あっという間に6月。
日経ヘルスの最新号を読んだ。
W先生の連載である。今回は128ページに
『胎児の操体法』と『ギッコンバッタン操体法』というのが載っている。
これが操体法だと思われると我々は結構困る。
クライアントの中にも『操体って体操するんですか』という方がたまにいらっしゃるし(大抵『全然思っていたものと違いました!』と言われて帰られる)、手技療法の世界におられる方でも、『楽なほうに動かして、脱力すればいいんでしょ』という方もまだまだ多い。
W先生は、操体をエクササイズとか、健康体操として捉えておられるようだが、我々はそうではない。
また、いつも思うのだが、W先生は操体の専門家ではない。
以前、日経ヘルスの方に聞いたところ、もともと野口整体をされていて、たまたま茂貫先生の講習を受けられたそうで、メインは骨盤調整だそうだ。
それだったら何も『操体法』という言葉をつかわなくてもいいような気がする。