お知らせです。
当方、初回(初診料 5,000円、施術料 8,000円)、2回目以降は施術料 8,000円とさせていただいておりますが、初回あるいは2回目以降、前回の施術より一ヶ月以内に起こしになる場合は、5,000円とさせていただくことにしました。
継続しての施術にご活用ください。
2020年11月より
お知らせです。
当方、初回(初診料 5,000円、施術料 8,000円)、2回目以降は施術料 8,000円とさせていただいておりますが、初回あるいは2回目以降、前回の施術より一ヶ月以内に起こしになる場合は、5,000円とさせていただくことにしました。
継続しての施術にご活用ください。
2020年11月より
こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です(たまにはちゃんと名乗ろう)。
私は「操体の指導に関する問題」的なところ、操体指導者がぶつかる壁の打破方法などをお話する予定です。
昨年、東京国際仏教塾の忘年会で、二人の方に「操体」を知っていると言われましたが、そのお二人に「説明を聞いたけど、よくわからなかった」とか「友人がやっているんだけど、全くわからなかった」と言われました。これ、こまりますよね。
11月23日、秋のフォーラムをzoomで開催致します。
締め切りは11月19日です。
2020秋季プログラム | Tokyo Sotai Forum
クロニクル(年代記)ということもあり、午後の三浦先生の「第五分析」についての、発表(これは、操体を勉強している方でしたら必見です)は、新しい事柄のご紹介になりますが、午前中は、クロニクルというとおり、操体の臨床の歴史を辿ってみる予定です。
なお、言っておきますと、今までも、三浦先生が最初に「新しいことを発表」すると、コンサバティブ派の方は、大抵は「無視」します。
これは「目線」についても、「快」についても「皮膚」についても同じです。
しかし、数年経つと、コンサバ派の方は「さも、最初からそうだったように」
「操体って目線」とか「操体って快」とか、「操体って皮膚よね」と言うのが毎回のお約束です。
例えば「皮膚」などは、ちゃんと勉強すればいいのに、憶測とか本だけで得ようとするので、刺激を与えてみたり、マッサージしてみたりすることになるのです。ちなみに、刺激すると「整膚(せいふ)」になっちゃいます。
操体における第三分析(渦状波)は、刺激ではありません。
ひっぱるとか捻るとか絞るのではないのです。
私は今から宣言しておきますが、あと数年したら、操体コンサバティブ派の方が、第五分析に興味を持って「やっぱ第五よね」とか言っているでしょう。
それくらい、操体臨床にとっては、福音です。
そうです。クライアントのからだが変わります。
そして操体コンサバの方々にも、チャンスがあれば、是非参加していただきたいと思っています。
操体を学びたいのであれば、welcomeです。
なお、動画を色々探していたら、たくさん出てきました。
昔撮った「操体法大全集」は、三浦先生のビデオですが、私もちょっと出ています。
今見ると、かなり未熟で恥ずかしいですね(汗)。
時間があれば「甦る橋本敬三」も流そうかと思っています(橋本先生がホテルオークラでセミナーをやった時の映像)。
久しぶりに、操体法の実技の動画を撮影し、youtubeにアップしました。
こちらは、よくこちらのブログでも紹介している「足趾の操法®」の中の「横足根洞もみ(おうそくこんどうもみ)です。
操体法 足趾の操法® 横足根洞 Sotai-ho, Sokushi no Soho.
こちらは足趾の操法の中の「趾(あしゆび)もみ」です。
足趾の操法の中で一番難易度が高いのが、この「もみ」です。
また、一番快感度が高いのも、これです。
見た限りは簡単に見えますが、難易度高しです。また、指を持ってぐるぐる回しているんですかという人もいますが、そうではありません。
なお、我々は単に足趾の操法ができるだけではなく、数時間続けても平気な「からだの使い方、動かし方」も習得しています。
操体法 足趾の操法® 趾もみ Sotai-ho, Sokushi no Soho Ashiyubi momi( toe manipulation)
ここから先は、三浦寛先生の動画になります。
カカトをに介助を与えていますが、これ、一センチでもずれると、外します。
先生はなんなくやっていらっしゃいますが、これもかなり難易度が高い介助です。
三浦寛による操体法の動診。右足関節外反。 SOTAI-HO, do-shin, Right foot, turn over. Gai-han.
