「成功商品開発」についてある方に話を伺った。
その方は「禁煙パイポ」とか、「トニックシャンプー」「カビキラー」「スキンガード」「風呂釜ジャバ」「固めるテンプル」など、何だか誰でも知っている(というか、実際その分野でのシェアナンバーワン商品)を開発している。
別に自分は消費者製品を企画製作しているわけではないのだが、このように、ある分野で素晴らしい活躍をされている先生の話を聞くのは本当に勉強になる。(以前あるイベントで、元ホームレスと元プロの奴隷の方の話を聞いたが、非常に面白く、ためになった)
まず、成功率を高めるとどうなるのか。
一般的な製造業で成功率を高めたい、その場合、一番大切なことは何かと言うと、
『成功率が高まると、どんないいことがあるのか?』
これが頭に浮かばないと成功率は高まらないらしい。
どんなイイコトがあるかというと、大きく3つあり、
(1)利益 成功率が高まると収益が増える
(2)心身の健康 収益向上に伴って、心身の健康が伴う
(21世紀の会社においては従業員の健康の向上が必須)
(3)地球環境に貢献できる、すなわち失敗商品を作らないとい うことは環境にやさしい。
なるほど。これは製造業に限らず、どんな業種でも当てはまるのではないか。
また、面白いことに、データ分析によれば、納期優先にすると、成功率は下がるのだという。
一番いいのは10個商品を出して10個成功すればいいということだ。
なるほどね、と思う。
動診もそうだ。
「数打ちゃ当たる」方式で自分の知っている動診を試しまくり、なかなか「これぞ」という動診に当たらない。この場合、知っているというのは、まだ身体にしっくり馴染んでいない状態。
クライアント自身のポジショニングと、操者のポジショニングを設定し、最適な介助補助を与える、というように、操者自身が
「何故、その動診を選択したのか」ということが分かっていればいいのだ。
そうすれば、「動診の成功率」はあがる。
つまり、動診の成功率(感覚のききわけ)があがれば、結果を出すことができるのだ。