わたくし、今年の誕生日から一年は、数秘学でいうところの「サイクル7」の年です。
「修行の年」「内面を見つめる年」とも言われています。
そういえば、お寺で修行してるじゃん!
と、一人ツッコミしたりしますが、今年は本当にお寺やお坊さんに縁があるというか、強制的に仏教の勉強をしています。
この前、橋本敬三先生のお墓参りに行きましたが(葛岡霊園です。私の親戚も何人か入ってます)、
「卒塔婆が立ってる。南無阿弥陀仏って書いてある」
「南無阿弥陀仏は浄土宗か浄土真宗だけど、浄土真宗は卒塔婆は確か立てないっけ」
ということは「浄土宗か??」と、推測したら、やっぱりそうでした。
お数珠も「日蓮宗の数珠」はわかるようになってしまいました。。。
今は、東京国際仏教塾のレポート書いてるし・・。
4月には日蓮宗のお寺で修行してきたし、5月は浄土真宗のお寺行ったし、6月第二週の週末は、二泊三日で鹿野山で禅を体験してきたし(お経よむのが結構たのしいことがわかった・・)、その週の半ばには、秋保の慈眼寺行ってきたし。
そういえば「花戦さ」も坊さんが出てくる話だったっけ。。。
そして私が愛読している
5巻で終わってしまい、その後どうなのかな〜、と待っていたら
出ました。
今度は、在家の行者、蒼雲さんのお話です。
(霊験修法曼荼羅にもちょこっと登場します)
蒼雲さんは、在家の坊さんなのでお寺に住んでいるわけではないのですが、お寺の仕事や、ご祈祷の仕事をしています。
そしてたま〜に「怪異を祓う」仕事を頼まれます。
蒼雲さんは、慈童さんのように「みえる」タイプではなく、「感じる」タイプなんだそうです。
また「仕事」の前には毘沙門様を拝み、現場に毘沙門様も一緒に来て貰い、毘沙門様に色々聞いてお仕事をこなす、というスタイルです。
一巻は、孤独死した老人の霊を払うところからはじまります。今後こういうケースは増えるかもしれません。
印象に残ったのは、犬猫を14匹飼ったまま、急死した老人の話です。
残された犬や猫が「お水ちょうだい、ご飯ちょうだい」と、亡くなった老人の部屋の外で壁をひっかき、鳴いているシーンは涙が出そうです。
おじいさんには阿弥陀様を呼びます。
★阿弥陀様には「南無阿弥陀仏」です。一度でも阿弥陀様の前で「南無阿弥陀仏」と、真摯に唱えるといいみたいです(この前やったっけ。。。)
犬猫には、阿弥陀様ではなく、普通は馬頭観音様に供養をお願いするのだそうですが、今回は、馬頭観音様を持っていなかった(蒼雲さんは出張で来ているのです)ので、持っていた将軍地蔵様にお願いします。
★お地蔵様は六道の衆生を救済する菩薩です。犬猫は餓鬼道や修羅に落ちた子もいるかもしれませんが、救って下さいます。
犬猫達にお水を飲ませ、元の姿に戻し、お地蔵様(お地蔵様は全ての生きとし生けるものの地母神)が導いてくれます。浄土に行ける子は行き、また生まれ変わる子は生まれ変わるのです。
ううむ。そういえば、今度羽田守快氏の「お地蔵さま」の本が出ます。
前作の「聖天さま」も読み応えがありました。
これも面白かった。
どんだけ羽田守快さんの本読んでるんや!って言われそうですが
これは表紙が荼枳尼天さんですね。
★豊川の荼枳尼天さんは剣ではなく稲穂をもっています。天部衆のお勉強には最適です。
そして、私は宿曜占星術も好きなんですが、羽田守快さんは「密教宿曜占星術」の本も書いていらっしゃいます。これ、密教占星術の本なんだけど、本格的な開眼法なども書いてあります。
密教宿曜占星術: 36種の星獣が、あなたの運を拓く (エルブックス・シリーズ)
- 作者: 羽田守快
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