日の空中博覧会 全番組表集成

まぼろしの大阪テレビ: 1000日の空中博覧会 全番組表集成

 

 著者の川崎さんは、東京操体フォーラムの相談役でもあります。
放送関係が好きだった10代の頃から追い続けてきた、たった1,000日のみ存在したという、大阪テレビOTV)の本が、約40年の歳月をかけてついにこの世に出た!という力作です。

 

日本のテレビが産声を上げて間もない頃、スタッフの平均年齢も若く、確か25歳だか26歳だったそうです。

 

好きこそものの。。と言いますが、40年というのはすごい歳月です。
川崎氏曰く「10代の自分に見せてあげたい」とのことでしたが、本当に「好き」が詰まった本になっています。装丁とアートディレクションは、私もよく存じあげている、大阪でご活躍の荒木基次氏。B5で横開きというのは、斬新です。すごく凝っているので、一ページ一ページがとても濃いんです。

 

トットてれび」、テレビがうんと若い時代を描いて、年配の方も、若い方も、その「黎明期のパワー」に惹かれたので、あれだけ人気があったのだと思いますが、「トット」が東京ならば、OTVは大阪の「テレビが若い頃」。

この本でもドラマ、作れます。

資料としても価値がある本です。

 

 

君と一緒 ご長寿猫に聞いたこと 18歳以上の猫103匹と家族の物語

君と一緒 ご長寿猫に聞いたこと 18歳以上の猫103匹と家族の物語

  • 作者: 野澤延行,ご長寿猫研究会
  • 出版社/メーカー: 株式会社 日貿出版社
  • 発売日: 2016/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 そして、これも何度かご紹介していますが、獣医の野澤延行先生と、編集さん(ご長寿猫研究会さん@私の猫友)による力作です。

 

やはり、愛猫には長生きして欲しいものです。

それには、やはり何かしら共通点があります。

 

あるんですよ。

 

それを読み取っていただければなと。

今、一緒にいる猫さんがまだ若くても、猫は人間の数倍の早さで加齢します。
シニア猫になる日は思っているより早く来るんです。


子猫だと思っていたちび猫が、人間で言えば30歳かよ!と驚いたりするわけですね。

 

私もアンケートに協力しましたが、愛猫との出会いから、成長、途中の色々(私の場合は離婚したとか、引っ越ししたとか)や、老後の病気(甲状腺や腎臓)について思い出したり、毎日点滴打ったり(後で金額を考えて青くなった)、師匠に鍼を打ってもらったり、亡くなる数日間のことなどを書き出しているうちに、当時の感情が突然戻って来たりしました(ナミダも出たり)。

 

私の場合ですが、愛猫が17歳の頃から「いつかお別れ」ということが、アタマをよぎっていました。すでに甲状腺の病気と、腎臓が弱っていたので、薬を飲まない愛猫のために、猫用スープをまとめ買いしたり、毎月1回、動物病院に薬をもらいに行ったり。

たまに夢の中で、猫がどこかに行ってしまい、探しまわるとか、逃げられるとか。

18歳位になると、お留守番もちょっと不安なので、病院のペットホテルに預けたり、具合が悪くなって、旅行を取りやめたり。

色々思い出しました。

 

103の家族の物語、どうぞじっくりと味わってくださいね。

 

www.yaesu-book.co.jp

10月2日、八重洲ブックセンターでサイン会あり!