操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

手のかけ方、操者のポジションを学ぶ。

操体関係の本で一番売れているといえば、

 

万病を治せる妙療法―操体法 (健康双書ワイド版)

万病を治せる妙療法―操体法 (健康双書ワイド版)

 

 だと思います。しかし、この本の残念なところと言えば、イラストで細かいところがよく分からないということです。つまり、明確に描いていないので、実際どのように手をかけるのか、ということは、読者の推測によってしまうということです。

 

実際、イラストを見ると「これは違うぞ」というものがいくつかあります。

 

f:id:lovecats:20180401152921j:plain

これは、操体操法の中では有名な?「膝の左右傾倒」です。

イラストでは女性がミニスカをはいているというのは置いといて、操者の手です。

あまりにも大雑把なので、これを見て操法をやってみる場合、見た人のスキルというか、眼力というか、その辺りに頼るしかありません。

 

と言うわけで、今回の「GWプレミアムベーシック講習」では、足関節の背屈(巷では「つま先上げ」という方もいます)、膝の左右傾倒、伏臥膝関節腋窩挙上(世の中には「カエル足」という方もいます)、下肢の押し込みと引き込み(世の中には、かかと突き出しいう場合もありますが、厳密に言うと、踵の突き出しと、下肢の押し込みは、連動が違います)など、第一分析ではありますが、どこに触れてどこに介助を与え、操者はどこに位置するか、などのポイントを、新たな(第五分析)のエッセンスも入れてッ指導する予定です。

 

 

もっと言えば、いわゆる「基本」(上記最初の3つの操法)を練りあげて、これだけでも顕著な変化を得られるようなことをお伝えする予定です。

指一本のかけ方によって結果が違ってきます(信じられないけれど、本当です)

 

2018GW操体プレミアム・ベーシック講習のお知らせ - 操体法大辞典

 

blog.teizan.com