操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体を一人で行う場合のポイント

操体は一人でもできます。

いや、自分でできるからやってみたい!という方もとっても多いと思います。

 

そういう方ですが、大抵は

  • 一人でできる(自分でできる)
  • きもちよさ(きもちのよさでよくなる)

が魅力なのではなと思います。

 

 

なお、多くの方は、橋本敬三先生の「万病を治せる妙療法」などをお読みになって試していると思いますが、1つ注意点があります。

 

ここに掲載されているのは、あくまでも操者と被験者が存在するという前提の動診操法です。

 

「万病」に掲載されている「一人で行う操法」は、基本運動(般若身経)のみです。

 

他の操法は、大抵操者(治療者)の存在があります。

 

その、二人で行う動診を操法を一人でやっても、物足りないのは当然です。

なぜなら、操者がいないので「運動充実感」がないからです。

 

以前、あるところで「膝の左右傾倒」(膝たおし)を習ったという方から聞いた話ですが、一人で膝倒しをやる場合、操者がいないので、膝を倒す方に、クッションか座布団を入れるというのです。これもある程度支えにはなりますが、運動充実感が味わえるかというと、不明です。

 

 

そこで私が「操体法東京研究会」で指導している「一人で行う膝の傾倒」を伝えたところ

 

「えっ?これ、キモチヨサ、ありますよ!」と驚いていました。

(クッションや座布団など道具は一切使いません)

 

本を読んで操体をやってみたけど、きもちよさがわからない!

という方へ。

20数年にわたってそのお悩みを解決してきた「ベーシック講習」です。

操体の施術を受けられて、なおかつセルフケアの個人レッスンをやっています。

 

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