こちらは、三浦寛先生による、動診の実技です。足関節の外反の、介助補助と動診になります。これは「動診の実技」で、操法(快適感覚をききわけ、味わう)ところまでは行っていません。「動診の模範実技」だと思ってください。
これは非常にダイナミックな動きで、快適感覚は、相当の確率でききわけることができます。
また、モデルは動きをダイナミックに表現していますが、動きがとれない場合は、それなりに対応します。
三浦寛による操体法の動診(両手合掌回旋)SOTAIーHO, Dynamic examination(Do-shin) , by Hiroshi Miura.
こちらも、三浦寛先生による、操体法の動診です。
両手合掌した被験者の手に介助補助を与え、全身形態の連動を促しながら、感覚のききわけに持って行きます。こちらも、操法までは行かず、動診の模範です。
第一分析でも、動診と操法の区別はきちんとつけていますね。
対になった動きを比較対称し、楽な方、スムースな方を操法の方向に決定します。
しかし、第二分析以降「言葉だけ『快』」を使っている場合、動診(診断)と、操法(施術・治療)の区別を曖昧にしているケースを多く見ます。
この曖昧さが「きもちよく動いて」(動いてみないと、診断分析しないと、きもちいいかどうかはわからないのに)とか、「きもちよさを探して動いて」(動いてみないとわからないので、この問いかけは本末転倒)という、いわゆる「迷走分析」に繋がるのです。
突然ですが、私は初日に「鬼滅」の「無限列車編」を見てきました。
映画館で貯めたポイントがたまっていて、映画が1本無料で鑑賞できるということもありましたが、「煉獄零巻」(特典の書き下ろしマンガが載っているやつ)を読みたいじゃん、というのと、渋谷で丁度3時間時間があったという偶然からです。指定席も三日前から押さえました。
当然ながらマンガも全部持ってるし読んでます。
さて。タイトルですが、私は受講生に、宇野千代さんの本を読んでごらん、と勧めることがあります。何故でしょう。
それは、宇野千代さんは、橋本敬三先生と同じ、明治30年生まれ(1897年)だからです。千代さんは恋多き女として知られています。彼女は山口県岩国市の生まれです。
考えてみると、会津と長州だったりして。
時代背景や当時の様子などを考えると結構面白いものです。
で、鬼滅なんですが、
たまたまもう一度アニメを見直していて「藤襲山(ふじかさねやま)」で、主人公炭治郎が戦う鬼(手鬼)が、「今、明治何年だ」と炭治郎に聞くんです。
「大正だけど」と炭治郎が答えると、手鬼は悶え叫びながら、ここ(藤襲山)にとじこめられたのは、鱗滝(当時鬼狩り現役)のせいで、それは江戸時代、慶応で、47年もここいる、というようなことを言うわけです。
ちなみに、大正元年は1912年。慶応年間は、1865年から68年の3年間です。
1865+47= 1912(大正元年)
1866+47= 1913(大正二年)
1867+47= 1914(大正三年)
1867+47= 1915(大正四年)
1916年以降は、慶応じゃなくて明治になってしまうので、除外。
となると。大正元年〜大正三年の間という話になります。
ここでですよ、炭治郎は15歳という設定です。これが、鱗滝さんのところで修業する前か後かは分かりませんが、これで考えると、大正元年に15歳だとすると、1897年前後の生まれということになります(って、私は何を計算しているんだろう笑)
つまり、炭治郎君は、橋本敬三先生と年が近いってことです(明治30年前後生まれ)。
そうなってくると、俄然「そうなのか」って思いますよね。それだけでも何だか興味がわきません??(私は「おおっ!」て思いました(笑)
「ええ年こいてマンガなんて」という人は、流石に最近はいないと思いますが(島耕作だって会長だもんね)、何か言われたら「主人公は橋本敬三先生と同じような年なんだぞ」とかなんとか言ってください。
なお、私もそうなんですが、コミックの単行本って小さいですよね。
で、ある程度の年になると、小さいと読みづらくなりますよね。
というわけで、コミックは、iPadで読むことをお勧めします。大きくて読みやすいです。
ベストなのは、Kindle Paperwhite(Amazonの電子書籍リーダー端末。画面が紙のようで、眼が疲れない)とiPadの合わせワザです。なお、iPadで途中まで読んでいたものの続きをKindleで読むということもできます。
