操体法大辞典

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笑いと免疫力

「笑い」と「免疫力」の関係はよく知られています。

何年か前に、村上和雄先生の講演を聞いたことがありますが、先生「日本笑い学会」の会員で、吉本の協力で、糖尿病の患者さんに「お笑い」を体験する前後に血糖値を測る、という実験をしたところ、血糖値が下がっていたということでした。

 

村上先生、真面目な顔で真面目にジョークを言うので、みんな大爆笑してましたっけ。

 

私が受けたのは、M元首相とクリントン元大統領が話をしたというネタで、M首相は英語がダメなので、とにかくYes と me, too だけ言っとけ!と言われており、クリントンさんが

"I am Hillary's husband." (私はヒラリーの亭主です)と言ったところ M元首相は

" Me, too." 

 と、答えたというお話でした。

 

スイッチ・オンの生き方

スイッチ・オンの生き方

 

 

話は変わりますが、少し前の土曜のこと、三軒茶屋から新宿へ向かうために、田園都市線に乗っていました。三茶から渋谷までは5分程度ですが、電車が通常より混んでいる状態で、乗っている人達もなんだかカサカサした空気でした。

その時、丁度セーラー服姿女子中学生が3名程乗っていたのですが、お年頃というか、なんだか「とってもうるさかった」のです。

 

年頃の少女を「箸が転げてもおかしい年頃」と言いますが、これはホルモンのバランスが不安定なため、感情も少し不安定で、泣いたり笑ったりが激しい時期を指します。

 

「箸が転がってもおかしい年頃」の少女達は、私が「ちょっとうるさい」と思うほどにぎやかだったのですが、混雑した電車の中、私の前に乗っていた中年の男性は「うるせぇなクソガキどもめ」「うるせぇな」とずっとブツブツ言っていました・・。私に鼻息がかかってくるので少し迷惑でした。

 

私もうっかりしたら「うるせーな、おいコラ!」くらい言ったかもしれません(笑)。

 

笑い声でも、同調しておかしくなる場合と、イラッとする場合があるのはなぜでしょう? 不思議なものです。

 

 

さて、先日のことですが、上野広小路の「お江戸広小路亭」の「ダーリン寄席」に行ってきました。これは、年になんどか開催されるのですが、ここ数年は毎回顔を出しています。

 

同じ芸人さんや噺家の方をずっと見ていると、前座から二つ目、真打ちと昇進した人もいますし、コンビを解消して新たなコンビを組んだ人などもいて、面白いものです。

 

そして、私達は大抵一番前を陣取っているので、多分出演している皆さんも「あ、またあいつらだ」と思っているのではないかと(笑)。

 

というわけで、今回も笑ってきました。やはり笑うというのは、エネルギーをつかいますが、あきらかに元気になります。

 

声を大にして言いますが、落語は是非、放送などではなくナマで演芸場で見るに限ります。

 

マクラ(前振りみたいなもの)から、噺に入る、一番「おおっ!」とくる瞬間は、放送ではカットされてますから。。。

 

蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負

蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負

 

 そして、オトナのジョークでしたら、東京操体フォーラムの最高顧問でいらっしゃる、島地勝彦先生と、開高健文豪の「蘇生版 水の上を歩く?酒場でジョーク十番勝負」をとうぞ。

なぜ、蘇生版なのかというと、絶版していたものを「蘇生」させたからなのです。

お子様にはわからないかもしれません(笑)。