先日、東京操体フォーラム実行委員の岡村先生から「神田橋條治」先生の話を聞いたので、何冊か読んでみました。
これですが、しょっぱなから「橋本式操体法」という文字が目に飛び込んできます。
お医者様が書籍で書く時は「橋本式」と書かれることが多いような気がするのは私だけでしょうか。
ちなみに、ここでは「養生法」とされており、神田橋先生ご自身も「自分で試した」ようなことが書いてありました。
「橋本式操体法」で、連想するのは、「楽なほうに動かして、瞬間急速脱力」、つまり、第一分析的なやり方です。
しかし、瞬間脱力(瞬間脱力も、勿論有効なんですよ)が、その威力を発揮するのは、
「操者がちゃんと補助をした時に限る」のです。
そうです。支えや補助があってこそ、安心して抜けるんです。
それでは、セルフケアの場合、瞬間脱力が「邪魔」をすることがあります。
操体をセルフケアでやる場合、瞬間急速脱力は、あまりお勧めできません。
瞬間急速脱力でなくとも、操体のセルフケアは可能です。
般若身経(般若心経ではない。操体の基本を真理を説いたお経になぞらえたもので、操体実践者の中では、非常にメジャーな用語です)は、勿論瞬間脱力しません(してるところもあるようですが。。。私はやりません)。
例えば、膝の左右傾倒、足関節の背屈、伏臥位での膝関節腋窩挙上(うちでは言いませんが『カエル足』と言ってる人もいる)なども、瞬間急速脱力せずに、安全に行うことができます。
操体法の基礎を学び、セルフケアを習得できるプログラムです。
基本的に個人レッスンなので、基本的にご希望に沿った内容に致します。
20年以上やっている、うちのベストセラー講習です。
三浦先生の講習を受ける前に、受けてみた、と言う人も多数。
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