マンガに関しては、電子本が本当に便利です。
ちなみに、この動画、見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、大正時代の東京を撮影したものを、カラーで再生したものです。
当時の人達の服装やなども興味深いところです。
カラー映像で蘇る東京の風景 Tokyo old revives in color
今日は、ハロウィンですね。あれは要するに西洋のお盆(死者が帰ってくる。で、人間だとあの世に連れて行かれるので、お化けや魔女の格好をするらしい。超意訳)です。
この辺りは調べると面白いですが、決してコスプレして騒ぐ日ではないということですね。
さて、2020年秋季東京操体フォーラム が11月23日に、オンライン開催されます。
zoomでの開催です。接続が心配な場合、接続テストもやりますので、参加申込み時にお知らせ下さい。
なお、zoomで参加出来る環境ですが、
ネットに繋がっているパソコン
Wi-Fiで繋がっているタブレットやスマートフォンでしたら大丈夫です。タブレットやスマホの場合、Wi-Fiでないと、パケット代を食うことがありますので。
お薦めは、午後のプログラムです(午後のみの参加費用は3000円です)。午前午後参加の場合は5000円になります。詳細はサイトをご覧下さい。
三浦寛先生による、第五分析の公開と、フォーラムに向けて、実技動画をバンバン撮っていますので、そちらも公開予定です。
第五分析というのは、操体実践者からしてみると、楽が快に変わった時以来、いや、それ以上の大変革です。そして「快」の意味が一層深く問われることになります。
そして、何よりもお伝えしたいのは、結果が出るということです。そしてこれは「快」の取扱いに悩んでいた(患者さんがきもちのよさを認識してくれないとか)操体実践者にとっては「快を強要しなくてもよい」と言う点では、福音になるでしょう。
私自身も、臨床やセルフケアに「第五分析」を導入し、確かな手応えを感じている一人です。
そして午後ですが、半蔵さんによる「操体でも経絡治療はできる」と言う発表です。
春は、ドラッグストアで買える漢方薬で、コロナ禍に対処するというオンタイムな話題を提供して下さいましたが、今回は「操体でも経絡治療はできる」という、これまた経絡に詳しい半蔵さんの発表です。
経絡治療と言えば、鍼やお灸を用いるものですが、鍼やお灸を用いずに、操体で経絡治療ができる、というお話です。
そして、午後のトリは、岡村郁生先生と瀧澤一寛先生による「バランス現象について」というお話です。
操体を理解するには、この「バランス現象」ということがとても大事です。
それでは、皆様のお越しをお待ちしております。
渦状波®(かじょうは)を、受けたり、足趾の操法など、無意識の世界に突入するような操体法を受けていると、色が見えることがあります。
私はあんまり色が見えることはないのですが、中には、施術が終わった後に「こんなのが見えた」と、教えてくれる人がいます。
いつも「へえー」と感心します。
からだが自分自身に、色を見せて「いやしている」のです。
色には不思議なちからがありますね。
一昨年、南会津で開催された「伝統療法カンファレンス」で、オーラ写真を撮りました。私は予想通り紫でした。 三浦先生は藍、翌日は白でした。
色の順は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」白
というわけで、白は紫の外にあります。
そして昨年、私は白でした。
スピリチュアル的に高次に行ったのでしょうか(ふふふっ)。
フォーラム実行委員のT澤さんが、以前、サロン・ド・シマジでネイルをやってもらってすごく「気分がアガった」と言っていましたし、三浦先生もサロン・ド・シマジで、ラピスラズリ色のアートネイルをしてもらった時は、アガったとのことでした。
そして、島地勝彦先生は、親指にネイルアート(伊勢丹の包装紙の柄とか、国旗など)をして、あとの4本の指はピカピカに磨きあげ、透明のマニキュアを塗っていらっしゃいました。
なお、マニキュアといえば、何度か書いていますが、橋本敬三先生のご子息、橋本保雄さんは、ホテルオークラ東京に勤務しておられ、退職されてからは「橋本保雄氏がいなくなったら、オークラのサービスの質が下がった」と言われたくらいの名物サービスマンでした。
話が長くなりましたが、マニキュアは、紳士の身だしなみでもあったのです。
