操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

ポスト・アポカリプス

ポスト・アポカリプスとは、いわゆる「終末モノ」です。

AKIRA」や「風の谷のナウシカ」「北斗の拳」のように、世界が核戦争などで一度破壊された後の話ですね。

 

映画だと、マッドマックス(2以降)とか、「ターミネーター」や「ザ・ウォーカー」。

 

ザ・ウォーカー(字幕版)

ザ・ウォーカー(字幕版)

  • 発売日: 2016/10/01
  • メディア: Prime Video
 

 ★↑ 終末戦争で、聖書が全て焼かれたアメリカ。焚書を免れた最後の聖書を持って、西に向かってひたすら歩く男(ザ・ウォーカー)の話です。

 

というわけで、先日、Amazonプライムビデオで「バッドランド」というのを観ていたのですが(これも、ポスト・アポカリプスもので、文明が滅亡してからの話です。銃がない世界で、代わりに格闘技が強さの基準となっている世界)、

途中で、サイモン&ガーファンクルの、有名な「サウンド・オブ・サイレンス」のカバーが入るのですが、あまりに良いので、検索してみたら、ありました。

 

私は20世紀の70年~80年代のハードロックやヘヴィメタルは詳しいのですが、90年代や21世紀以降はちょっと疎いんです。知らなかったんですが、Disturbedというアメリカのヘヴィメタルバンドのカバーです。

 

 


Into the badlands sound of silence

 

元々名曲ですが、いいアレンジです。


Disturbed - The Sound of Silence [Live in Houston w/ Myles Kennedy]

こちら、マイルス・ケネディとデュエット。どちらも歌が上手い。
ハモるところなどは感涙ものです。

 

 

 

読書日記「宿無し弘文」

 私は1994年以来のMacユーザである。
もちろんWindowsも持っているが、メインもスマホも、タブレットも時計も林檎だ。

一時、WindowsにやられてMacユーザの肩身が狭かった時(そんな時もあったのだよ)も、Macを使っていた。で、ジョブズがアップルのCEOに戻ってきて、一度MacExpo Japanで基調講演をしたことがあるのだが、聞きに行った。

また、橋本敬三先生に深いご縁がある、ホテルオークラ東京(ご子息が副社長まで勤められた)は、ジョブズの定宿だった。

 

というわけで、ジョブズが禅に影響を受けていたのは知っていたが、アメリカにおける禅の広がり方についてはいささか不勉強であった。

 

乙川弘文とは、ジョブズが「生涯の師」と仰いだ曹洞宗の僧侶であった。

 

さらに、私は曹洞宗で在家得度している(プチ出家、と私の先生、中野東禅老師はおっしゃっている)。これは読まねば!

 

この本は「イーディ」のように、作者柳田由紀子氏が、時間をかけて、弘文を知る人に丹念にインタビューをとってまとめている。

 

人によって印象がまるで違う。

 

宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧

宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧

 

 

 弘文という人は不思議な人だ。

お寺の生まれではあるが、京大大学院を出て、永平寺で修行し、アメリカで曹洞禅の布教をする。

比類なき高僧なのか、破戒僧なのか。

 

中谷巌先生曰く

 

著者がついに見いだしたものとは?

それは、挫折し、懊悩し尽くし

自ら「願って」地獄に堕ちた「泥中の蓮」だった!

 

 

 

もぐっちみーたん。ハグは心の栄養剤

 猫ちゃんをだっこすると、とてもきもちいいものですが、きもちいいのは人間だけで、猫ちゃんは「やだ〜」とか「やめて〜」と、脱走しようとします。

 

というわけではないのですが、マイクロビーズのクッションを買いました。

「もぐっちみーたん」というシリーズなのですが

 

これがカワイイ(笑)上に、使えます。

背もたれにもなるし、肘掛けにもなるし、抱き枕?にもなる。

 

で、なんですか。このヤワヤワしたいい触り心地は。

とろりんとしていて、癒されます。

 

まずは黒い子を買ったのですが、茶とかミケもうちの子にしてしまいそうです。

 

 

 

もぐっち みーたん 黒 (MOGU) (クッション)

もぐっち みーたん 黒 (MOGU) (クッション)

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

腰背部(ようはいぶ)のぎっくりと操体。

7月19日、朝起きたら、背中に痛みが走りました。

エリア的には、骨盤の上と肩甲骨の下です。脊柱起立筋が左右に痛みます。

 

これは、もしや「ぎっくり」したのでは、と少し焦りましたが、午前中は施術会があったので、それは普通に済ませました。

 


今回は、新しいクッション枕と、朝方の低気温と、仕事のしすぎ(笑)ではないかと。また、最近環境的に、右足に体重を掛けて作業することが続いていたので、自分でも「いくら気をつけていてもまずかったかな」というところもありました。つまり自分のチョンボです。

 

午後は、三浦先生の定例講習でしたが、途中で、背中がものすごく痛くなってきました(汗)。しかし、内臓的な痛みではありません。

 

あまりにも私が痛そうにしていたのか、三浦先生が

「ベッドに腰掛けろ」と。

腰掛け位で、第五分析的な動診と操法を二種(動きは同じだが、順番が違う)

