操体法大辞典

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GW「般若身経インストラクター講習」

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5月5日、6日の二日間「般若身経インストラクター講習」が開催されました。

フォーラムの時や、講習の新規ターム開始時にいつも思うのですが、
般若身経いわゆる「身体運動の法則」

 

みんな知ってるけど、
できていないことのほうが多い?!


大抵「そんな基本運動いいから、早く操法を覚えたい」みたいです。
まあ、わからないこともないですが(笑)。
これができないと、操体を指導する場合、お話になりません。

また、指導するということは、ヒトサマの前で声を出して指導するということ。

自分が分かっていても、相手がまるっきりの初心者の場合
わかるように指導する必要があります。

そういうのも含めて、インストラクター養成をすすめているわけなんです。

実はこの般若身経(身体運動の法則)、指導している方や地方によって
違ったりします。まあ、バラエティに富んでいると言えばそれでもいいのですが、
例えば、東京では「側屈」が、関西圏では「わき伸ばし」になり、
重心移動ではなく、体側を伸ばすことがメインになったり、ちょっとバラバラで
困ることもあるわけです。

これは、橋本敬三先生ご自身も般若身経については、書いていることが
進化しているため、進化形以前のことを真面目にやっているところもあるから
だったりします。

そんなこんなで二日間、大汗をかきながら
皆さんよくやりました。

特に「全くの素人を想定して般若身経を指導する」というロールプレイは
汗だくになりましたね。


あとは、人を前にして、デカい声で指導するのに馴れることです。