まあ、仕事柄マニキュアはダメな場合もあるでしょうが、甘皮を処理して、ピカピカに磨くくらいなら。。
そうやって色に心を馳せていましたら、目に付いたのがこの本です
この本は、イメージ別に3色の組み合わせが紹介されています。
勿論、再現できるように、色の数値もしっかり掲載。
ナチュラルとかポップとか。この本の表紙自体も「リラックス01 ほんわりくすみミルキー」という名前がついています。
ためしに、自分のサイトの色を少しいじってみました。
TEI-ZAN操体医科学研究所 Sotai Practitioner TEI-ZAN
結構ごちゃごちゃしていたので、多少すっきりしたかな、という感じはします。
これだけでも何だかすごい気分転換になります。
東京操体フォーラムのサイトも、シックな秋色にしてみました
ウエイクワードをご存知でしょうか。
iPhoneを持っている人は、Siriというアシスタントが入っているのはご存知だと思います(Macのパソコンにも入ってますね)。
ウエイクワードというのは、これらのアシスタントを起こす(起動させる)言葉です。
Apple系 Hey, Siri
amazon アレクサ
ですね。
これ、やってみるとわかるんですが、ヘイとかOKは、結構勇気がいります(笑)。
アレクサ、も最初は恥ずかしかったんですが、慣れました。
もしかすると、Hey SiriもOK Googleも慣れかもしれませんが、ちょっと恥ずかしい。
日本人だも~ん(笑)
というわけで、私はもっぱら「アレクサ」です。
アレクサ、電気つけて
アレクサ、サラ・ブライトマンかけて(Amazonミュージックから掛けてくれる)
アレクサ、今何時?
アレクサ、今日の天気は??
とかなんですが、
操体にも「ウエイクワード的」なものがあります。
これは、「からだが起きる」「からだが反応する」言葉です。
「体感語」とでも言ったら良いでしょうか。
先日、受講生が「私もその言葉を臨床で使ったほうがいいんでしょうか」という質問がありました・
三浦先生は「自分が使いこなせる自信がなければ、使わなくてもよい」とアドバイスしていました。
本人が「こんな言葉、本当にからだが反応するのかなぁ」とか「今ひとつ自信がないなあ」という感じならば、使わないほうがいいです。
操体の臨床で、意外と忘れられがちなのが、言葉の使い方です。
からだは、言葉に反応します。
立て板に水、のように、すらすらっと言葉が出てくることがありますが、すらすらっと出てきても「からだに通じていない」ことがよくあります(みているとわかります)。
要は、立て板に水的に、すらすらっと話しているけれど、からだに伝わっていない場合と、一語、一語がからだに伝わっている場合は、あきらかに違うのです。
操体の創始者、橋本敬三先生は、さすが東北の人というか(私の父方の祖父、宮城生まれと話し方がそっくりです。年も同じくらいです)、「東北のおじいちゃん」的な話し方ですが、東北弁なので、立て板に水という感じではありません。
しかし、動画やラジオの声を聞くと、「からだに届いている語りかけ」であることがわかります。
また、我らが師匠、三浦寛先生の言葉の誘導は、選び抜かれた単語とタイミングに加え、からだに届いているというのがよくわかります。
これは「被験者(患者)」に語りかけているのではなく「からだ」に問いかけているのです。
これを、操体的ウエイクワードというのでは。
そして、その辺りには、ヒプノセラピーというか、橋本敬三先生が「意識を変える名人」だったということも繋がってくるような気がします。
治療室に入ってきた人をじろっと見ただけで、治したとか「またまた~」的な「橋本敬三伝説」がありますが、声をきいてみると「言葉かけ」で患者さんの意識を変えている、意識というか、無意識を変えることによって、治癒に導いているのではないか」と思ったりします。
そして、それは東北弁なのです(多分)。
西の方の方は「操体」をそおたい(博多弁のそうたい、そうたい、のサウンド)で発音しますが、「そおたい」「そおたいほお」ではなく「そうたい」「そうたいほう」なのです。
勿論、各地の言葉によって違ってもいいのですが、もともとの、橋本敬三先生の言葉かけは、東北のサウンドなのです。
私自身、この動画で橋本敬三先生の声を聞いた時は、話し方のあまりの懐かしさに、驚愕したものでした。
橋本敬三先生のなさっていた操体法を学ぶのであれば、是非東北弁で再現していただきたいと思います。
今は絶版のようです↑