その後仰臥で足趾と渦状波(この時は意識が飛ぶ)。


突然痛みが消失するとか、劇的に痛くない、みたいなわけではありません(患部には触っていない)が、痛みのエリアが狭まってきました。左右両方の脊柱起立筋辺りに痛みがあったのが、右側のT11〜L2辺り、右の脊柱起立筋近辺に寄ってきた感じです。

この時点で「ものすごく痛いぞ」のエリアは脱していました。

 

よく「なにもなかったようによくなっている」ような、劇的な改善を期待する方もいますが、筋肉や細胞が痛んでいれば、それらが復活する時間も必要です。

 

操体法の場合、終わった直後よりも、翌日や翌々日に

「あれ?なんか軽いぞ?」ということが多いのです。それは「急激に改善したものは、元に戻るのも早い」ということでもあります。

操体法(第二分析以降)は、遅効性でなおかつ「ながもち」するのです。

第一分析は「速効性があり、戻るのも早い」のです。

 

また、その後、鍼を打って貰いました。

 

私はその時、三浦先生には何も言わなかったのですが、先生の指が右の背中に触れて、痛みの中心辺りでとまり、そこに打って貰った鍼が、響きました。気持ちのいい響きです。

 

(鍼というのは独特の「響く」という感覚があります)

 

「うわ、見つけてくださいましたね???」みたいな感じです(笑)

 

ちなみに、鍼を使わなくても、操体法の施術でも「響き」は得ることもできますが、今回は救急ということで、三浦先生は鍼を打って下さったんです)。

 

なお、三浦先生は鍼灸師でもありますが、私は何度か「救急だ」という時に鍼で助けていただいたことがあります(ハナミズが止まったり、咳が止まったり)。

 

また、猫の真魚君が風邪をひいた時に鍼を打って貰ったり、猫にきびができた時にも打って貰って、良くなったこと、そんなことはよくあります。

(勿論、その後に渦状波)

 

その、打ち方というのは、橋本敬三先生から直伝というヤツです。
いわゆる○○に効くツボに打つ、というのではなく、触診して、数ヶ所にさっと打つ、というやり方です。1分もかかりません。

 

今日は火曜ですが、痛みのエリアは手掌大くらいになっています。
運動制限はあまりありませんが、特定の捻転(右捻転)だと痛みが起こります。左捻転なら大丈夫で、右捻転しても、重心を左足に置けば大丈夫です。

 

一番痛いのは、仰臥位から起き上がる時ですが、ポジションに気をつければ、これも何とかなります。

 

私は操体の臨床家なので、転んでもタダでは起きませんが、こう言うときは、何かしらメッセージがあるのだと考えます。

 

「第五分析を、あらためて体感しなさい」ということではないでしょうか。

 

操体って、自分で治せないの?」という方もいらっしゃいますが、それならば、我々のような「操体専門家」は必要ないですよね。

「自分で治せるほど間に合っていない」時のために、我々がいるのです。

 

また、臨床家が「ケガや病気」をするというのは、「クライアントがどんな気持ちなのか、どんな状態なのか、体験しなさい」ということでもあると思っています。

 

 

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 どうしてねこはぎっくり腰にならないのかな?

マスク用スプレー

マスク、暑いですね。冷感マスクでもやっぱり暑い。

 

寝る前に毎日ふきんソープで洗って干して使っています。ふきんソープの香りって、悪くないんですが、何だかつまんないと言えばつまんない(笑)

 

iPhoneの穴(?)を掃除するために買った無水エタノールがあったので、マスク用スプレーを作ってみました。

 

100均で買った小さなメジャーカップ
精製水

アトマイザー(空いていたのがあった)

エッセンシャル・オイルは、ラベンダーが「無印」で売り切れていたので、ユーカリのミニサイズを購入。

 

無印のエッセンシャルオイルは、種類がたくさんあって楽しいです。

 

 

分量は無水エタノール3に対して水2の割合と覚えます。

無水エタノール15ccをメジャーカップに入れて、エッセンシャルオイルを入れます。

5滴~10滴くらい。

それから水を10cc入れて、混ぜます。

出来上がりです。

あまり沢山作るよりも、少しずつ作って(香りも変えるといいかも)使い切ったほうがいいかもしれません。

 

ミントでもいいんですが、ラベンダーかユーカリでもいいかなと思います。

 

 

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お小言係。

私はフォーラムの実行委員にも結構小言を言う。

文句も言う。

操体用語の使い方にも文句をつける。

誰かが言わないと誰も言わないし、最近は師匠もあまり雷を落とさないから。

 

それは「信頼している」からなのと、まだ改善の余地があるから。

どうでもいいヤツは、どうでもいいから無視。

なので、私に色々文句を言われるうちは、まだ大丈夫(?)だと思って下さい。

 

20年前は「講習は、超緊張感に溢れていた」。
ドジを踏んだら椅子が飛んできたし、変な介助をしたら、はたかれた(笑)。

実技を見ていろ、という時にメモを取っていると怒鳴られる人もいた。

神聖な講習中に白い歯を見せるなとも言われた(ニヤニヤ笑うなってことです)。

(今はこんなことはありません)

 

師匠に聞いてみると「最近はじっと観察している」のだそうです(観察してるほうが怖いか)。

 

 

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みてますわよ。