年明けに昨年の話です。
仕事で割とよく仙台に行きます。
また、写真撮影にも行きます。
私の写真の先生、M先生によると、
同じものを続けて撮るということには
やはり意味があるらしい。
(M先生は、西口プロレスを取り続けて15年だそうです)
というわけで、私は
瑞鳳殿を取り続けているわけです。
「いつも同じものばかり撮っている」と
思われているようですが、
実は微妙に違ったりするんです。
昨年は、なんと仙台での「嵐」のコンサートに
ぶつかったり(あんなに人が多い仙台は初めて)、
グレゴリー君などと一緒に松島観光したり、
色々行きましたが、
私の「アートフォト一級」の終了制作は
仙台の写真10枚組みになりました。
また、松島円通院の紅葉のライトアップも
撮りに行きましたが(このあたりは殆ど意地か)、
夢のような写真を撮ることができました。
そして、大崎八幡にも行ってきました。
ここも好きなスポットですが、ここは「勝利」の神様です。
(伊達政宗公が開いた神社で、桃山形式の国宝)
そして、今回、素晴らしい御褒美を
頂きました。
うちの屋号は「teizan」と言いますが、
よく「何ですか?」と聞かれます。
これは「貞山公」という、伊達政宗公の諡号(おくり名)から
頂いており、仙台に行く際には、必ず瑞鳳殿に寄って、
政宗公にお礼とご報告をしているのです。
★ちょっと水平じゃないですが、お正月なので、紫の幕がかかって
います
まあ、猫に「小十郎景綱」という名前がついている
くらいなので、笑って下さい(笑)
瑞鳳殿は、政宗公の墓所です。
戦前に国宝に指定されましたが、昭和20年に
仙台空襲で焼けてしまいました。
その再建工事の際に、発掘調査が行われ、中から
政宗公のご遺体とともに、貴重な資料が出て来ています。
そして、この瑞鳳殿の中には、
政宗公の等身大座像があります。これは
元旦と、ご命日(5月)などに扉が開いて、
拝観できます。
つまりふつーは観ることができないわけです。
ところが、今回朝早くタクシーで乗り付け、
一番乗りで瑞鳳殿に着いた私に、
政宗公からの御褒美がありました(と思っている)
瑞鳳殿の職員の女性二人が、扉を開けて、中の
お花を変えていたのです。
久々の政宗公のお姿です。
ラッキー☆☆
二人の女性に挨拶しました。
「よく来ますが、扉が開くのはお正月かご命日くらいですよね」と
私が言うと「よかったですね」と。