操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

アンチエイジングと操体。操体で若さを保つ。操体プラクティショナーは皆スリムである

JUGEMテーマ:健康

操体にはアンチエイジング効果が多いに期待できる。

といっても、より効果があるのは、第2分析以降なのだが。確かに筋トレや第1分析でも効果がないわけではない。

これについては、秋以降にその実体が明らかにされる予定である。

★「動き」だけでアンチエイジング効果が期待できるわけではない。それには「きもちよさ」が必須なのである。

操体を「自分で動く」という人がいるが、心臓とか内臓の働きだって「自分で動く」だ。動けば治る、体操みたいな事すりゃ治るんだったら、操体は今頃世界にビルが建っているはずだ(笑)。
操体を実践する人は「本人にしかわからない」という感覚をききわけるという義務が生ずる。

★また、たまに「操体は痩せるんですか」と、一度受けただけで夢のような奇跡的な減量効果を期待する方もいるが、それは余りにも「甘い」。
一度操体を受けて、やり方を覚えて、減量できるわけがないのである。それを告げるとがっかりする人もいるが、それは膝の痛みをどうにかしたいが、過体重や食生活、心の持ちようを変えることなく、だた膝の痛みをどうにかしてくれ、というのと同じなのだ。

★また、現役で実際操体臨床に携わっている操体プラクティショナーは皆スリムで若々しい。これは「快適感覚をききわけ、味わう」という体験を積んでいるため、自然とアンチエイジング効果があるのだろう。

快適感覚でからだが変わる、というのは東京操体フォーラム実行委員の友松氏の例は非常に興味深い。食事制限もなにもせずに、きもちよさを味わいながら、日々操体を生活の中に活かしていたところ、30キロ近くも自然に体重が落ちたのである。
これは、ホルモンの関係もあるのではないか。

フォーラムの後の打上などでは、皆食欲旺盛である。ベジタリアンとか食事制限をしているという話も聞かない。からだが要求するものを食べているのだろう。

便秘で悩んでいる、という話もあまり聞かない。

あと「身体運動の法則」が身に付いているので、運動効率が良くなり、フォームも美しくなるので、姿勢も良くなる。

しか〜し、操体をサボっていると、からだがたるんできて、三浦先生に「最近操体から離れてるな」と、一発で見破られてしまうのであった。