操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2020年夏の操体法講座(アップデート)

梅雨が明け、急に暑くなってきましたね。

 

毎年夏は夏季集中講座をやるのですが、今年は色々な状況から「施術+ベーシック講習」「ベーシック講習オンライン」を中心に行う予定です。

 

予定(現在の予約可能状況)

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施術+ベーシック講習は、操体の施術とベーシック講習がセットになった、人気の講座です。

 

一度操受けてみると、大抵の方が抱いている「きもちよさ」に関する疑問が解けます。

 

「きもちよさって、どうもよくわからない」という方も「なるほど!」と納得して頂けています。

 

★畠山(講師)は、20年以上「操体法のきもちよさって、よくわからない」とか「本を読んでもわからない」という方向けに、操体ベーシック講習を開催してきました。

 

なので「どこがわからないのか」「どこがネックなのか」というのがよく分かります。

 

★身体能力に優れた指導者(例えば、治療家というよりも、身体能力を研究している方々)は「原始感覚(快か不快かききわけるちから)」が優れていることが多いので、「きもちよさを聞き分けやすい」「からだが無意識に動いたりしやすい」ことがあります。

 

そういう指導者は「きもちよくなって当たり前」とか「からだが動いてきて当たり前」のようなことを言うことがあるようです。

 

いいですか「からだが動いてきて当たり前」なんていうことは、ありません。

「人によっては動く」だけです。

 

私のところには「きもちよさは分からないし、からだも自然に動いたりしないので、私には操体法をやる能力がないんでしょうか」というご相談がたくさん来ます!

 

そんなことは全くありません。

 

あ、少し暑苦しくなってきましたので、クールダウンしますね(笑)

 

*****

 

操体について、色々聞いてみたいけど、今の時期遠出はね」という方からのリクエストにお応えして「ベーシック講習オンライン」を開講いたしました。

 

オンラインと言えど、個人レッスンなので、オフライン同様にきめ細かくお伝えできます。

 

操体の講習と聞くと「体操を教えてくれるのか?」と言う方がいらっしゃいますが、そもそも「体操」と「操体」は違います。

 

その違いもお伝えします。

 

コツや基礎が分かっていれば、操体は椅子に座ったままでもできます。

 

 


有名な?仰向けに寝て膝を立てて、膝を左右に倒すとか、左右側屈とか、大きな動きだけが操体法ではないんです。

また、殆どの受講生が「本で読んだのとは違う」とおっしゃいます。

 

「これでいいのかどうかわからないものを、曖昧にやる」よりも「その道の専門家に、ベストな道をショートカットで聞く」というのも、この講座のコンセプトです。

 

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操体法の「第五分析」は、まだ書籍で発表されたりはしていませんが、ここ数年、約5年くらいは、操体法東京研究会の講習では指導されています。

 

「渦状波®」(刺激にならない皮膚への接触)が、書籍として発表されたのは、1999年の10月ですから、約20年程経っています。

 

渦状波が誕生してから、第四分析(息診・息法)が生まれたので、現在では、渦状波も、20年前とは大分違った様相を示しています。

 

現在、操体基礎講座Aでは、第一分析から歴史を辿って、第五分析までのセルフケアを指導予定です(まだまだ参加可能です。初回は個人レッスン的にやりますので、おいつくことができます)。

 

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8月は「夏バテ対策」に「足趾の操法®」を味わって頂くことになりました。

受けてみて、感覚の勉強をするのも一つの方法です。