操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

新編 臨床家のための連動操体法

新編 臨床家のための連動操体法

新編 臨床家のための連動操体法


この本は何度も改訂が加えられている。同シリーズのビデオもあるが、根本先生にお会いした時、ビデオも新編を撮り直しているのだと聞いた。多分もう出ているのではないか。
根本先生は今先生と同じ頃、三浦先生の講習に参加されている。
なので、私の大先輩にあたるわけだ。
ちなみに、私が最初にならった操体法は根本先生の「連動操体」によく似ていた。というか、根本先生と親しいT先生(T先生も三浦先生の講習の受講生だったということを後に知った)の受講生だった小林完治先生から習ったので、似ているのはそんなにおかしいわけではない。

(ちなみに今私が実際やっているのは、三浦先生から習った操体である)

一度根本先生の『操体塾』というのに呼ばれて遊びに行ったことがある。
この時、いきなり7番をやってみてください』と言われた
『へ?7番?』と答えたが、根本先生の受講生じゃないので『7番』と言われてもさっぱり分からなかったのだ。
『はい、大腰筋の操法です』
『はあ』とやってみると
『最近は進化したのでこうやります』と、新しいやり方を教えて下さった。

なお『連動』に関して


操体法入門 足関節からのアプローチ

操体法入門 足関節からのアプローチ


が、出ているが、根本先生の『連動操体』とは全く違ったものだ。同じではない。

混乱しやすいと思うが、同じではない。『連動操体』はある程度パターン化されているので、『どこそこの筋肉をゆるめたい』とか『可動域を即広げたい』というのに対してはいいと思うが、「快適感覚をききわけ、味わう」という感じではない。

改訂版、新装版を重ねて出されるという研究熱心な姿勢には感心します。お元気で!