操体法大辞典

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夏バテ対策方法

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小十郎景綱ジョン・ランボー君お誕生日おめでとう(一歳)
最近学習してドアをあける(らしい)。

お天気のことは言うなと言いますが、
今年も去年に引き続き暑いですね。朝5時に起きてもすでに暑い。

流石に早朝の散歩(トレーニング)はお休み中です。

先週は余りの暑さにバテていましたが、
うなっている時に「甘酒は夏の季語」というのを思い出しました。
甘酒というと冬じゃないですか?と思っていたのですが、
江戸時代は暑さにやられて亡くなるヒトが多かったので、
甘酒で栄養をつけていたんだとか。栄養ドリンクだったわけです。

 

どちらかと言えば暑さに弱い私ですが、
健康のバロメーターは、食欲です。
と言っても、調子が悪くても食べられるものがいくつかあります。

それは、タン塩です(笑)。
タン塩にご飯だったら、食べられます。
参鶏湯なんかも「効くなあ」と思います。

また、回復期などに「これだ」と思うのは、三茶にある
「長崎ちゃんぽん」のもつ煮込みです。
これは「きたなシュラン」でも認定されています。
私は半煮込み(ハーフサイズ)で十分ですが、ここのは本当に美味しい。

ある料理研究家は、子どもの頃わかめの味噌汁を飲むと風邪が治る、
と、信じていたそうです。

森鴎外の娘、作家の森茉莉が書くエピソードに面白いものがあります。
彼女あるいは彼女がモデルの少女は三歳の時、百日咳にかかっります。
そして「この医者が言ったら当たる」という医者に
持たないでしょうと言われます。ところが、病床で熱に浮かされている
彼女は「にゅうと、ねい」と言います。
父は「牛と葱」と気づき、上野の精養軒に注文します。
彼女はこの「牛と葱」を食べてから、劇的に回復するのです。

何かそういう「生きる力を与えてくれる食べ物」があるといいなと思います。

甘い蜜の部屋 (ちくま文庫)

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